国債整理基金特会発行の借換債

借換債の定義にある
借換(かりかえ)債(かりかえさい)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

でいう「満期になったら5/60あるいは10/60を償還して、残りの部分を借り換える。」ということで一時期、発行国債の「未償還残高」を「借換債」とした統計も表示されていたが、今近は「国債発行計画」* に括られる「借換債」は、「過去に発行した国債の満期到来に伴う借換えのために発行するもの「」ということで、具体的には「国債整理基金特会」が公債金をえるために対日銀の「売戻し」の「日銀の許で満期到来の「買現先」した国債を指すように概念整理(訂正)されていて、その発行額面も100~157兆円となっている。**

特集 令和5年度国債発行計画について : 財務省 (mof.go.jp)

** 広報誌「ファイナンス」 (mof.go.jp)

【追記】
なお、借換債を中央銀行の日銀が買い戻すことで、帳面では、
  借換債(減債されている既発満期債) / 現先された既発満期債
と、マクロ経済学では、あたかも既発債が新発債ないし中央銀行買戻し(日本では日銀買戻し借換債)で「張替え」しているかに現象を以てする定義で済ませるが、相殺(帳面write off)あれている会計的見識を持ってほしい。

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