良い音色を作る効果的なアイデア。


ギターレコーディング時の大切なことの一つに音色決めがあります。
いくら良いフレーズやリフ、かっこいいボイシングのコードなんか出来ても、音色がイマイチだと総合的に残念な結果に終わると言っても過言ではないでしょう。

今回はその音色決めをするための有効な手段を紹介します。
実際に筆者自身も以前から行って来たことで、その効果は実証済み。(個人差はあります)

とか書くと何やら胡散臭さが漂うものですね〜笑。

この週間宅録ギターの毎号のタイトルやバナーも自分で考え作っているのですが、
なるべく硬くならないように気をつけたせいか、ちょっと軽く見え過ぎな事も否定できませんね。

これとか、、




決してふざけてる….


わけなんです。わはは。


いやいや、

中身をご覧の皆様にはちゃんと伝わっていると信じておりますが、
一応これでもプロのギタリストとしてそれなりなキャリアを積んで来ております。
うそ、大げさ、紛らわしい、、、事は書かないようにしてますよ!

タイトルとかはユーモアやほんの少しの風刺も含んでいると思って頂けると嬉しゅうございます。


では、今回も行ってみましょう。


徹底的に比べましょう。

自分が好きな音色のギターが聞ける音源と、自分が今出している音、もしくは録音した音を徹底的に比較してましょう。
出来ればDAWに取り込んで、自分がモニターの基準にしているスピーカーなりヘッドホンなりで、鬼聞き比べします。

僕はFOSTEXのT50RP mk3nRPが最も厳しく判断出来るヘッドホンなので、モニタースピーカーで追いきれないところはヘッドホンで判断します。

シビアに聴き比べると、どういうところが似ているのか、どこが違うのか、リバーブやディレイ、定位はどうか、など、違いが見えて(聞こえて)来ます。

これが慣れてくると、アンプからの出音はどんな感じかまで想像出来るようになります。
マイクは1本なのか2本以上のマルチなのか、、、。


そこを判断基準に自分の音をブラッシュアップするのです。

が、、

ここまで行くには慣れや経験が必要になってくるのものです、、、実際にレコーディングスタジオで録音〜TDまで聞いた経験がないと正しい判断は難しいですし。

ですが、ここは宅録魂です。

今ではアンプシミュレーターもかなりの精度ですし、このマガジンで今まで
何回か触れて来た方法を行えば、特にTD後の音源からそれがシミュレーターなのかアンプをマイキングしたのかほとんど分からないところまで行けるはずです。

そしてそれも立派な経験です。

誰もが立派なレコーディングスタジオで贅沢なレコーディングが出来るとは限りませんし、
僕らのようなプロでも、実際は自宅もしくは小規模なスタジオでレコーディングする事は多々ありますし、そこでの経験から得たノウハウは確かにあります。

ですので、とにかく音色に神経を集中させて正確なジャッジが出来るよう、宅録環境で訓練することを強くオススメします。

これは必ず役に立つでしょう。

あまり必ずとか絶対という言い方は個人的に好まないのですが、これは確実に音の違いをジャッチする力がアップすると信じています。

加えて、元の音にEQをかける時にも、どの辺の周波数をいじるべきか、なんて事も分かるようになって来ます。リバーブやディレイももちろん。

ぜひ、厳しく判断出来る耳を鍛えましょう。


曲中でチェックする。

ギターに限らず楽曲の中で聞こえる音全てに言える事なのですが、ソロで聞く音と、ミックスの中で聞こえる音では、印象が変わってくるものです。
ミックスの中では結構なドライに聞こえる音でも、ソロで聞くと意外とリバーブがかかっていたりするような事もあるんですね。

「こういうアレンジのオケの中で、こういう音色のギターを弾くと、こういう印象に聞こえる」
これを意識しましょうって事なんです。

ギターの音色を表現する言い方として、バンドアンサンブルの中でも埋もれない音、歌を邪魔しない音、抜けのいい音、などありますが、これって、ギター単品の音では正確な判断が出来ない事なんです。

経験と慣れ、そして勘で、ある程度の予測は出来るようにはなりますが、、。

例えばアンプやエフェクターの音色を言葉で表さなければならない状況では、上に書いたような表現を使う事は仕方ない事だと思いますし、音を言葉で表現する限界でもあるでしょう。

実際は曲の中で音を出して判断しないと分からないんです。

加えて言うと実体験しないとわからない事もあり、実体験は何よりも大事、って事でもあるのですね、、。

僕自身、例えばレコーディングする時の音決めでは、ある程度単品で決めた後には曲中で弾いてみますし、そうしないと本当にこの音色で大丈夫なのかまで判断できません。


で、ここが肝なのですが、

「こういうアレンジのオケの中で、こういう音色のギターを弾くと、こういう印象に聞こえる」

この事は自分の中でもかなりの比重を占めている重要な事なんですよ。

書いちゃいましたが(笑)

また、音色のみならず、フレーズにも言える事でして、

「こういうアレンジのオケの中で、こういうフレーズのギターを弾くと、こういう印象に聞こえる」

と言う事にも応用出来ます。

例えば、音符にすると全く同じフレーズでも、乗っかる曲によってイメージがガラッと変わる事もあります。これはまさにアレンジによって違った聞こえ方になる例とも言えるでしょう。

ですので、曲調やアレンジの中でどう聞こえるか、もっと言うと、どう聞こえさせるか。
そこまで考えられると、シンプルなフレーズに奥深さを感じたり、複雑なフレーズに無駄を感じたりする事も気付けるようになると思います。

ぜひ、曲中での聞こえ方、これを意識してみてください。

きっと音色やフレーズの質がアップすると思います。


では。

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