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中古レコード屋探訪 in下北沢

note始めます

過去4,5回音楽ブログを開設しては続かずを繰り返してきて。前回は2年ほどやったんです『ケンジロニウスの再生』という〝ロック史を辿りながらどデカい相関図を作る〟ことを目的としたブログを。最初こそ週1ペースで楽しくやってたんですけど、「これだけ壮大だと相関図は3Dやないと成り立たん」と挫折してからは月1、数ヶ月に1回とペースを落としていってストップしてしまったわけで。
もし興味のある方は奮闘と敗北の軌跡を辿ってくだされ。

このブログが止まってからはTwitter(現X)でその日聴いたアルバムを #今朝の一枚 として投稿する日々を送ってまして。それは2年前に車を買ったことが大きく関係してるのかもしれません。車が13万円で買ったボロ車で、もちろんBluetoothなんかなくCD再生機能くらいしかなくて、家から職場までがだいたいアルバム1枚分くらいの距離で、それで夜勤帰りの早朝聴いたアルバムを一言添えて投稿するようになったわけです。
Twitterの140字という文字制限の面白さも感じつつやってたわけですが、やっぱりもっと書きたいなぁなんて思いが蘇ってきて、かといってブログで1万字とか書いてたころのバイタリティは残ってなくて。そんなわけでnoteに辿り着いたわけでございます。

で、ブログとは違ってもうちょっと私的で日記的なものにできたらなぁという思いがあったので新たに購入したアルバムでもぽつぽつ投稿できたらなぁと思います。どこで買ったとかいつ買ったとかそういう日記的なことも込みで記録的な意味合いも込みで。
2024年以降買ったアルバム、ということで始めていこうと思ったのですが、なんとまぁ2月3日が買い初めということになりました。昔は毎週中古レコード屋に行って買ったりしてたんですけど、もう全然買ってないようです。まぁそれくらいの頻度の方がこのnoteも続きそうな気がするのでいいでしょう!

2月3日に行った店は
General Record Store shimokitazawa

ディスクユニオン下北沢店
の2店舗

東京行ったらCD/レコード買う!というのは僕の中でルーティンで。中古CD/レコードが日本で1番あるのは東京なので(そうよね?)。で、東京といえばやっぱりディスクユニオン。数年前に待望も待望で大阪店がオープンしたもののそれでも東京ユニオンにはどうしても吸い寄せられる。
そんなわけで2月3日の昼前にもう15年くらいの付き合いである音楽仲間「藁ちゃん」と共に下北沢ディスクユニオンに向かった。

そもそも此度の東京遠征はライブ出演のためのものでして、シンガーソングライターの「真舟とわ」のバックバンド「ヒュードロドン」の一員として東京へ出向いたわけです。
2022年からそのバンドにギター/パーカッションとして参加しており、長野の野外フェス「りんご音楽祭2022」に出演。そのりんご音楽祭関係のイベントが2023年2月ごろに「下北沢Basement bar」であり、そこで賞として〝ベースメントバーでイベントを企画する権利〟をいただいてこのたび2024年2月2日に1年ぶりに下北沢でライブをしたわけです。
イベントにはSSW「みらん」のバンドと「浪漫革命」が出演。2組とも今は東京を拠点に活動していますが元々は関西のミュージシャン。いやーいい夜でございました。

まぁそんなこんなで東京在住の旧友と飲んだりしてへろへろで新宿のホテルで就寝。翌日の2月3日は真舟とわが「下北沢おてまえ」で昼の弾き語りイベントがあったのでそれ終わりの夕方に東京を出発するスケジュール。ま、3日は夕方まで時間がたっぷりあったというわけです。その「おてまえ」のライブには元プププランド、その前はガーベラズというバンドを神戸でやっていた「タツヤ」が出ていて久しぶりに会えてめちゃくちゃ嬉しかったです。ガーベラズの頃に何度か対バンしたことがあり、その時と変わらぬエネルギーが爆発しておりました。2日に出てくれたみらんちゃんもですが神戸で出会った面々と東京で会えるのは嬉しいですね。

さて、話を戻しますが、その真舟とわのバックバンドヒュードロドンでベースを弾いてるのが腐れ縁の藁ちゃんで、それで2人で3日ディスクユニオン下北沢へ向かったというわけ。
Google mapを頼りに小道を彷徨いながら向かっている道中で「General Record Store」という中古レコード屋を発見。吸い込まれる。こういう思いがけない出会いは大切にしていきたいものです。
セレクトショップ的なレコード屋で枚数は多くはないけど素敵なところでございました。CDはほんとに数えるほどしか置いてなくてレコードメインの店で、近頃のレコードブームを実感。そこでアーロガスリーの1stとジョンセバスチャンの1stを買ってから当初の目的通りディスクユニオンへ。藁ちゃんはクラトゥーの1stを買っておりました(最高)。

General釣果

爆裂二日酔いで迫り来る便意から逃げながらディグっていたわけですが、ここではCDを9枚購入。僕はそもそもレコードよりもCDを買う人間でして、今の時代もはや絶滅危惧種です。それを強く実感させられるくらいにレコードが高騰していて、CDが安くなっていました。CD安いのは嬉しいのですが、ほんまにみんな欲してないんや、という複雑な思いでしたね。藁ちゃんはビルワイマンのレコードに大興奮して買ってましたです。

ディスクユニオン下北沢釣果

此度買ったCDとレコード合わせて11枚をこれからnoteで紹介していこうとしているわけで、こうやって買った経緯も日記的に記していこうとしているわけです。そんな趣旨でしこしこ書いてゆきます。

今の時代はネットでなんでも買えるんです。ディスクユニオンもオンラインありますしめちゃくちゃ世話になってますオンライン。それでも直接店に行くとやっぱり全く違う喜びと出会いがあります。ネットで買うということは、みなさん基本的に能動的に検索して買う流れかと思います。ショップというのはそこが違いまして、まぁA〜Zまでぶわーーーっと指をパタパタ、または屈伸運動を繰り返して見ていくわけですよ。なんといいましょうか、自分で店に訪れて自分の手足でレコードを探してはいるものの視界に突然向こうから現れるわけです。なんというかレコードに対して受動的であれるんですよね店って。思いがけないアルバムや忘れていたアルバムが突然出現するわけです。これはネット検索ではまずありえないことなんですなー。そんなことを再認識し、やっぱりもっとレコード屋行こう、そしてnoteでも始めてみよっかな、そんな気にさせてくれた此度の下北沢探訪でした。

藁ちゃんとはディスクユニオンで一度解散し、僕は「心」というカレー屋でスープカレーを食べてから真舟とわの弾き語りを観に「おてまえ」へ。

その後少しの時間を潰すためにまた藁ちゃんと合流して「喫茶音楽いーはとーぼ」へ。藁ちゃん曰くいーはとーぼってのは宮沢賢治の造語らしく、文学と音楽とレトロと、下北カルチャーの全てが凝縮されたような良き喫茶店でございました。

そんなこんなで夕方、バンドメンバーと合流し関西へと車で帰った、という2日間でございました。車中で買ったCDを聴きながら。これもよかった。三宮に電車でいって中古CD買って帰りの電車でCDウォークマンで聴きながらライナーノーツ広げて読む、そんな喜びを学生時代以降忘れていたような気がします。宅配で届いてわくわくしながらダンボール開けるのもそれはそれで一興ですけれども。

こんなんです!買ったCD一枚ずつ紹介していきます!基本的に60's70'sです!note始めます!

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