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小説を書く時のはなし

わたしは趣味で二次創作の小説を書いています。
書き始めてから何年か経ち、現在の環境に落ち着いてきたので、いま一度自分のモチベーションを上げる意味でも執筆環境を記録しておきます。


作業環境

使用している媒体は下記のものです。それぞれ使用用途や利用しているツールが違います。

  • ノートPC(win/Mac)

  • iPad/Apple pencil


PC

小説を書く時はほぼノートPCで行っています。昨年Mac Book Airを購入したので、現在はWindowsとMac両方のOSを使っています。
使い分けとしては、同人誌を発行する時に入稿データをWordで作成していたため、最終的に完成はWindows、本文を書く作業自体はその時々で変えつつ併用していました。
動作が軽いのは圧倒的にMacの方で、自分が使っている製品もほとんどAppleなので、ゆくゆくはMacOS一本化したい……と思っています。

本文を書いていく時には、Word、AppleのメモPagesNolaなどを使用しています。
適当に色んなところで書いていると、どこで何を書いたか忘れてしまうので(本当に困る)、そろそろ集約させたいと思います……

中でもNolaというツールは個人的にとても使いやすかったです。
小説の執筆に特化したツールのため、文字数のカウントができるのも大きいですが、人物や世界観など細かい設定の書き出しやプロットの作成、架空の担当者を作成し、原稿の尻叩きをしてくれる機能など。色んなことが出来る激スゴツールです。
作品やCPごとにまとめられ、かつ、ひとつずつタイトルも付けられるので、書いたものを見失わずに済みます。とても助かる。
web版とアプリ版があるので、PCとスマホ、どこからでもアクセスが出来て便利でした。

デザイン関連で言うと、お品書きなどはPhotoshopを使うことが多いです。本文の組版もいずれInDesignで作成できるよう練習中です。

iPad

iPadはかなり前の第7世代だったと思います。Apple pencilもあるので、本文の執筆ではなく主に推敲で使用しています。
外で作業する時にはiPadで本文を書く時もあります。締切まで一週間を切っているなか友人と旅行に行った際は、iPadを使ってホテルで必死に書いていました(計画性なし)

使用しているアプリと用途は下記のものです。

  • ブック(修正箇所を手書きでチェック)

  • Side Books(製本した時のイメージを掴む)

  • アイビスペイント(簡単なデザインなど)

iPadに元々入っているブックで本文データを開き、マークアップという機能があるので、それで直接本文データに赤を入れていきます。
誤字脱字がないか、改行のタイミング、句読点の位置、言い回しを変えたいところ、漢字やひらがなが続いていないか、など……すぐに書き込めるのが本当に便利です。

Side Booksは文書データを実際の本をめくるような動作で読むことができるアプリです。本文が出来上がった頃にこのアプリを使います。
iPadの画面サイズがちょうど文庫本見開きサイズくらいになるので、製本された時のイメージが掴みやすいなと感じました。

アイビスペイントはお品書きに手書きで書き込みたい時や、簡単なデザイン、素材作りで使うことがあります。
ペンタブが壊れてしまったので、iPadで色々代用しています。

おすすめしたいもの

執筆するにあたって、便利だったものや参考になったものがいくつかあるので、ご紹介します。

キーボード

どちらのノートPCにもキーボードを接続しています。
使っているのはLogicoolのK835(ホワイト)の赤軸です。メカニカルキーボードで、軽めの打鍵感がよいので、タイピングが楽しくなります(こちらはテンキーレスなのでご注意ください!)


書籍

わたしは元々本を読むことが好きで自分でも書き始めたのですが、正直なところ、原稿用紙の使い方や文章の書き方のルールに自信がありません……
そんな中で、読んでみてとても参考になった書籍があります。

  • めんどくさがりなきみのための文章教室/はやみねかおる(著)

  • プロだけが知っている小説の書き方 あなたの才能も一気に開花/森沢明夫(著)

  • デザインのミカタ 無限の「ひきだし」と「センス」を手に入れる/デザイン研究所(著)


1つ目と2つ目の書籍は「最初の1文字を生み出すための気持ちづくり」「実際に書いていく時のコツ」などを知ることができます。わたしは万年モチベ維持が課題なので、読んだだけでかなり気持ちが軽くなりました。自分の状態に合わせて、必要な箇所を何度も読み返したいと思います。
3つ目はお品書きや表紙の作成など、デザインに対する考え方や気づきを得られて面白かったです。とにかくボリューミーで、眺めるだけでも楽しい一冊です。
小説以外のところでも役立ちそうな書籍たちでした。

有料フォント

使いたいフォントがあったのですが、他のソフトに入っていたり、買い切りの価格に悩んだりしていました。そういう時に、複数の書体がパックになりながら、かなりお手頃な価格で利用できるものがありました。
わたしはmojimo-kireiを年間契約しています。8書体が入ったパックになっていて、憧れていた筑紫系フォントが使えてとても満足しています!
他にも漫画向け、ゲームや配信向けのパックなど色々な種類があります。それぞれ使用許可範囲が記載されているので、用途によって確認が必要です。


最後に

小説の執筆は下手の横好きで始めたことでしたが、色々調べたり試してみたりするのはやはり楽しいものです。
今年は個人誌を出したいなとふんわり考えていたのですが、やる気を出して最後まで書き切ってみようと思いました。
自己満足の領域なので、お役に立てるかわかりませんが!気になるものがあれば是非お試しください。

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