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中国スタートアップに学ぶAI・医療の潮流

1.AI医療の「認識医生」:「捜狗」からシリーズAで数億円を調達

2018年12月12日

・検索エンジン大手「捜狗(Sogou)」から調達
・「ヴァーチュアル・ヒューマン」技術を用いた「ヴァーチュアル・ドクター」
・医療サービス関係者に提供
・中国国内の一流病院で既に運用

●Sogouのアルゴリズム開発と提携の可能性
●Tips: SogouとGoogle両方で「AI 医療」を検索

●仮説:サムネイルを押し出す形で検索結果が現れるためその仕様に適したウェブサイトをデザインするのが吉か
●「ヴァーチャル・ドクター」国内だとジョーク系ばかりヒット
●認識医生をsogouで検索:ヴァーチャル・ドクターの詳細は不明



2.医療技術研修と遠隔診療で「一体雲康」が放射線治療の普及に挑む

2019年4月10日

・放射線治療を受けるべき患者が278万人いるにも関わらず、実際に関連する治療を受けているのは70万人にも満たない(中国)
・遠隔診療と医療技術研修、及び放射線治療のクラウド管理システム
・末端医療機関の放射線治療スキルを向上させたい
・一体雲康は北京市における各主要病院の放射線科の主任医師や放射治療学会の専門家を講師に招聘
・500万元(約8000万円)の売上
・クラウド管理システム:治療の全プロセスに対して精度管理
・「深圳一体医療集団(ET MEDICAL)」の子会社で、医療設備の研究開発、生産及び医療設備への投資を専門

●医療技術研修は国内では主に企業ではなく大学,非営利団体が行なっている
●日本企業は客が国内につかず海外をターゲットにしている

●専門的な技術研修を企業に外注できる枠組みをつくる所からか


3.AIカメラによるデータ収集サービスの「愛莫科技」:エンジェルラウンドで約3億8000万円を調達

2019年4月2日

・AIカメラ及び画像処理技術を活用
・データ収集や分析を行い、ソリューションサービスを提供
・資金は技術のアップグレード、製品の実用化推進と研究開発チームの拡充に
・2018年6月に設立

●既存のカメラを用いた画像処理だけでなくハードウェアも画像処理に最適化させるポイント
●AIカメラで客に合った商品表示 福岡のトライアル店舗(2日前)

●トライアルホールディングス:AIカメラを開発

●エコモット株式会社:カメラからコンサルティングまでワンストップ


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