ヘッドホンでも気持ち良く弾ける音。


今回はヘッドホン、イヤホンでのモニタリングに焦点を当てた音作りの紹介を。
シビアなモニタリング用途でなく、部屋で弾いている様なリラックスした雰囲気をヘッドホンのモニターでも実現させる。そんなアイデアです。

多くの宅録ギタリストの皆さんもご存知の通り、ラインで出してもアンプで聞く様なサウンドを作ることは今やそれほど難しい話ではありません。

優秀なキャビシミュレーターや、キャビネットに特化したIRデータも手軽に入手出来るので、フルレンジのモニタースピーカーからギターアンプの様なサウンドを出す事が出来るんですね。

とは言え空気を通っているんです。

アンプやスピーカーのシミュレートをして、フルレンジのモニタースピーカーから聴く音は、確かに「ラインの音」なのですが、スピーカーから音が出ている以上は部屋なりスタジオなりの空間を通って耳に届いているんです。

同じ音をヘッドホンで聞いてみると、音の線が細い感じや妙に定位がはっきりし過ぎてリラックス出来ないというか、、そんな事になる事はよくある事かと思います。

もちろんそれはある意味正しい変化で、部屋の空気を通った音とヘッドホンから直接耳に届く音の音像が同じになる事はまず有りえません。(無響室とかなら別ですが)

音源は必ずヘッドホンかイヤホンで聞いてくださいね。

上に書いた様にヘッドホンで心地よくモニターして気持ちよくギターを弾く事が目的の音作りなので、レコーディングに適したシビアな音とは少々(かなり?)違ってきます。

しかし、いわゆる部屋弾きなんかで大きな音を出せない状況でヘッドホンで聞くしかないなんてケースは実際あると思いますので、そんな時にこそ気持ちよく弾けるためのアイデアだと理解して頂ければ。

今回は録音した音源も聞けますが、是非ともヘッドホンかイヤホンで聞いてくださいね。

違いがよーく分かると思います。

処理前処理後の比較音源

処理前。

こちら




このストレートな音も悪くないのですが、ヘッドホンで聞くと音像がど真ん中の点になってしまい、部屋で弾いている様な気持ち良さは感じられませんね。

処理後。

こちら。



元に弾いているフレーズは全く同じなのですが、聞こえる印象は随分変わると思います。
音像の自然な広がりやぼやけた感じが出ているかと思います。


今回はLINE6のHELIXで音作りをしていまして、DAW上での処理はピークを抑えるトータルのリミッターしか使っていません。また、これから書く方法はDAW上での後処理などにも応用出来ますよ。


では本編行ってみましょう。

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鈴木健治 | ギタリスト

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