<受験と就活>の決定的な違いについて、どうしても
語りたいことがあります。
義務教育を経て、高校へと進学し、今や半数以上の高校生が、大学合格を目指します。先日、今年の一般入試が終わりました。
合格する人もいれば、残念ながら落ちてします人もいます。厳しい選抜システムです。
ただし、大学受験には、「明確な対策」があります。
それは、「過去問」を解くことですね。なぜなら、出題者は、同じような問題を出題し続けるから、その傾向を知り、対策をすることが、大学合格への近道になるのです。
実際に、 出題者として最大限配慮するのが、「問題の難易度を揃えることです。」
私も出題の経験がありますが、まず、やることは、過去3年間に出題した問題をチェックすることです。そこで出題されている問題を分析して、同じような難易度の「違う」問題を出題します。
マーク形式と自由記述に分かれますが、その比率も均質化させます。
大学入試は、何十年もずっと、変わってないのです。
いや、そんなことはないでしょ!と気づいた人は、大学入試に詳しい人です。
今、大学入試は大きな過渡期を迎えています。なぜなら、「大学入試で選抜した学生が、全然、社会で活躍してないだろ。問題がおかしいんだろう!」とメスが入ったからです。
そこで2020年度から大学入試は変わることになります。
どう変わるかについて、1冊の本。これから大学入試対策を始める人は、『教授だから知っている大学入試のトリセツ』に書いたので、読んでみてください。
さて、ずっと変わらなかった大学入試が、変わるよ〜〜という話をしました。しかし、私が語りたいのはその先のことです。
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