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近くて遠い「家族」のことを僕たちはまだ知らない

「家族」についてあなたはどれくらい考えたことがありますか?

自分の生まれた家族についてはなんとなく知っていても、他人の家族がどんな風に暮らしているか知っている人は少ないのではないだろうか?

近くて遠い「家族」について知ることはあなたが求めている「幸せ」のヒントになるかもしれない。

この記事は自分の将来、家族を持つこと、持たないことを選択する時の判断材料の1つになるように作成したものです。


2019年9月17日 SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAとのコラボレーション企画として、
マザーハウスカレッジ特別編を渋谷CASTで開催された。

テーマは「家族」

「家族」という、一見古く見えても、
それぞれの時代の価値観の変遷に強く影響を受けてきた身近なテーマに光を当てることで、「私たちのいま」に注目した企画。

「家族」というテーマに向き合い、新しい挑戦をしている二人のゲストと(株)マザーハウス 代表取締役副社長の山崎大祐さんの対談が行われた。

ゲスト紹介

藤代健介さん

共同生活コミュニティCiftを創設し、運営を行っている。

Ciftとは

家族という最も繋がりが強いコミュニティを仮想拡張し、シェアハウスやコーワーキングスペースとは違う、コーファミリーという強い価値観の繋がりを持ったコミュニティ内での共同生活空間のこと。

新居日南恵さん

様々な家族のあり方に触れる「家族留学」を実施している(株)manmaの代表取締役

家族留学とは若者が別の家族のもとに訪問・生活を共にし、様々な家族のあり方に触れ多様なライフプランを作ることの力になることを目的としたもの。

お2人のされている事業内容を見てみると、
今までの家族観とは違う可能性を作り上げられる未来を想像することが出来る。ぜひHPを見てほしい。家族について悩みのある人は実際に参加してみてほしい。何か変わるはずだ。

ここからは対談を聞いた後の僕個人の考えです。

たくさんお金を稼いでも、自分の夢を叶えてもただ今を生きることに精一杯な時でも、どこかで誰かと愛し合える関係やお互いの正直な思いや行動を認め合える関係が欲しい。

でも、どうやって作ったら良いか分からない。
生まれた時からいる家族とは人生観も違うし、その家族と一緒に生きていきたいとは思わない。

家族とはなんなのだろうか?
僕が思う家族とは

この世で唯一他人の生き方を否定し合うことが出来る関係性だと思う。

なぜなら共に人生を生きていくからだ。

1人で生きていくのであれば誰に何を言われてもどんな選択をすることも自由だ。だけど、複数で生きていくのであれば、その人それぞれにやりたいことや価値観やスピードが違うし、人間は一人一人全く違う生き物なのだから、それを合わせたり、否定したり、妥協したり、相談したり諦めたり、我慢したり、認めたりして生きていかなくてはならない。

家族以外が否定してはいけない理由は関係ないからだ。友達も、会社も、後輩も上司も、たまたま出会った人やネットの書き込みに自分の人生について否定されてもその人達には自分がどうなろうと責任がない。たとえ正しい時があったとしても。責任がないから否定してはいけない。僕はそう思っている。

ではなぜ共に生きていく必要があるのか?そういう関係性を求めているのか?

それはこの世で1番嬉しいからだ。
その嬉しい時間を長く過ごしていくために、誰かと一緒に生きた方が良いと僕は思う。

これは結婚した方が良いということではない。
子供を作った方が良いということではない。
男女でなければいけないわけではない。
血の繋がりがなくてはいけないというわけではない。
一緒に住んでいなければいけないというわけではない。
1人だけしかつくっていけないわけではない。

自分が求めることと相手が求めることを同じように考えて、知って、話し合って、正解のない問いに一緒に答えを出していくことを諦めないという信頼関係を互いに築いていくこと。簡単に諦めないということ。

ぶつかってぶつかって悩み苦しむことになってもそれでもあなたと私は生きていきたいと同じように思ってくれる人が僕は欲しい。

簡単に出会える時代だ。そして簡単に離れられる時代でもある。嫌いな人とは離れられる。嫌いな場所から逃げることもできる。

そんな時にあなたと生きていきたいと互いに思い合える人や場所に出会いたい。

そんな風に生きていきたい。そんな自分になりたいと僕は思う。

拡張家族や家族留学にはそうなれる可能性や考え方のヒントがあると思う。今日は参加出来てとても良かった。



家族を知らないという事実と問題提起

僕の家族とは

今回のイベントの個人的感想



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