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海外検証までの道のりとマイベストだからできること

こんにちは!マイベストの高山です。コンテンツ制作部のコンテンツプランナーを担当させていただいております。
毎年恒例のアドベントカレンダーですが、私が12月3日の担当させていただけることになりました。

今年のアドベントカレンダーのテーマは「マイベスト社員が選んだ、会社のおもしろいところ」。
このテーマに対し、私はマイベスト初の海外検証実現までの道のりをシェアさせていただきます!

マイベストという会社だからこそ実現できた企画の裏側を書いているので、社内の人はあのコンテンツにそんな背景があったのか〜と思っていただきながら、マイベストのことが気になっている人はこんなこともできる会社なんだ!と思っていただきながら読んでいただけると幸いです。



まずは自己紹介させてください

改めまして、高山健次(@kenji__takayama)と申します。
2021年6月にマイベストに中途採用で入社しました。

私は大学卒業後、関東を中心に店舗展開をしている家電量販店の会社に入社し、店舗にご来店されたお客様にスマートフォンや光回線・ポケットWi-Fiといった通信サービスや、イヤホンやスピーカー・電話機など家電製品の販売をしていました。

元々スマートフォンやオーディオプレイヤーといったガジェットが好きだったこともあり家電量販店の会社に入社しましたが、2020年のコロナウイルスの影響でそもそも店舗が休業してしまったり、休業が明けたあとも来客が鈍化したりと先行きも不安な状態に。

そんなときに偶然マイベストの存在と採用情報を知り、自分の好きな分野をそのままに接客業からコンテンツ企画制作にジョブチェンジができること、なにより「実際に商品を購入して検証し、本当におすすめできるものを発信するメディア」ということに魅力を感じマイベストにジョインし、今に至ります。

自己紹介が済んだところで、さっそく本題についてお話させていただきます。

マイベスト史上初の海外で検証したコンテンツを制作


右下の写真はめっちゃ自撮り棒伸ばして撮った

2023年7月に公開した「海外Wi-Fiレンタルのおすすめ人気ランキング【徹底比較】」。コロナによる渡航制限や水際対策も緩和され、海外旅行が解禁されたタイミングということもあり、毎日多くのユーザーにこのコンテンツを見ていただけています。

このコンテンツで気合を入れたところはずばり、海外で検証したところです。海外Wi-Fiレンタルの本当のおすすめできるサービスを見つけるために、通信速度や制限のかかりにくさを韓国で検証しました。

マイベストは社内に留まらず、必要であれば社外でも検証します。マリンシューズの歩きやすさを調べるために海に行ったり、防水カメラの画質のよさを調べるために室内プールを貸し切って検証したり…。


ガチです

ユーザーのためならとことんやるというユーザーファーストのスタンスと、そのために協力は惜しまない会社がマイベストです。海外Wi-Fiレンタルのおすすめを見つけるために海外で検証という前例がなかったことに対しても、マイベストだからこそ実現できました。

ユーザーのためを考えたら海外検証が必要だった

海外Wi-Fiレンタルでユーザーに本当におすすめできるサービスを見つけるために、まずどんな検証を行うのかを考えました。
安くレンタルできるサービスを調べるための「料金の安さ」の検証軸や、1日中使っても電池が持つかどうか調べるための「電池持ちのよさ」を検証軸だったり。

いろんな検証軸を考えているにあたって、「そもそも不便なく使える速度なのか?」「使っていて制限にかからないか?」といった疑問が出てきました。

というのも、通信サービスによっては品質に大きなムラがあるからです。たとえば、格安SIMのコンテンツであれば実際にSIMを契約して速度を毎月調べていますが、速度に100倍の差があったり無制限と謳いつつもそもそも速度制限にかかっているような遅さのサービスが存在しています。
小さく注釈を入れて説明しているサービスもあれば、まったく記述をしていないサービスもあり、実際に使ってみないと本当におすすめできるかどうかがわからないものが多い…。

海外Wi-Fiレンタルも公式サイトの情報だけではサービスの実態を判断できず、「通信速度」や「制限のかかりにくさ」を調べるために海外での検証も視野に入れて企画を考え始めました。

