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自分の音楽を知ってもらうことの大切さ

私はマネジメント・レーベルなどを中心に音楽業界で働いています。いわゆる裏方というやつです。

今までテレビに出るような大きめなアーティストから毎回ノルマを払ってブッキングに出演している小さめなアーティストまで沢山見てきました。
その中で売れるには理由があるし、売れないにも理由があります。

多分この記事を見てくれている方は既に音楽活動をしているけど中々売れないという方だと思います。
では何故売れないのか。

答えは簡単。頭を使っていないからです。

音楽活動における「頭を使うこと」の大切さ

売れてないバンドは
「いい曲を作ること」「ライブをすること」「CDを出すこと」
ばかりに注力しがち。

この類の話をすると必ず
「いい曲を作るのがいけないのか!」「ライブするのがいけないのか!!」
という反論がきます。

悪いとは一言も言っていない。いい曲を作ってライブを見てくれた人がまた来てくれるように努力するのも大切です。

実際にライブを見て「このバンド曲がいいな!」と思うことも多々あります。
ただ、そういうライブに限ってお客さんが10人もいない。
しかも見てくれてる人も誘われたから付き合いで見に来ている人も多く、そこまでライブに高い熱量を持っているわけでもなく、当然ファンにはならない。そんな光景はよく見かけますよね。

せっかく、バンドのスキルも高くて、いい曲を作っていても聞いてもらわなくては意味がありません。

あなたは料理が美味しいお店をいくつ知っていますか??
料理が美味しいければ自然と有名になる店もあります。
ただ日本全国の美味しい店が全て有名かというとそうではないかと思います。
料理はそんなに美味しくなくても行列が出来ていたり、有名なお店も沢山あると思います。

お店=バンド。料理=楽曲
に置き換えてみればすぐに分かるかと思いますが、いい曲を作っていれば勝手に人が聞いてくれるわけはありません。

まずは頭を使って「自分たちの音楽を聞いてもらう」ことに力を入れてみてください。

どうやって聞いてもらうかはまた別のお話。

〜終わり〜

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