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FileMaker Serverのはじめ方

商品管理に長年FileMakerを使っており、クライアント端末のファイルを共有する形で運用続けてきました。最初は社長家族だけだったので問題なかったのでしょうが、従業員が増えて、路面店も構え、様々な問題が出てきました。

ユーザからの要望をまとめると

「時間、場所に関係なく、商品管理ファイルを開けること」

これを受け「サーバ化するしかないな」と思い調査を開始。
FileMaker Serverへの移行には3つぐらいパターンがあると思います。

1つ目は外注すること。

FileMaker Server導入をしてくれそうな企業、いくら位?と調べると・・・
大体数十万円します。
はい、「ライセンス料」は別になります。
う〜ん、不可能ではないのですが、サーバ化するためだけに数十万円毎年払い続けるのはちょっと・・・相談までさせてもらったのですが、やはり金額の時点で即却下。
この時の金額は30万円弱/年 + 初期費用5万5千円でした。
※ライセンス料は含まれていません (`・ω・´)キリッ

2つ目はFileMaker Cloudの導入。

と言ったものの、私が検討していた2019年下期は日本ではまだサービスが本格的に始まっていませんでした。 AmazonさんのAWSによる導入はできたのですが、ざっくり計算したら

「外注するのと大差ないやん!」

と、なったのを記憶しております。

ただFileMaker社がCrarisに社名変更をしてFileMaker19をリリースしたタイミング(2020年5月ごろ)から、やっと日本でもクラウドサービスが始まったようです。

外注やAWSに比べれば大分安くなったので、もっと早く導入されていたら乗っかっていたかも(笑)
スクリーンショット 2020-06-11 9.08.29

それでも5ユーザのスタンダードプランは「2万/月」

結構な金額です。

いや、これでもライセンス料込みならやっぱる乗るか(笑)
(年間24万・・・高いなぁ〜)

3つ目は自分でサーバを借りて、FileMaker Serverを立てちゃう

まぁ一番安いけど、一番大変なのは明白ですね。

結果として私はこの方法を選びました。

FileMaker 17 からFileMaker Serverライセンスが付属(←ここ重要)するようになり、追加費用がかかなくなりました。
サーバのレンタル代+ライセンス料ですから間違いなく最安。

社外向けのアクセス数を考慮したりの必要がなかったので、スペック的な問題もなく。

私が借りたのはさくらVPSのWindows Serverプラン
月額3,900円のW4Gプランで運用開始するところまで漕ぎ着けました。
(あと証明証の取得料金が990円/年かかります)

今までの契約が5ライセンスで80000円弱/年で、サーバ化するために月額4000円程度。この程度でサーバー化出来るなら今回は何の問題もなかったのでGOサインが出ました〜

まぁ、すごい大変だったけど・・・



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