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WaLaの哲学 〜働くを自由に暮らすを自由に〜

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http://www.wala.jp 「働くを自由に暮らすを自由に」Philosophy of "Work anywhere Live anywhere" これからの働き方生き… もっと読む
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#日経COMEMO

羊たちの叛逆 目次 冒頭

大友監督、佐渡島さんに導いていただき出版しました小説、羊たちの叛逆、ダイジェスト版を少しずつこちらに記載したいと思います。 序文 Sheepleという言葉がよく使われているようです。 Sheepleとは、Sheep+Peopleのこと 「君は羊のように従順ですね」と言われ、嬉しい人はいないでしょう。 閉じ込められたエネルギーは、 やがて出口を求め動き出すことになります。 ええ、それが道理というものですから。 目次(リンク付き) 第一部 静かなる大移動 第1章 悩め

るろうに剣心

今回、小説をかきあげるのに、大変お世話になった、大友監督渾身の「るろうに剣心」見てきました。 映画を見ると、誰もが自分の大切なものを守るために必死に生きてる。 そして、そうした生き方は、結果的に自分のエゴのために生きる人生よりはるかに大きな満足を、自分の人生に与えてくれる。 そうしたことを思い出させるでしょう。 剣心が縁に言う。 「お主の恨みは正当だ」 そこには、人の想いへの深い共感がある。 そうした気づきとともに、こうした世界に触れると、こんなふうに自分も生きたい

The Sheeple 羊たちの叛逆

みなさん、こんにちわ。 小説が出版(電子版)されました! タイトルは、「羊たちの叛逆(はんぎゃく)」 るろうに剣心(公開間近!)、龍馬伝、白洲次郎、ハゲタカなど、数々の緊迫感ある物語を作られてきた、大友監督! 宇宙兄弟、バガボンド、安野モヨコさんなど多くのヒット作家を漫画、小説の世界で手がける、佐渡島さん! 仕事も人柄も素晴らしいお二人に手引きいただき、この度原作小説を仕上げることができました!!! みんなが読んでくれたら、映画や漫画になるかも〜笑(配役はですね・・・

The sheeple

<The sheeple> 羊のようだと言われて喜ぶ人はいないでしょう。 しかし、Sheepleと言う言葉が使われる頻度が上がっている ----------------- パクスなき世界 日経が力を入れて特集を組んでます。 ------------------(以下引用) 日経新聞 2021年3月31日 パクスなき世界 酷似する危機の予兆 豊かさ90年ぶり低迷 「20世紀の初頭、技術革新や産業構造の転換でグローバル化が進んだ半面、急速に広がった格差への不満や新興国

知識と知恵は異なる

春分をすぎ、新しい季節が巡ってきました。 今日は、「知識と智慧は異なる」というお話しです。 今日のような情報過多の時代に生きていると、常に多くの情報を処理せねばなりません。ゆえに何かを知ると、つい「知った」=「できる・わかる」と思い込みがちです。また、知ったら、「自分はもうそれを知ってる」と言いたくなるやもしれません。しかし、知ってるとできるは大きく異なります。 考えて見ると当たり前です。 イチローってこんな風に打つよねって見ていることと、バッターボックスで、150km

世の中変わります。あなたは変われますか?

今日から3月。春めいて来ましたね。このタイトルはエーザイの内藤社長が社長就任時に社員に投げかけた言葉だそうです。 去年から今年にかけて、日々のニュースが映画のようで、時代が大きく転換してきていると感じております。皆様はいかがお過ごしでしょうか。私自身はそうした変化に身を投じ、自分自身も変化そのものになる覚悟でおります。そうした流れの中から得た知見が皆様のお役に立てば幸いです。 この変化と言うのは、私たち一人一人と無関係に起きているのではなく、私たち一人一人の意識が溶け合

黒船来航に備えよ

【伊豆山神社】 「黒船ば、どの辺りまできちょるかの〜」 現代版の黒船到来も近いため、初島見下ろす、伊豆山神社に行き、心を整えて参りました。 1853年に龍馬らが見た黒船が近づいているとしたら、2021年の今我々は、どうした心構えが必要か。 1)自らの生命を生きる哲学の必要性 読んでいただいている方は、私が、【WaLaの哲学】というのをやってるのはご存知かと思います。受講者の中にも「最初、怪しいと思った(それで、よく参加したなとは思いますが。。。)」と言ってたので、現代の

