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WaLaの哲学 〜働くを自由に暮らすを自由に〜

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http://www.wala.jp 「働くを自由に暮らすを自由に」Philosophy of "Work anywhere Live anywhere" これからの働き方生き… もっと読む
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#WaLa社会

Project Lily(Leader tells a story, but no more Lie to yourself)経済産業省「大企業人材等新規事業創造支援事業」

Project Lily についてご紹介したいと思います。 Project Lilyとは、経済産業省の「大企業人材等による新規事業創造支援事業」の委託を受け進めているプロジェクトだ。 これは、ある仮説から始まっている。 1)大企業の人材の多くが「自分らしく働けない」「自分らしく生きられないと悩んでいる。その痛みに共感できる人は多い。 2)大企業の多くが、イノベーションが起きないと言っている。こちらも言われている通り。 この二つの問題は、実は表裏一体の一つの問題であり

狂気=狂った世界で自分を信じる力

狂った世界もし、自分が狂ってるのではなく、「この世界が狂ってるのではないだろうか?」「おかしいのは自分じゃなくて、世界の方だ!」と真剣に考えたことがある人がいたらあなたはまともだ!あなた同様、世界も十分に狂っていると言えます。笑。 もちろんどちらにもとても素晴らしい面があります。世界とは複雑な存在であり、たった一人の一つの視点で断罪できるものではないですが、完璧でない以上、正すべき点はたくさんある。 ・人の命よりお金が大事(兵器産業だけだろうか?) ・人を不健康にしても

Q:なぜ意識高い系は問題か? A:徳がないから

意識の高さという、本来なら褒め言葉となるのが揶揄することばとなってし久しい。何が問題か?を考えてみました。 意識が高い発言の動機には二種類あって 1)自意識が高い(注目されたい、自惚れ、自己中心的) 2)意識だけが高い(行動が伴わない、実践的でない) 1)が問題外と思われるのは当然だとして、2)の面における理由があります。なぜ、意識の高い人の発言は、行動が伴わず、実践的でなくなってしまうのか。 「他者への共感が欠けるから」 が答えかなと思いました。 他者の共感を

通過儀礼

通過儀礼  聞いたことはあるが、なかなか、神秘的な言葉。イニシエーションとも言いますね。 部族社会においては極めて重要なイベントであり、子供が大人になるための儀式だ。社会背景により、年齢は異なるが、概ね15~18才。武士の時代は元服だ。日本における現在の「成人式」は単なるお祭りや高校の同窓会となり、厳かさが失われた。結果、私たちは、通過儀礼無く社会に出ることとなる。社会においてどういった役割を担うかに対するビジョンがない大人が多い理由の一つでもあると考える。(私も、他

不都合な真実とその処方箋 〜自分らしい人生を願う人に向けて〜

1)意味ある人生を送りたい私たちの多くはそのように願います(と思ってます。)もちろん私もその一人です(^ - ^) 2017年、10年経営してきたファッションECの会社を手放した後、直ちに次に成長しそうな事業に取り掛かる前に私に去来したのは「本当に意味ある、意義ある人生を送りたい。」「では、どうすればいい?」という問いでした。豊かな社会への貢献と言う視点で物質文明に対する限界も感じました。 今日は、そう思う人にとっての「不都合な真実」だけでは困るので「どうしていくのか?」

巨大な新潮流 #WaLaの考察

ニュースを点で見ては、見ていることにならない。一方で、面で見るための意識の開発が重要です。 現在、大きな変化が起きている。大きな変化が同時に重なるとそれは、巨大なうねりとなり襲いかかる。いくつかニュースをピックアップしながら読み解きたい。地鳴りのような、世界の動きを感覚を開いて感じて欲しい。 <1>地政学的リスクの変化米中の対立は深刻度を増し、西側諸国から見ると、中国は基本的人権より中国共産党の維持を上位概念におく、価値観を共有できない国にもかかわらず、力をつけすぎてしま

理念に基づく国家の対立は経済合理性を上回るか?

Hello my friends みんな元気?4連休何して何考えて過ごしてますか? ちょっと、気になる新聞記事もあり。 去年まで描いていた延長では、東京オリンピックが始まるはずだったこの連休です。現実には、コロナ禍に困惑しながら、大人しく従う人も多い日々。 ビジネスマンなら、僕が社会人になった頃は大企業で出世したら成功だったね。そうした景色は色あせてきたね。ちょっと前から今日までならベンチャー企業成功したら素敵だよね。これも、いずれ色あせる?次は何? 同じように、出世

政治・経済が不安定に見える要因

この1枚の絵は、現在の国際情勢を簡単にマップしたものです。 A)左側は大統領選を控えた「自由の国」アメリカ その自由の持つ逆効果により、貧富の差は拡大、富は圧倒的に偏在し、Black Lives Matterなどの運動につながってます。 B)右側は中国共産党率いる、「平等」に価値を置く中国。 平等というより中国共産党主義なのかもしれませんが、この政治体制の逆効果が香港に現れています。 冷戦以前、西側諸国の共通価値であった「自由」と「平等」は歪な形で政治体制として現れ

