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東京カテドラル聖マリア大聖堂、訪問

私の大学時代には既にこの大聖堂はありましたが、残念ながらは小石川に住んでいたにもかかわらず、建築物にも、宗教にも関心を寄せることなく過ごしてしまいました。更に、昨年も所用で目の前にある椿山荘に何時間もいたにも関わらず、その存在にも気づきませんでした。

都内の有名建築を訪れたいと思ううちに、ようやく今日初めて東京カテドラル聖マリア大聖堂を訪れることができました。ミサの終了を待って、中も見学させて頂きました。教会というところを訪れたのは10年ぶりでしょうか。

この設計をした建築家の丹下健三氏と言えば、かつての赤坂プリンスホテル新館も設計しましたが、2011年3月31日に閉館されていましたが、今年ホテルニューオータニに立ち寄った帰りにあらためて当時の様子が脳裏に浮かびました。

当時はバブルの最中だったように思いますが、それを反映してか当初は独特のジグザクの壁面は全て銀色のガラス張りでした。ところが、わたしが赤坂見附から眺めるとあまりにまぶしかったことが印象に残っています。おそらく自動車の運転などにも差し障りがあったよのでしょう、直に修築されてしまいましたのでとても不思議な気持ちに眺めたことを思い出しました。

丹下氏といえば、同時代に現在の東京都庁も設計されていますが、まだまだ存続すると思われます。一方の赤坂ではわずかに30年足らずで建て替えられています。この東京カテドラル聖マリア大聖堂はさらにさかのぼり、1964年完成ですが、その意匠に未だに飽きることはありませんでした。

わたしにはこの違いはどこにあるのかわかりませんが、聖堂内の「祈りの場」としての厳かな雰囲気を醸し出す、建造物の外観のフォルムも、内部の天井の高さや厳かな雰囲気も感じ取ることができました。

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