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夫ががんになった (2) ~入院…抗がん剤治療~

ずっとずっと書こうと思ったけれど 色んな思いが重なり書けなかった。
24時間×5日間連続 3クールの抗がん剤投与 口内炎、食欲不振、白血球減少、吐き気 味覚障害、脱毛、倦怠感、発熱などの副作用 途中、肺炎にもなったり 約3ヶ月間の抗がん剤治療だった。 その治療中、大変さ辛さを目の当たりにして かける言葉も難しかった。
普段から口数の少ない夫。 今現在、単身赴任中なのですが 帰宅しても疲れも加わり、 自分からはあまり会話をしなくなった。 そんな夫婦関係でもあり 私も素直な言葉を心でstopするように なってしまっていた。 これを世間では"不仲"… と言うのかも しれないけれど、 子育てや色んな日常の積み重ねがあっての 今であり、理想の形ではないにしろ 不仲ともまた違うかなぁと思っている。 仕事で大変な時期だったり立場だったり、 精神的にかなり追い詰められている状況は 想像ついたが、 本人は無意識だろうけれど当たりどころがなく、入院中は 全て私への言動となって現れた。 病気になり気弱になると言うよりも、 特に私に対してはかなり当たりが強くなった。露骨な表情もキツイ言葉も我慢した。 逆にがん告知からずっと弱い部分や不安な気持ちを見せない夫が正直心配だった。
辛い抗がん剤治療の効果があり、 がんは小さくなったとのことだったが 予定通り手術は行うとのこと。 リンパ節や残っているがん、再発防止で切除は必要とのことだった。 手術は食道全摘、リンパ節切除 胃を細長くして頸部と繋ぐ 臓器の再建。 8-10時間のかなりの大手術と説明を受けた。
外科手術の予定が立て込んでいて 直ぐには行えず、自宅に一時退院した。
つづく…








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