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企画 = 企画書?

アマゾンの会議ではパワポ禁止、箇条書き資料も禁止だという。これは非常に共感で、自分もプロジェクト初期はパワポを作らない。大枠の方向性が決まるまでは要件を整理したメモ書きで十分だと思っている。逆に、テキストで伝えられない内容は、どんなにパワポで膨らませても「で、何が言いたいのだっけ?」となりかねない。これでは、聞き手や読み手に対して失礼だ。

パワポは伝えたいことを伝える一つのフォーマットに過ぎず、もっと手軽に伝えられるツールは今の時代沢山ある。ほとんどの場合、要件をまとめたテキストで十分だし、体験系のモノであれば100ページの資料よりも、1日で作ったプロトタイプの方が伝わったりする。1分で伝えられる感動を、100ページに膨らませるのは意味が無い。

もちろん、TPOに応じて資料が必要なことがあるのは事実で、そういう局面では筋道だった資料を作れば良い。

大切なのは「伝えたい中身」であり、限りある時間は中身をつめることに割いた方が賢明だ。そして、仕事において何より重要なのは、フォーマット自体にあるのではなく、伝えたいことをカタチにする覚悟であって、想いを実現するために今この瞬間をどうすればよいのかを考え、具体的にアクションしていくことにあるのではないかと考えている。

Photo by Charles Deluvio on Unsplash

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