隔離期間とホームステイまとめ ウーバーイーツ編

ホームステイでは食事の回数を決めることが可能で、僕の場合は隔離期間が明けてからは朝晩の二食になり、昼は自力で用意しなくてはならなかった。当時授業は週の半分がオンライン、もう半分は対面だったため、対面の日は主に昼食べずに帰りに買い食いをしていた。幸い学校の近くはテイクアウトできる店が多く、店探しに困ることはなかった。しかしオンラインの日は別で、徒歩圏内に飲食店がなく、配達を強いられるのだった。

昼休みは50分、大抵数分延びるので実質45分。最寄りにはサブウェイとマクドナルド、しかし徒歩20分前後は見なくてはならず、買いに行くのは賢い選択とはいえなかった。そこで目をつけたのがウーバーイーツ。とりあえずマクドナルドを選択。ビックマックのトッピングの量を無料で増減できたため、調子に乗ってビッグマックのソースとレタスを増量した。配達料、手数料、税金など合算して16ドル。うち10ドルが元値。これにチップが加わり20ドル(チップは任意で額を選べる。払わなくてもいい)。まさか倍の値段になるとは予想だにしなかったが、仕方がないので注文した。このときは知らなかったが、有料のパスを使えば15ドル以上で配達料が無料になるため、それなりの額を節約できた。15分ほどで到着し、玄関まで駆け抜け受け取りを済まし袋を開ける。まず驚いたのがすっごい雑ということである。なぜかストロー3本ケチャップ6個。サービスしてくれたのだろう。ビッグマックの蓋を開けるとそこに広がるのは増量したレタスの布団とバーガーから溢れんばかりのソースだった。どうやら増量も雑だったらしい。味は日本と何ら変わらなかったが、ただでさえ食べづらいビッグマックが増量によってローション相撲のごとくつるつると具が滑りバーガーが分離し、あわや大惨事になるところだった。その後後始末で授業に遅れたのはまた別のお話

ほかにはケンタッキー、とんかつ、冷やし中華、ピザを注文したこともある。ケンタッキーは日本であまり食べたことがなかったがチキンバーガーは激うまだった。日本でも食べると思う。とんかつは現地人にも人気らしく注文した店もチェーン展開するほどの人気ぶりらしい。が、味は普通。日本なら中の下。日本だったらおそらく廃業に追い込まれるに違いない。冷やし中華は普通の冷やし中華でおいしかった。普通すぎて家庭で作れるレベルなのでこれまた日本では売れないだろう。ピザ。2枚同じの頼むと1枚無料というどこかの大手チェーンがやっていそうなことをしていたので節約をかねて注文。下。大手チェーンの素晴らしさを知った。後に食べることになる冷凍ピザの方がおいしかったかもしれない。

明日テストなのでここまで。番外編の外食と自炊編に続く。

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