見出し画像

ホタルイ クログアイが浮いています

中代で深水 地中の種と発芽した種が浮いています 荒代 中代 植代

風向きで一方に寄ってきます

クログアイとホタルイの種が一杯 深水だとトロトロ層がタネに被ります
5ミリ以上トロトロ層ができると酸欠で発芽が控えられるそうです
オモダカ類はトロトロ層で発芽せず田植えの後でクズ大豆を撒きます

1)2回代かき(複数回代かき)

作業:水稲移植前の代かきを複数回行うことにより雑草を抑制する技術です。各代かきは3週間程度の間隔を空け、代かきと代かきの間は湛水状態を保ち、田面が露出しないよう注意します。
抑草メカニズム:入水、代かきによって水田雑草を一旦出芽させ、もう一度代かきをすることで出芽した雑草を土中に埋め込んだり、水中に浮かせたりすることで防除します。
有効な草種、有効でない草種:ノビエには有効ですが、コナギには効果がありません(図5-1、図5-2)。1回目の代かきによって多くの種子が出芽して土中種子数が大きく減る雑草種や、入水後の早い時期に種子が休眠して発芽しなくなる雑草種に高い効果が期待できます。逆に土中種子数の多い雑草種や種子が休眠しにくい雑草種には効果が期待できません。ノビエは前者、コナギは後者の雑草種になります。コナギは土壌のごく表層の種子だけが出芽するため、土中には未発芽種子が残っています。2回目の代かきによって、この土中種子が表層に移動すると新たなコナギの出芽が始まります。このことからコナギには複数回代かきの効果は期待できません。
作業のコツ:1回目の代かきの後にできるだけ多くの雑草種子を出芽させ、2回目の代かき後には、それまでに出芽した雑草が残らないようにするのが大切になります。1回目の代かき時には水を多めに代かきを行い、土中の雑草種子を表面に浮かせるようにします。また代かきと代かきの間は水尻を止めて湛水状態を維持し、雑草の出芽を促すようにします。出芽した雑草は2回目の代かきで土中に練り込みますが、浅水で代かきを行って効率良く雑草を練り込むか、深水で代かきを行って雑草を水面に浮かすようにします。2回目の代かき後に水面に浮いた雑草は、再び活着しないよう、掛け流しを行うなどして雑草を水田の片側によせて、早めにすくい取るようにします。2回目の代かき時までに雑草が大きくなりすぎると、代かきでうまく練り込めない場合がありますので、1回目の代かき後は水深を深めに維持して雑草の生育を抑えるようにします。1回目と2回目の代かき間隔は3週間程度が目安ですが、3週間以上の間隔をあける場合は、植代の前に更に1回多く代かきを行って大きな雑草を埋め込んでおくと、植代後に雑草が残りにくくなります。

https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/Organic-Pro/kihon/5

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?