いかにして主観的領域を開拓するか

WaLaの哲学では、いくつか大事なポイントがありますが最重要な点が、 1)認識される情報 2)情報を対象として認識する意識 は異なるものということを、理解することです。 これまでの学習と言われるもののほとんどは 1)を扱うものであり、 2)そのものを扱う学びの場は、ほぼありません。 私たちが、うろたえたり、困ったりする原因を、こうした外側の情報に求めがちです。しかし、同じ情報に触れて、狼狽しているのは、あなた一人かもしれません。いえ。あなたひとりなのです。同じ船に乗って

世界観とは何か?〜自分らしさを探す人へ〜

世界観という言葉は、アーティストから市井の人まで使う時代ですが、世界観って何?って問うと、案外としっかり持てていないことが多いですね。今日はそんなお話し 自分らしさを探す人への質問今の生活は自分らしくない、もっと本当の自分は・・・と考える方。実は、案外少なくないんじゃないかな。恥ずかしくて、自分探ししてるとは言わないけど、でも、心のどこかの違和感というなら。 では、そうした考えの前提の世界観はどうなっているのだろう?そこから始めます。 INPUT:自分の行動は正しい

混沌が進む20年代とその時代の「構え」

2021年が始まったばかりの中恐縮だが、社会の混沌さは2020年代を通じ否応なく増していくだろう。以下、簡単にその理由をまとめた。前半は悲観的に思うかもしれませんが、後半に対応方法、構えを記載したので、ぜひ読んでください。 <国際政治>世界最強の国の国内世論は二つに割れ、大統領を中心とした統治権威そのものが揺らいでいる。 冷戦が終わり30年、米中における新たな冷戦が、軍事、経済両面ではっきりと始まっている。どのような結末かは見えないが、米国が負けないという前提なら、かなり

animaの時代

2020年12月28日のお話し 今年もいよいよ終わります。年末年始は、今年を振り返り、来年を考えるとても良い時間と思います。今日は、そのきっかけになる話。 大掃除をし、お正月の飾り付けをしていたところ、友人の西坂さんが遊びにきた。彼から「これからの時代は「風の時代」そんな時代の経営について本を書こうと思ってるけどどう思う?」みたいな話をされた。 「風の時代」 最近よく聞く言葉。「グレートコンジャンクションは、空で木星と土星が接近する現象で、約20年に一度起こります。起

Project Lily(Leader tells a story, but no more Lie to yourself)経済産業省「大企業人材等新規事業創造支援事業」

Project Lily についてご紹介したいと思います。 Project Lilyとは、経済産業省の「大企業人材等による新規事業創造支援事業」の委託を受け進めているプロジェクトだ。 これは、ある仮説から始まっている。 1)大企業の人材の多くが「自分らしく働けない」「自分らしく生きられないと悩んでいる。その痛みに共感できる人は多い。 2)大企業の多くが、イノベーションが起きないと言っている。こちらも言われている通り。 この二つの問題は、実は表裏一体の一つの問題であり

狂気=狂った世界で自分を信じる力

狂った世界もし、自分が狂ってるのではなく、「この世界が狂ってるのではないだろうか?」「おかしいのは自分じゃなくて、世界の方だ!」と真剣に考えたことがある人がいたらあなたはまともだ!あなた同様、世界も十分に狂っていると言えます。笑。 もちろんどちらにもとても素晴らしい面があります。世界とは複雑な存在であり、たった一人の一つの視点で断罪できるものではないですが、完璧でない以上、正すべき点はたくさんある。 ・人の命よりお金が大事(兵器産業だけだろうか?) ・人を不健康にしても

社会現象の洞察

私たちが、何かが起きている、または成功しているとみる時、この赤い火に注目します。 注意深い人は、現象界で緑のリソースが動いていることを見て説明する。 しかし、その背後にある力の動きまでは見えない。注意深くも緑しかみえない人は、現象そのものを全て緑の動きによる帰納法、もしくは演繹により説明しようとする。しかし、本質はそこにはない。なぜなら、炎は青いエネルギーの供給により起きているのだから。 <赤:火 緑:酸素 青:ガス>と捉え、出口をガスコンロと考えるとわかりやすいだろう