グレート・リセット〜私たちが本当にリセットするものは何か?〜

期せずして「日の丸リセット」そんな図柄となりました。 コロナの緊急事態宣言がリリースされはじめたかと思うと、アメリカでは人種対立からの分断が進み、香港では「香港国家安全法」による資本の逃避が。台湾は次に身構え朝鮮半島は束の間沈黙、北の動向は常に不穏。 私たちの合理的思考ではこれらは全ては、当然原因の異なるバラバラの事象です。しかし、何か、大きな一枚の絵、タペストリーのように大きな布が動いており、そのため、どこかにシワが寄ったり、歪んだりしているように感じている人は多いので

暮らしのシフトは視点のシフト

6月が始まりました。今年はあっという間感が強いですね。 ・緊急事態宣言が明けたら、ニューノーマルが始まる! ・いや、結局日本は、そんなに変わらないよ。。。 巷で、いろんな意見が交わされていたかと思いますが...この1週間見てますと結構変わりそうですね。旧来の日本的な感じは、すぐに元に戻る力が強かった気がしますが、時代の変化の激しさゆえか、戻らない方向に進みそうなことにいい意味の驚きを感じてます。 私が高校生くらいの時に、新聞の漫画で、未来は週に2日くらいしか会社に行かな

ホワイトスペース(創造の余白) ベランダガーデニングから学ぶ の巻

どうしても在宅時間が長くなり、同じ場所にいるのも退屈。。。という方めちゃくちゃ多いのでは?  かくいう私もその一人。ということでベランダをGreen Gardenにしよう!と思いつき、最初に試しに観葉植物を買ってみたのが4月29日。そこから2週間ほど、楽しくなっていろいろやってみました。(元々は椅子しか置いてなかったベランダです!)過程も楽しく満足する出来となりました。10年以上スーパービバホームのそばに住んでいて、園芸コーナー行ったことなかったのに、引っ越して通ってみまし

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【動画でnote】ポスト資本主義とイノベーション

▼より詳細に知りたい方は記事バージョンで読めます https://note.com/kennyketchup/n/nc3ae... ■WaLaの哲学とは?ーーーー 自分を自分で生むための「型」を学びます。 時代に先んじ「絶対的自己を確立」し、 変化をリードする存在となるべく仲間と共に学ぶアカデミアです。 ▽公式サイト https://wala.jp/ ■屬 健太郎(Sakka Kentaro)ーーーー フィールド&ストーリー株式会社 代表/CVO 早稲田大学卒業後、丸紅に入社。 複数の部門のリスクマネジメント業務、 マルチメディア事業部門においてコンテンツ事業投資などに従事。 同社にて、セレクトスクエア事業の責任者となる。 2007年、同事業の友好的MBOを実施し、代表取締役社長に就任 髙島屋と業務・資本提携。クロスメディア事業部 事業部長を兼務・ 2017年高島屋に全株式売却しPMIを完了。 同年フィールド&ストーリー株式会社を共同設立 2018年には、内閣府知財戦略本部「価値共創TF」委員を務める。

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【動画】資本主義のサブシステム化と意識モデルの関係

▼より詳細に知りたい方は記事バージョンで読めます https://note.com/kennyketchup/n/nbc4f... ■WaLaの哲学とは?ーーーー 自分を自分で生むための「型」を学びます。 時代に先んじ「絶対的自己を確立」し、 変化をリードする存在となるべく仲間と共に学ぶアカデミアです。 ▽公式サイト https://wala.jp/ ■屬 健太郎(Sakka Kentaro)ーーーー フィールド&ストーリー株式会社 代表/CVO 早稲田大学卒業後、丸紅に入社。 複数の部門のリスクマネジメント業務、 マルチメディア事業部門においてコンテンツ事業投資などに従事。 同社にて、セレクトスクエア事業の責任者となる。 2007年、同事業の友好的MBOを実施し、代表取締役社長に就任 髙島屋と業務・資本提携。クロスメディア事業部 事業部長を兼務・ 2017年高島屋に全株式売却しPMIを完了。 同年フィールド&ストーリー株式会社を共同設立 2018年には、内閣府知財戦略本部「価値共創TF」委員を務める。

時計の針は進んだのだ。薄々気づいてたが、手をつけずにいた課題への対応

今起きていることはなんだろう? 注意してみる。 医療関係者:目の前の危機に最前線にて対応(感謝!) 政府:全体のシステムが崩壊しない施策(医療、公衆衛生、経済) 一般の人:罹患しないように、移さないように。 だけど、多くの人が気づいている。これは「薄々気づいていたけど手をつけないでいたこと」を顧みねばならないのではないタイミングではないだろうかと。誰がいうわけでもなく、それぞれの胸のうちにそうした声は聞こえないだろうか。 当たり前だが、ウィルスがそういう意図をとって現