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5 soarが届けていきたい情報や現在の活動の広がり

初めまして 依田 賢一と申します。

前回に引き続きwebメディアsoarクラウドファウンディングリターンイベントin大阪の書き起こしをしています。

soarとは


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それでは続きをどうぞ!


話し手:soar 編集長 工藤 瑞穂さん
(夏の暑い日に吹く窓から入ってくる涼しい風のような声をされていると僕は思いました。)

 私たちが大事にしていることとして、「課題や困難だけを伝えない」ということです。もちろん、課題や困難をしっかり伝えていくことも必要なんですけども、やっぱりこうテレビで見ていたりすると、今もとてもこう、いろんな事件があって殺傷事件だとか虐待だったりだとか、そういったものを見たときに、加害者の背景が伝えられることも多いと思うんですけども、ご自身も辛い思いをしている人がとっても多くって、ただ、そういったこう、辛い思いっていうのがこの世の中にはたくさんあって、「じゃあ私たちはこれを解決するために何ができるんだろう」っていう風に絶望的になってしまうような行動も多いなと思います。

なので、もちろん大変なこともあるんだけども、今こんな解決策が出てきたりとか、こういう生き方ができる可能性もあって、この先こういう希望のある未来があると思うっていうようなそういう提案を私たちはしたいなと思っています。

それによって、課題だけを見て下を向いてしまうんのではなくて、希望があることで前を向いて生きていけるようなそういう道を作れたらなという風に思っています。

 インターネットの力ってすごいなという風に私たちも実感していて、なかなか人との繋がりを持てないとか、あと家や病院から出ることができないっていう方もたくさんいらっしゃいます。なかなかそういう方とリアルでは出会えなかったりするんですけども、SNSとかでこう、情報発信をしている方とか、繋がっている方っていうのはたくさんいらっしゃるので、インターネットを使って、私たちが情報や励ましを届けることができるっていうのがなかなか今までの支援の中だけでは、できなかった価値だなと思っています。

 今グーグルやヤフーなどの検索サイトで読んでくださっている方がとても多いです。例えば「がん」とかだと結構情報があるんですけども、こういう線維筋痛症であったりだとか、会食恐怖症のような希少な障害や難病っていうのがほとんど情報がないっていう状況です。

見ているとこういう声も聞こえてきて、

「自分が悩んでいる症状や病名で検索をすると、1ページ目に医療系の情報がバーっと出てきて、症状だけ見ていると結構怖くなってきてきてしまうので、当事者の人たちの情報を探そうって思うのだけども、辛い思いを書いているものだけを見ると余計辛くなってしまったりとか、ブログって途中で途切れているものとかもあったりするので余計に不安になってしまう」

っていう声がとても多いです。

なので、希望を求めてインターネットで検索をした人がより絶望してしまうのではなくて、少しでも安心できたりとか、自分と同じ病気の人がこんな生き方してるんだっていう風に希望が持てるようなそういう情報をsoarが届けられたらいいなという風に思っています。

 
 ご自身の感情や悩みで検索する方もたくさんいらっしゃいます。
例えば、大切な人を亡くした方へのグリーフケアだと「グリーフケア」と検索するのではなくて、「死を乗り越える」という風に検索していたりします。辛い思いっていうのを検索窓に打った方達がたくさんいらっしゃるんだろうなっていう風に思うんですけども、そういった自分では解決策であったり、名前がわからないようなものに対しても、「感情」「悩み」で検索をしたらソアーの記事が出てくるっていうようなそういう状況を作っていくことができたらいいなと思います。

たくさん日々感想をいただいていて、同じ難病当事者として共感と希望をくれましたとか、私とやっとぴったりの方にめぐり合うことができたっていうような声もいただいています。


 こちらの会食恐怖症の記事はこの記事を見てやっと病気に気づいて病院に行って、治療につながることができたっていう方もたくさんいらっしゃる記事になります。励ましを届けるっていうことだけでなくて実際にちゃんとサポートにつながるっていう行動も今、起こせているっていうような状況なのでこれをもっともっと加速していけたらなと思っています。

今、一月に約30万人の方が見てくださるメディアに成長していきました。

続く

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