上記の面接先は内定を一昨日に貰えていたが、昨日に面接を受ける場所の結果次第で決めさせて下さいと仕事を紹介してくれた派遣会社のkさんに伝えて理解を得た。

本命は4社目の面接。
こちらは重度介護者を中心とした介護で、訪問介護としてはあまり無い1日1現場という理想的な求人。
訪問介護は全くの素人なので、新しい挑戦をするには良い職場ではないかと思って募集した。

この求人はindeedから募集をしたんだけど、保存が61人も居て人気が高い求人という事が伺える。
メールから募集したら昨日の15時に会っていただけるとの事。

時間の10分前に店の前に着いたが面接担当者が居ない。時間が過ぎても来ない。おかしい…
時間の5分後に担当者から電話が有り「今、中に居るので手を上げた場所に居ます」と言われた。

やってしまった…まさか中で既に待ってるとは…これはマイナス要素じゃないか…
俺は即座に謝罪すると担当者は「大丈夫ですよ。既に待ってたみたいでこちらも伝え方が悪かったので気になさらないで下さい」
イケメンで優しいのは反則でしょ？

担当者は自己紹介と会社についての概要を話してくれた。下記に纏めると

◯重度介護者は老人ではない人が殆ど。
◯基本的に1日8時間で週5日勤務、労働時間が1日12時間等が続いてしまった場合は週4日勤務になる。
◯シフトは毎週出る。ありがたい。
◯勤務は週4日でも正職員に当社ではしていると言っていた。バンドをする人や居酒屋を経営してる人なども居る為だと。
◯給与は額面で30万円。残業が有った場合は残業手当は8時間を超えた勤務の場合は必ず支給。車の移動交通費・駐車場代は支給される。基本的に車以外の移動は無い。
◯訪問介護事業は4年だが、本業の共同経営でITをされている。
◯1日1現場以外は無い。
◯必要な時に研修が有る。
◯直行直帰なので出社不要。
◯利用者によって多少の時間にズレは有るが1日2交代。日勤のみも可能。

話を聞いていると、この人が代表なんだね。40代位の方かな？
本当の事を隠さずに話すのが俺の面接スタイル。勿論、全てを話す訳ではない。

その後は履歴書を確認して代表が「色々されているんですね…これは麻雀ですか？」
俺「そうですね。今でもたまに麻雀はしています。」
代表「素晴らしい趣味ですね！因みにお給料は幾らでしたか？」
ちょっと待って…食い付いてきたな…
俺「給料は半分貰えたら良い方で最初はマイナスの時も有りました。」
代表「マイナスになるんですか…麻雀は店員も打つんですよね？給料はそこから引かれる…いやー私は麻雀を余りした事がないので。厳しい世界なんですね。」
俺「麻雀がとてつもなく上手く強い人なら給料は全部残るかもしれないですが、賭けていれば店によってはマイナスの人も居ると思います。」

職歴が多いので色々聞かれたけど、麻雀の話が1番長かったな…
調理師免許を持っている事を凄く評価してくれたんだけど、たまにしか作らないので簡単な料理なら作れますと正直に話したら「料理が全く出来ない人も沢山居るので、凄く評価が高いですよ！」と褒めて貰えた。

代表いわく車通勤出来る人は大歓迎で欲しい人材だと話してくれた。
今の給与面で不満が有る事を代表に話したら

代表「良かったら今は幾らいただいてるのか聞いても良いですか？」
俺「総支給はMAXで28万円位です。手取りは21~22万円位ですね。」
代表「10年働いてですよね？うちではそんな給料を提示しないので大丈夫ですよ。月に額面で最低30万円は保証します。ポストも沢山有るので上を目指せるので有れば目指して欲しいです。」
俺「ありがとうございます。上を目指して働いていきたいです。」

今の転職事情を説明すると代表は「それは早めに連絡した方が良いですね。今日の夜か明日に返事をしたいと思いますので宜しくお願いします。」

機転が効くしイケメンだし、話していて優しい印象しかないこの人の下で働きたいと思った。

当日の夜に連絡メール来る。中を見ると…

本日はありがとうございました。職場間で協議した結果、是非けんじ様に当社で働いていただきたいです。採用が決定したのでご検討お願いします。

えっ？もう採用してくれたの？
凄い嬉しいけどね。

問題はここからで、受かっていたホスピスを断る電話が派遣会社のkから引き留めの電話が有った。
普段は5分位で終わるのにこの時は30分引き留められる。
向こうも人を紹介して報酬を得るから必死なのは理解出来る部分も有るが、こっちは人生の選択をしてるんだよ。
その後は代表に宜しくお願いしますとメールを返す。手続きや研修の話は5月以降にしてくれるとの事。

5月と6月は有給がたんまり有るので全部消化してる間、1人暮らしの資金を貯める為に働こうか考えている。
Ｘではバイトすると公言してしまったけど、体調を見ながら自分のペースで働いたり休んだりしていきます。

最初はどうなるんだろうと思いながら、なんとか1ヶ月半の就職活動が終わりました。
今まで応援してくれたnoteやXのフォロワーの方々に感謝を申し上げます。

次は1人暮らしへの挑戦をしていきます。