海外検証は前例がなかったため、本当に実現できるのか?と不安も持ちながらもユーザーのことを考えれば考えるほど必要だという答えだったのと、ユーザーファーストのマイベストならきっとこの企画を応援してくれると思えました。

企画会議にて海外検証が現実に

海外で検証することの必要性・実際にかかる費用・海外での検証日程表をすべて用意。マネージャーやクオリティコントロール部との企画会議を経て、海外検証が現実となったのです。

驚いたのがそのあとの会社としてのスピードの速さ。前例のなかった海外検証ですが、企画会議の3時間後には管理部が海外出張の申請フォームやら外貨対応の経費精算フォームが爆速で用意され、会社も全力で応援してくださっていることを体感したのを今でも覚えています。

初の海外検証!検証日前日に重大な考慮漏れに気づき大ピンチ


今回レンタルしたルーターたち

海外検証日の前日。実際にルーターも手元に揃い、その数は11台。
実際に実物を目の前にして、「そもそも11台のルーターを持って飛行機に乗れるのか?税関で没収されないか?」といった不安がよぎります。

普段から大量の商品に囲まれて仕事してそれが日常になっていたため、数の大小を気にしたこともなかったのですが、冷静に考えてみれば不審者だ。笑
調べてみると、電子機器の持ち込み制限で飛行機に乗れないケースや税関で没収される可能性もあることをこのタイミングで気付いたのです。

結果はセーフだったので一安心
電子機器の持ち込み制限に関しては、今回手配した航空会社(ZIPAIR)は制限が設けられていませんでした。しかし、別の航空会社(大韓航空)だと5個までの制限があったため、もし大韓航空を使っていたら出発前の段階で検証失敗するところでした…。
また、飛行機には乗れても海外の税関で没収されるケースも国によってあります。明確な基準は書かれていませんが、たとえばインドネシアだと複数の電子機器の持ち込みは転売を疑われ帰国時まで没収されるという投稿がありました。韓国はとくに個数制限は設けられていないようで、イミグレと税関を通過して無事入国できたときは本っっっっっっっ当に安心しました。

韓国に着いたあともイレギュラーに対処しながら、検証することに。通信速度を調べるアプリがうまく動かなかったため検証をやり直したり、通信エラーでスケジュール通りに進まなかったり…。トラブルを対処しつつ、なんとか帰国までに検証を完了できました。

肝心の検証結果ですが、「通信速度」はルーターによって速度の傾向に違いがみられたものの実使用にはほぼ問題はありませんでした。しかし、「速度制限のかかりにくさ」についてはサービスによって大きな差が。
海外Wi-Fiレンタルは1つのルーターをグループでシェアして使うユーザーをメインターゲットに想定したコンテンツのため、無制限で使えるルーターに絞って検証していました。しかし、一定のギガを超えると制限で遅くなってしまったルーターが多く、無制限といいつつも実際は無制限ではなかったサービスを明らかにすることができたのです。


無制限プランでも絶対に無制限とは限らない

やはり海外まで検証しにきてよかった、と思えた瞬間でした。実現にたどり着くまでに色々課題は山積みでしたが、ユーザーにおすすめできるサービスを届けるために、私の企画を会社が後押ししていただき感謝です。



ちなみに退勤後は韓国グルメを満喫してました!韓国は始めてでしたが、ご飯がとても美味しかったので旅行欲も満たせたのもよかったです。


ミシュランで紹介され続けているプチョンユッケ
日本では食べられない一品です


参鶏湯
お通しとばかりに置かれるキムチだけでお腹いっぱい

ユーザーのための行動なら認めてくれるのが、マイベストのおもしろいところ!

ここまで海外検証、マイベストの社風についてシェアさせていただきました。

改めて今回のアドベントカレンダーのテーマを振り返ります。私の考える「マイベスト社員が選んだ、会社のおもしろいところ」はユーザーのための行動なら実現できるところです。

自分の考えた企画を実現できたときには達成感がありますし、前例がないことでも仕事を任せてもらえるのもマイベストならではだと思います。このお話で少しでもマイベストに興味を持っていただけたらうれしいです。

以上となります!マイベストでは各職種について積極採用中です。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひご応募ください!


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