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ココ・シャネルという生き方からボディメイクを学ぶ

今回は、パーソナルトレーニングをこれから受けようと思ってる人、ボディメイクを始める人にとってのヒントになるようなものを。

「あたしはいつだって自分が着たいと思うもの以外、作らない」

これは、「新装版 ココ・シャネルという生き方」からの引用。

また、書籍には次のような文章が書かれているので、続けて引用してみることに。

モードではなく、あたしはスタイルを作り出したのだ。

「モードは変わるが、スタイルは不変」というのがシャネルの信条だった。

パーソナルトレーナーにも、やはりスタイルは必要。

モードというのは流行りであったり、一時的なブームのこと。

だけど、そのモードの反対側には不変的なマインドやフィロソフィーがあって、そこがスタイルに結びつくもの。

つまり、「あたしはいつだって自分が着たいと思うもの以外、作らない」ということがシャネルのスタイルである、ということ。

ボディメイクをスタートさせた場合、多くの人は自分の表面的な価値を表に出しやすい。

例えば、痩せられます、ヒップアップします、ウエストがキュッと引き締まります、綺麗なボディラインになれます、というのが表面的な価値。

けれど、それだけだと長期的な関係性をパーソナルトレーナーとお客様の間では築き上げていくことはできない。

同じように見た目を変えて表面的な価値を見出す人は数多くいる。
例えば、ベストボディやサマースタイルアワードなどの大会に出る人達。

コンテストに出るような人達と比べて、彼らのほうがバーベルで扱う重さが倍以上だったりするので、筋力や筋肉量などの機能でマッチアップすれば、僕でも負けてしまう。

僕のパーソナルトレーナーの師匠も、今も現役で活動されている。

表面的な価値や実績でいけば、師匠のところへお客様が流れてもおかしくはない。

けれど、実際には、金額や、セッションを受けられるタイミングも関係するけれど、僕ののもとでパーソナルトレーニングを受けに来てくれるお客様がありがたいことに存在する。

大切なのは、表面的な価値や機能は、誰かと競合することはあっても、スタイルは競合することはないということ。

スタイルが発揮されるには、その人の感性や人柄などが関わってくる。

感性や人柄は、他人とは必ずどこかで違うところが出てくる。

それを軸にして、自分が着たいもの、すなわちスタイルを作れば、必ずそれに興味を示してくれる人がいる。

感性や人柄に人間性など、そこから生み出されるスタイルを示していけるか、ということ。

もちろん、スタイルは千差万別。

例えば、僕自身自分のカラダと向き合うことや動きや姿勢の変化を観察することが苦ではない。

自分自身で実践してるトレーニングだけでなく、エビデンスに基づいた最新のリサーチや論文などを紹介したり、実践して体感が得られたり納得したものをセッションで取り入れる、というスタイル。

また、表面的なものよりも、本質的な部分、軸やコアになる部分に関心がある。

だから、ベストボディやサマースタイルアワードなどのコンテストにはこだわりはないけれど、カラダの質や健康などを高めていくことには強い関心がある。

それが、僕自身のパーソナルトレーナーとしてのポジショニングにも反映されている。

僕のことを、真面目で深く重いと捉える人もいれば、軽くてクレイジーでどうかしてるという人もいるし、その中間という人もいるだろう。

そして、僕の強みは、「口が堅い」ことである。

この口の堅さが、僕とお客様の間に信頼関係や長期的な関係性を築けている。

あなたも、有名なモデルや女優、アスリートなどのスタイルのコピーやサンプリングから、トレーニングが始まるかもしれない。

長くトレーニングを続けるには、自分のスタイルが重要になってくる。

あなた自身のスタイルを少しずつ見つけていこう。

あなた自身がスタイルを身につけるには、ゴールを設定し、あなた自身で決断し行動すること。

自分で考え、自分で感じ取り、自分で選び、自分で行動することで、結果的にあなたのスタイルが見えてくる。

反対に、判断を人任せにしていたり、何も考えずにただ合わせてるだけでは、あなたの個性やスタイルはどんどん失われることに。

ココ・シャネルは、自分自身を「傲慢」と表現している。

周囲とつるもうとせず、高いエフィカシーやセルフイメージを作って生きていくことが、あなたのスタイルに結びつく。

あなたは、どんなスタイルで人生を生きていきたい?

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