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FXは会社じゃねえんだよ!

会社は学校じゃねえんだよ!ってセリフで人気のあるドラマを見ていて、FXにもよくあてはまるなーと共感しています。

1. コツコツ努力しても、成果はよくならない
日本人は本当に勤勉で、コツコツ努力することに優秀で、それを美徳と考えています。コツコツと真面目に努力を継続すれば、結果が出ると言われたことは、ありませんか。もし、相場の事をたくさん勉強し、様々な手法も勉強し、チャートパターンを覚え、経済の知識を勉強して、相場の世界で稼げるなら、間違いなく日本人は、億万長者が多い民族になると思います。

野球の試合で、野球に詳しい方がTVで野球の事を解説する仕事があるのがご存知ですか?
そう、解説者の事です。野球の解説者は、野球の知識が非常に豊富で、TVを見ている方にも野球が分かるように説明をしています。ですが、彼らが優秀な選手なのでしょうか。現役時代は優秀な選手だったかもしれませんが、知識が豊富だから優秀な選手になれたのでしょうか。知識が豊富だから優秀な選手になれるのなら、野球の知識を増やす事に力を入れればいい。
ですが、知識が豊富=優秀な選手になれるは、成立しません。
トレードも一緒です。知識が豊富=稼げるトレーダーにはなりません。
だから、コツコツ努力しても成果が良くならないのです。

2. 仕事がないなら、自分で仕事を探せ
私は、会社で仕事を始めた時に、仕事が終わり、上司に仕事が終わったので、何をすればいいのですかと相談したことがあります。ですが、その時に「仕事がないなら、自分で仕事を探せ、それが社会人として常識だ」と教わりました。
この考え方の人は多いのではないでしょうか。仕事ないなら、さぼらずに新たな仕事を見つけることが日本人の美徳だと感じています。
これは、トレードにおいて非常に危険です。なぜなら、トレードするポイントでないのに、チャート解析をして、自らトレードチャンスを探しにいき、無駄なトレードになってしまうからです。そして、普段の自分の売買ルールとは異なるトレードをしてしまい、勝ってしまったら最悪です。あなたの心は、甘い蜜の味を占めてしまい、ポジポジ病を発症させ、直ぐに資金を溶かす事になるでしょう。
仕事がないなら、相場から離れる。これ、稼ぐための重要なポイントです。

3. 毎日休まず仕事をすることが当たり前
会社勤めのサラリーマンなら、毎日出勤して仕事をするのが当たり前だと考えている方が多いのではないでしょうか。
一日に何十回とトレードする方もいるのではないでしょうか。
私はトレード回数が多い人ほど、自分で稼ぎにくくしてしまっていると思います。
1日に10回、100万通貨でトレードします。手数料は1pipsかかる場合、1か月で200pipsのマイナスです。つまり、手数料だけで200万の損失をしているのです。

さらに、会社を休めば、申し訳ない気持ちで、罪悪感を感じる方が多いと思います。
ですから、トレードも毎日しなければ、稼げないと自己暗示し、自ら稼ぎにくい状況を作り出し、更にトレードチャンスを見逃してしまえば、罪悪感でいっぱいになり、無駄なトレードが増え損失を出してしまいます。
相場は、「買い・売り・休む」この3つの選択肢がある事をトレードする前に考え、トレードするよりも休むことのほうが重要だと気づかない限り、稼ぐことはできません。

FXでは会社で働くように真面目にコツコツ努力し、毎日仕事をすれば成果がよくなる考えを捨てないと、あなたの資金はすぐに底をつくかもしれません。


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