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沖縄のシマ社会

沖縄に来ています道子さんの紹介で沖縄を学んでいます

シマ社会は土地の所有という概念はなく低所得なのにスラム化という現象もなかった
シマ社会はまさにコモンズ
コモンズとは、「地域住民にとって、必要な物を、地域住民で維持管理し、地域住民で利用 するシステムとその対象となる空間」と定義できる。
男尊女卑という概念もなくむしろ女性が神格化して尊ばれた
多数決で決めるのでなく同意を持って進められた
助け合いを旨として相互扶助精神が根底にあった
私がでなく  私達がという集合意識が仲間意識と社会を育てていた
まさに資本主義の次に来る社会を彷彿とさせる
遠浅の海岸は豊かな生産の場であり農耕の必要性は低かった
海の自給畑
シマは固有の神を持っていた
シマでは共同店を持ち市場経済との緩衝材ともなっていた
女性たちの祈りによって家族の健康が守られシマの豊かさがもたらされた
わかちあいをモデルとした土地の共有制度
共同墓地などもあり助け合いが基本
時給畑アタイクヮー
お金の社会資本主義が沖縄のムラ社会を破壊したかもしれないが巡り巡って

沖縄のシマ社会が資本主義の次の世界かもしれない


ラビパトラの言うクラウド社会そのもののような気がする
ラビパトラの進歩的活用理論

遠浅の海岸は
豊かな狩猟生活を可能にした

区長の林さんに謝敷区じゃしき区を案内してもらいました

温な自然
ウガミガー水神が祀られる井戸

林さんはシャロムに2回も泊まって戴いたとかでシャロムのレシピ本を見せていただきました

共同墓地  風葬地

林さんお世話になりました

林さんの
キャンピングワンボックスカー

区長の任期が終わったらこの車で旅にでるのだそうです
是非信州にもお起こし下さい

一緒に訪れた具志堅さんwrite
国頭村謝敷(じゃしき)はコモンだらけ。前回は死者たちのコモンであるムラ墓(シマの共同墓)を投稿しましたが、今回は謝敷区長の説明を受けながらでしたので、より深くシマ社会の共同性(コモン)が明確になりました。かつては保育園もあったという謝敷地域。今は人口30人余り。このような地域が他にもあるのであろうが、古層の精神文化が残っている。次なる時代をイメージするには私たちは何をすればいいのだろうか。

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