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易占奇人

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読んで『エキセントリック』 時の区切り、何かしらとの出逢い、または気まぐれに、易を立てて卦を得ます。
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山水蒙

山水蒙

蒙昧たる者、謙虚であれ。
導き、教えるものは、より謙虚であれ。

教えるのではない。
教えさせて頂くのだ。

そこにおいて金銭の有無は意味をなさない。

教えを請うものは、教えに来るものを求めてはならず、自らの心に問うて、自らの赴くのだ。

教え、導くものは、自らがその生き方で指し示さねばならん。
事柄は、自分が今与えられた役目でしかないのだから。

平成二十六年甲午 夏至

易を立てて得た卦『地雷復』

一年で最も日が長い本日、得た卦が冬至の意味を持つ「地雷復」。冬至は最も日が短く、天地が陰の気で満ちている。その意味で考えてみると天地が陰の「坤為地」でもよさそうなものだけれど、易の卦では既に陽がその姿を現している。「一陽来復」とはよくぞ言ったもので、この日を境に春が、福が訪れる。それも急激な変化ではなく、静かに自然に、だが確実にやってくる陽気。

偶然にも昨夜(この時

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