「マネジメント」 の発明者 ドラッカーが説いた『4つのリスク』

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どうも、宮澤です。

突然ですが私、大学時代に経営学を専攻しており、ドラッカーという名前をよく耳にしました。その時は、ただ授業で教わるすごい人のひとりくらいの認識だったのですが…そう、すごいひとだったんですよ!笑
そういえば、昔も「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーをよんだら」という本がヒットしたりしましたね!

このドラッカーという人、「現代経営学」または「マネジメント」と呼ばれているものの発明者です。
結構有名なので知っている方も多いとは思いますが、知らない人や経営学やマネジメントに興味がある人は、ぜひ一度この人の本を読んでみてください。

さて、今回はこのドラッカーさんの残した『4つのリスク』についてお話しします。



ドラッカーの『4つのリスク』とは

1. 負うべきリスク
2. 負えるリスク
3. 負えないリスク
4. リスクを負わないことによるリスク

これは何にでも当てはまることではないかと私は思っています。
例えば、風邪で体調を崩したとします。この場合、負うべきリスクは自然治癒だけに頼らずに薬を飲むこと、負えるリスクとは軽い眠気などの副作用があるが効果が大きい薬を飲むこと、負えないリスクとは安全性が保障されていないが効果が大きい薬を飲むこと、リスクを負わないリスクとは薬を飲まずに更に体調が悪くなるリスクを負うことです。

ベストはどれでしょう? 私ならば、1と2の組み合わせで軽い副作用があるが効果が大きい薬を飲むという選択肢を選びます。みなさんも同じではないですか?
つまり、リスクを最小に抑えて最大の効果を見込める方法を選ぶべきだと誰もが思っているということです。

これを老後資金の問題で考えた場合は、いかがですか?
前回の記事で、金融庁さんが「若いうちから投資して、資産を作りましょう」とオススメしている話をしましが、投資したことがない人はビビってしまいます。(;´∀`)
これを『4つのリスク』という視点で見てみてください。


2000万円を貯めるときに考えるべき4つのリスクとは

負うべきリスク
将来の不足分に対して、投資という形で備える。

負えるリスク
自分の資産状況に合わせて可能な範囲で投資をする。

負えないリスク
自分の生活水準が変わるレベルの金額を投資をする。
リスクが大きすぎる投資内容のものを始める。

リスクを負わないことによるリスク
投資のリスクを恐れて、将来的に不足する2000万円の資産を形成できない。


いかがでしょうか。こう考えると、投資は危険と逃げているばかりが正解ではないとわかりますよね?
転職や起業なども同じだと思いますが、新しいことを始める場合には何をするにもリスクはつきまといます。だからこそ、恐れるだけではなく、冷静にリスクを最小限で抑える方法を検討すべきなのではないかと思います。

みなさんの中には、老後に備えて十分な資産がある方や老後もアルバイトなどで毎日働くから大丈夫という方もいるでしょう。ただ、そういう方は多くはないはずです。
もちろん、金融庁さんは「絶対投資しなきゃだめだよ」と言っているわけではありません。ただ、そのほうが現実的だよということです。なぜなら毎月大きな金額を貯金しながら、退職まで一切手を付けないなんて出来る人は多くないでしょう?

昔の私は投資も転職もリスクばかりを怖がって、安全を大切にしているはずなのに何も始めないことで一番恐ろしい4番目のリスクを負っていたのだと今では思います。
ちょっとまじめな話になってしまいましたが、9年も遠回りしてしまった私だからこそ、みなさんにこれを伝えたいと思って書き起こしました!

長くなってすみません!これからはもう少し上手にまとめて掲載できように心がけますので、できれば今後もお付き合いください(´▽`)
では、今日はこのへんで…。

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