英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶこと。あるいは好奇心爆誕。


note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。


英語の勉強の仕方だけれども、英語「を」勉強すると思っているからいけないのであって、英語「で」日本語圏では接することのできない情報にアクセスするというように意識を変えると、俄然と意味が深く強くなる。

英語に全く興味のないオタクの人が、プログラムをするために仕方がなく英語で書かれた仕様やティップスを読む、というのはしばしば聞く話。

つまり、根本にあるのは好奇心で、英語でしかアクセスできない情報、知ることができない世界があると思ったら、自然に英語をやるようになると思う。

私の場合、たとえばある種のコメディは英語でしか見られない。

Yes, Minister, The Office, Father Ted, Monty Python's Flying Circus, I'm Alan Partridge, On the buses, Are you being served, Fawlty Towers, The Brittas Empire, Fast Show, Little Britain, Only fools and horses, ….

ざっと思いついただけで、しかもイギリスのコメディだけで、これだけあるけれども、これらのコメディを見ないと接することができない世界、感覚があるから、英語「を」ではなく、英語「で」それに接している。

あっ、Blackadderシリーズもあった。Blackadder goes forth.

幸いなことに、今は、上の単語を入れたら動画クリップなどが出てくるから、それを見ることができる。

Ted talkを巡回するのでもいいし、興味のあるkeyword、たとえばendangered speciesとか、mansplainingとか、Brexitとか、なんでもいいけど、それを入れて動画検索すれば、いくらでも動画や音声が出てくるから、それで英語「で」いろいろ回ればいい。

英語「を」勉強するという意識だと、小さく前にならえになってもったいない。

日本の英語教育のもっともよくないところは、扱われている教材が陳腐なところにあるのかもしれない。

そもそも、日本の教育システム自体が小さく前にならえで好奇心を爆誕、開放するようにはつくられていないから、日本人で英語の苦手意識がある方が多いのは、その小さく前にならえ英語のせいかもしれない。

好奇心さえ開放してしまえば、あとは無限の英語の海が待っているよ。

とりあえずこうやってメモしておきます。

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茂木健一郎

脳科学者。作家。ブロードキャスター。

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コメント5件

Fawlty Towers 大好きでよく見た〜🎶
スペイン語も親しめる
Que?
。。。なんちゃって😆
英語「を」勉強する人たちの目的は、資格、採用条件、給与、昇進機会などの「既知の価値」を「所有」すること。
しかし、「学ぶ」ことの本懐は、茂木さんの仰るように「未知の価値」に「アクセス」することだと思います。

また、優れた教師は「〇〇を教える」のではなく「〇〇で教える」(〇〇に入るのは教科名)という話を思い出しました。
私はアプリ屋ですが、開発するのに英語が絶対に必要になるので、どんな勉強嫌いな子らも、英語は読めるようになります。ただ、教わらないとどうしても分からない英文法があって、解釈の間違いで顧客と揉めることがあります。勉強というのは、そういうときにするものであって、私個人は大学へは行きましたが、その内容が今に生きていないので、勉強してから社会に出るという当たり前が、先に社会に出てから勉強するという当たり前にそろそろ変わってくれてもいいのにと思います。
全く同感です。例えて言えば、平泳ぎ、クロール、背泳ぎの手足の動かし方、仕組みは知っているけど、実際泳いだことはないし、泳げない。南の島のビーチで優雅に泳ぐ、その喜びを知らない。私はこれだけの泳ぎ方を知っていると点数で競い合う。日本人のほとんどが、英語の楽しさ、感動を知らないのは本当に不幸ですね。。。
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