ごきげんよう！今日も元気なインターネット中年・賢ニです。前回に引き続き、ボカコレ2020冬の際に描いたイラストと、その曲の推しポイントをのせていきます。今回は10枚目まで！前回の記事は下記リンクよりどうぞ。

6枚目　おしゃれ奮闘記(mochy)

かわいい！！！！！！おしゃれなんて、興味なんてない振りをしてきたけれど、ある日思い切ってお買い物に繰り出したら、ファッション沼にハマっちゃったよ！というお話。ミュージックビデオがとってもかわいくて、ピコピコサウンドに合わせてゲーム仕様。眺めているだけでワクワク楽しくなってきて、なんだかお買い物に行きたくなる。お願いですから、三井アウトレットか、ららぽの目に留まって、CMソングになって欲しい！！！泣 結局は「お金が足りない〜！」っていうオチなんですが、それも含めてコミカルでかわいい。Eテレのみんなのうたでもいいな...

7枚目　寒くなる(明州紀行)

ボカロはおろか作曲も初めてだという作者の自己紹介に度肝を抜かれました。よくぞ投稿してくれました。ボカコレ万歳。この出会いに感謝。冬の街、冷たい空気、吐く息の生ぬるさ、足早な雑踏、その中に立ちすくむ自分は、もう帰れない「あの部屋」を思い出している。「切ない」なんて甘酸っぱい感情ではないけれど、私はこの感覚を知っているな、と思いながら聴きました。使われている写真が、古くて小さな東京駅の入り口ってところも良い。都会の冬、孤独な僕。良い〜。

8枚目　嵐山竹林ボーイ(やみくろ)

かわいい！！！！！(2回目)巡音ルカはボカロ界のタカラジェンヌ。冴えないみんなの笑い物だった大学生男子忍者が、曲が進むにつれてどんどんかっこよくなっていくのが痛快。同じメロディを繰り返しながら、テンポよく物語が進んでいきます。トンチキと思わせて、聴き終わったら胸が熱くなっていること請け合いです。「守る者がいてこそ忍者」は男前すぎる。きっと東海道新幹線の回数券を手裏剣のごとく駆使して、新宿の彼女まで会いに行くのでしょう。ハッピーエンド最高！！あと、KAITOが良い味出してるところも好き。

9枚目　全部まとめてしあわせになればいい(サイゼＰ)

いつも通りの作り込まれたミュージックビデオ、ぶっとんだウナちゃんの高音、ボカコレでもブレずにお元気なユニットだ...と思いながらニコニコ聞いていたら、「君が息をしてたまに笑えたらそれでいい/そんな明日にちょっとずつ期待してゆけたら/こんな世界をちょっとだけ愛せる気がするよ/まずはこれを聴いてる君に幸せあれ」だなんて...ステージの上から突然指を差されて私のためだけに歌ってくれたみたいな...動画の良いところは、基本ひとりで観てるので、本当に私のために歌ってくれていると錯覚できる点ですよね。これなんてまさにそれで、私はまんまと元気が出て、「あったかくして寝よ...」とニコニコするのでした。

10枚目　ラブカ？(柊キライ)

柊キライさん、みんな大好きじゃないですか。超流行ってて、2020年の顔じゃないですか。で、ちょっと癖があるじゃないですか。今まで、いまいちその世界に入り込めなくて「なんかこわ〜い」って思ってたんですけど、「ラブカ？」についてはその「こわ〜い」が病みつきになってしまい、気づいたら何度もループしてしまっています。これが恋......？エレクトロスウィングをダークに使って、足がすくむような、深海のごとく深く歪んだ愛情がこちらに迫ってくる。手の届かないところから見ている、燃えるようなあの想い、一体なんなんでしょうね。私はラブだと思いますけどね、ラブには色々な形がありますから。しかし「ラブか？本当に？」と問い詰められると、どんどん自信がなくなっていく。テーマはピノキオピーのラヴィットと似ていると思いますが、作者によってアプローチが全然違ってて、そこが最高。

今回はここまで！次で16枚まで一気にのせます。

賢ニ