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声もなき声

こんにちは!

坂口恭平さんのコラムにて、「声」について書かれてありました。

「実はみんなこの一番伝えたいことを普段生活している時間の中では誰にも伝えていない。奥底で感じていることを声にしていないのである。」

という文言がありました。

なるほどな〜と思います。

最近「音」というキーワードがよく降りてきます。この世のものは全て振動であり、周波数です。物質であろうが、目に見えない物であろうがです。ラジオのチューナーのように、自分が発している周波数に共振したものが目の前に現れているのです。

だから、この世の中って結局幻想なのだろうな〜と。

「音」こそまさに周波数なので、自分にとってストレートに響く音を出すということがすごく大切なのだろうなと思います。自分が聞いていて気持ちよくなるようなそんな音。もちろん細胞レベルでね☆

「音」というと、以前「音霊セッション」なるものを受けたことがあります。体の音を聞き取って、どういう音だったかを、女性の言葉を通して教えてくれるのです。

すごく不思議な体験でしたよ。女性が頭、踵、仙骨、お尻などを手の平で触れて、そこの音を出すのです。その「声」によって自分は振動を感じるのです。まるで音叉になったかのように。

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こんな感じで、最後に言霊文字なるものを描いていただきましたよ〜。

ここに描いてあるのは、「自分自身を極める人生。その生き方が多くの人を救う」すっかり忘れていたのですが、こうやって占い師として活動して「自分を知る」という事の重要性を感じていることは、必然なことなんだなって改めて思いました。

その方は、「全てのものに音が聞こえるんだよ」とおっしゃっていました。人間、動物、植物、物、場所までも。

一人一人「音」というものがあって、一人一人「顔」が違うように、「声」も違う。その「音」を出していかないといけないのだと思います。

子供の頃、「マザー2」というゲームがありました。糸井重里さんが監修したゲームで、少年達がギーグという悪者を倒すゲームです。小さい頃なんだか好きでクリアしたのに、何回もやっていました。

隕石が落下して、ハエに扮した宇宙人が登場して、世界を救ってくれと言われるところから物語が始まり、残りの3人の仲間を探しながら、悪に立ち向かって行く物語です。

面白いのが、仲間たちはテレパシーなのか、自分は旅立たねばならないと察していて、助けを求めているって感じたり、自分を必要とする人が会いにきてくれると感じていたりと、感じあっているのです。

しかも「サイキック」を使える少年達。「魔法」ではなく「サイキック」という言葉を使うあたり。しかも必殺技の名前は自分がカッコいいと思うものの名前を設定するのです。(自分は「空」と設定していました。)さらに、ボスは「祈り」の力を使わないと倒せないようになっているのです。

そして、「音」。世界各地に「自分の場所」(パワースポット)なるものがあり、「音の石」という場所の音を記憶してくれる道具を使って、その音をつなぎ合わせると1つのメロディーが完成して、そのメロディーが完成した時、主人公は覚醒をするのです。

なんか、自分ってこの世界感の中で生きているんだなって思ってしまいます。これから生きる上でとても重要な要素だと感じて仕方ありません。フィクションだと思っていましたが、、、、。子供の時より、今の自分は子供なのではないのかと 笑

話は戻るのですが、坂口さんは「いのっちの電話」という自殺を考えている人がかける電話サービスなるものをやっているそうです。今年で8年目で年間2,000人もの人がかけて来ると。ずっと「声」というものを聴き続けているので、「声」を聞くだけでその人がどういう人なのか分かるようにまでなったそうです。

声って言葉を伝えるためだけのツールと考えがちですが、坂口さんは「声」自体に意味があると述べています。「言葉の意味」の意味と「声の意味」に乖離がある事で心身に支障をきたしてしまっている。病気になったとしても、言葉は誰かが作った意味だが、声はその人自身が作った意味なので、声の意味は生き生きと生きているそうです。

「声の意味」って考えた事なかったです。これって自分の体感覚に正直になるという事と繋がっているなぁ〜と感じます。どんなに人が良いと言っているものでも、自分が不快に思うのならやらないみたいな。

こう考えると、自分が生まれてきて神様?から授かった身体に無駄なんてないのだなと思わされます。もうそれに従うだけで良いなじゃないかと思います。

脳で考えるんじゃなくて、外部からはいってきた「音」が自分の身体とどう共鳴しているのかを聞く。軋んでいるのが、旋律を奏でているのか?

「声」って一番そういう事を感じさせてくれるツールなのかもしれないですね。どれだけ良い事を言っていたとしても、全く胡散臭いって感じることってありますもんね。きっと「声の意味」と「言葉の意味」が乖離しているからでしょうね。

そういう所にもっと敏感でありたいですね☆

そういえば、「本音」って言いますよね。音か〜。自分の音をきちんと出して世界、地球としっかりとハーモニーを奏でていきたいものです。

佑治郎


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