あなたの人生を、安売りする必要はありません。
どうか自信を持ってください。
健康な身体と、そして、確かな勇気を与えてくれた親に感謝してください。
就活で人生は決まりません。
絶対に入りたいと思う企業があるなら、その思いは必ず叶います。
ただ、それは、今じゃないのかも。
ESに書けるエピソードがないと、焦る必要はありません。
面接でうまく話せなくて、あなた自身を否定する必要はありません。
グループディスカッションで、他の就活生の勢いに飲まれることはありません。
あなたはあなたのままで。
お祈りメールが来ても、落ち込むことはない。
世界的な視点から、そして、宇宙的な視点からいまのあなたをみたら、
誰の目にも止まらないような、些細なことに悩んでいるにすぎないのだから。
でも、わかりますよ。
あなたにとっては、就活は重大なことなんだ。
今が大事なんだと。
もし、就活で結果を出したいなら、やれることはやってみたらいい。
就活で大切なことは、企業の人事担当者とのコミュニケーションです。
無機質なESだって、その１つ１つの言葉に、あなたの思いをのせることはできます。
だから、コピペして機械的に提出するのではなくて、読んでもらう人の気持ちや顔を思い浮かべてしたためてみよう。
人事の方は、面接であなたを追い込もうなんて思っている人は1人もいません。
鬼はいない。
だから、怖がることはありません。
でも、相手のことを徹底的に調べることは、大人の挨拶なんです。
今は、あなたがいきたい企業で働く社長や社員の「リアルな声」も調べることができます。
そして、あなたが入りたい会社が、今何をしていて、これからどこに向かっていくのかも調べることができます。
社会人のコミュニケーションは、事前に調べるという礼儀の上に成り立っているのです。
友達の誕生日サプライズするときに、あなたは何をしますか？
友達のインスタを見たり、最近の興味を「探す」よね。
友達を喜ばせるために。
人事を喜ばせたらいい。企業や人事のことを徹底的に調べて、面接の時間を楽しませたらいいのです。
そんな就活のトリセツは、『先生は教えてくれない就活のトッリセツ』にまとめてあります。
目次はこんな感じです。
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プロローグ 就活の歩き方
お祈りメール／焦りと不安／本書の活かし方
第一章 入社後に後悔しない企業の選び方
自己分析より大切な業界分析／興味のない業界からあえて調べる／隙間時間を活用して企業マニアになる／企業選びで大切な五つのポイント／稼ぐ力がある企業を見抜く／内定がゴールではない／働き方のイメージを軽視できない理由／憧れの社会人をみつける／企業側における新卒採用の狙い／企業の顧客を調べる／業界研究を通じてみえてくる自分／キャリアセンターを利用する／選考プロセスを俯瞰する
第二章 一〇〇％突破するエントリーシートの書き方
顔の見える自己紹介を書くために／相手の関心をひきつけるエピソード／読む人がどう感じるかを考える／人事が気にとめる長所と短所／質問の意図を考え、それにあわせる／自分のことをＰＲする／あなたのキャラクターを分析する／企業が求める人材とは？／過去に出たＥＳの設問リスト／選考漏れするＥＳの三パターン／ＥＳノーツをつける
第三章 一番役に立つインターンの活かし方
自分の未来を語れるか／インターンについて調べる／働く一歩を踏み出す／一日で働き方は学べない／どう成長したか／ネガティブな経験をどう受けとめるか／社会人のなるための練習機会／やりっぱなしにしない／フィードバックはダメ出しではない／インターンから内定まで
第四章 しくじらない面接の受け方
鏡の前で「表情の身だしなみ」を整える／ＳＮＳはみられている／グループディスカッションで気を付けること／人事にどこをみられているのか／面接は怖くない／「ガクチカ」―学生時代に打ちこんだこと／これまでの人生で何をやったか／どんな人生を思い描いているのか／人事担当者になる日を思い浮かべながら/面接も年々進化する／通年採用の導入が意味すること／内定後に長々と二股しない
第五章 就活を越える学び方
早めの準備で考える力をつける／社会人と話す機会を増やす／伝え方の練習を重ねておく／大学での問いは、社会でも問われる／ディスカッション力を鍛える／誕生日サプライズで企画力を磨く／卒論で鍛える書く力／社会人マインドで学ぶ／通過点を走りぬけるために／井の中の過信には注意
エピローグ 就活で人生は決まらない
就活の心得／十年間の就活記録から言えること／自己成長のコツを掴み、自ら人生を切り拓く／十年後のあなたへ
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就活が不安なら手にとってみてください。
先輩たちの就活エピソードが満載です。
あなたを安売りする必要はありません。
あなたは、この国を担っていく次世代の逸材なのです。
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就活生よ, be ambitious.
Be ambitious not for money
or for selfish aggrandizement,
not for that evanescent thing
which men call fame.
Be ambitious for the attainment
of all that a man ought to be.
就活生よ 大志を抱け
お金のためではなく
私欲のためでもなく
名声という空虚な志のためでもなく
人はいかにあるべきか、その道を全うするために、
大志を抱け
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