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WaLaの哲学 〜働くを自由に暮らすを自由に〜

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http://www.wala.jp 「働くを自由に暮らすを自由に」Philosophy of "Work anywhere Live anywhere" これからの働き方生き… もっと読む
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#働くを自由に暮らすを自由に

Project Lily(Leader tells a story, but no more Lie to yourself)経済産業省「大企業人材等新規事業創造支援事業」

Project Lily についてご紹介したいと思います。 Project Lilyとは、経済産業省の「大企業人材等による新規事業創造支援事業」の委託を受け進めているプロジェクトだ。 これは、ある仮説から始まっている。 1)大企業の人材の多くが「自分らしく働けない」「自分らしく生きられないと悩んでいる。その痛みに共感できる人は多い。 2)大企業の多くが、イノベーションが起きないと言っている。こちらも言われている通り。 この二つの問題は、実は表裏一体の一つの問題であり

狂気=狂った世界で自分を信じる力

狂った世界もし、自分が狂ってるのではなく、「この世界が狂ってるのではないだろうか?」「おかしいのは自分じゃなくて、世界の方だ!」と真剣に考えたことがある人がいたらあなたはまともだ!あなた同様、世界も十分に狂っていると言えます。笑。 もちろんどちらにもとても素晴らしい面があります。世界とは複雑な存在であり、たった一人の一つの視点で断罪できるものではないですが、完璧でない以上、正すべき点はたくさんある。 ・人の命よりお金が大事(兵器産業だけだろうか?) ・人を不健康にしても

社会現象の洞察

私たちが、何かが起きている、または成功しているとみる時、この赤い火に注目します。 注意深い人は、現象界で緑のリソースが動いていることを見て説明する。 しかし、その背後にある力の動きまでは見えない。注意深くも緑しかみえない人は、現象そのものを全て緑の動きによる帰納法、もしくは演繹により説明しようとする。しかし、本質はそこにはない。なぜなら、炎は青いエネルギーの供給により起きているのだから。 <赤:火 緑:酸素 青:ガス>と捉え、出口をガスコンロと考えるとわかりやすいだろう

Q:なぜ意識高い系は問題か? A:徳がないから

意識の高さという、本来なら褒め言葉となるのが揶揄することばとなってし久しい。何が問題か?を考えてみました。 意識が高い発言の動機には二種類あって 1)自意識が高い(注目されたい、自惚れ、自己中心的) 2)意識だけが高い(行動が伴わない、実践的でない) 1)が問題外と思われるのは当然だとして、2)の面における理由があります。なぜ、意識の高い人の発言は、行動が伴わず、実践的でなくなってしまうのか。 「他者への共感が欠けるから」 が答えかなと思いました。 他者の共感を

【次の週末こそ生まれかわる!】と決意した方へ〜計画された不確実性への備え〜

連休が終わり十分リフレッシュできたでしょうか?連休はいっぱい遊んだので、 次の週末は、自分のための時間を取ろう。 次の連休こそは、内省しよう。 次の連休こそは、絶対に将来を考え直そう。 私たちはこうした決断を何度もします。残念ながら、あまりうまく行きません。なぜなら、変わることは決断しながら、何になるかはわからないという不確実性を受け入れる準備が不足しているからです。本などを読んで何かを学んでも、それは予定調和であることが多いです。なぜなら、欲しい情報を取りに行くからです

Homo harmonia(ホモ・ハーモニア) 宣言

2020年も無事誕生日がやってきました。22世紀を迎えるまで生きるつもり💪なので、まだ鼻垂れ小僧ですが、今年もこうして健康に(空手で腰やられてますが)楽しく迎えられるのは、皆さんと共にこの世界を旅しているからですね。いつも、ありがとうございます。🤗 誕生日なので少し勝手なこと言わせていただきますと、今日、2020年9月18日、「Homo harmonia(ホモ・ハーモニア)」 宣言したいと思います! そもそも、ホモ・サピエンス(賢い人間)という自己認識は、既にダサい。「俺

通過儀礼

通過儀礼  聞いたことはあるが、なかなか、神秘的な言葉。イニシエーションとも言いますね。 部族社会においては極めて重要なイベントであり、子供が大人になるための儀式だ。社会背景により、年齢は異なるが、概ね15~18才。武士の時代は元服だ。日本における現在の「成人式」は単なるお祭りや高校の同窓会となり、厳かさが失われた。結果、私たちは、通過儀礼無く社会に出ることとなる。社会においてどういった役割を担うかに対するビジョンがない大人が多い理由の一つでもあると考える。(私も、他

不都合な真実とその処方箋 〜自分らしい人生を願う人に向けて〜

1)意味ある人生を送りたい私たちの多くはそのように願います(と思ってます。)もちろん私もその一人です(^ - ^) 2017年、10年経営してきたファッションECの会社を手放した後、直ちに次に成長しそうな事業に取り掛かる前に私に去来したのは「本当に意味ある、意義ある人生を送りたい。」「では、どうすればいい?」という問いでした。豊かな社会への貢献と言う視点で物質文明に対する限界も感じました。 今日は、そう思う人にとっての「不都合な真実」だけでは困るので「どうしていくのか?」

巨大な新潮流 #WaLaの考察

ニュースを点で見ては、見ていることにならない。一方で、面で見るための意識の開発が重要です。 現在、大きな変化が起きている。大きな変化が同時に重なるとそれは、巨大なうねりとなり襲いかかる。いくつかニュースをピックアップしながら読み解きたい。地鳴りのような、世界の動きを感覚を開いて感じて欲しい。 <1>地政学的リスクの変化米中の対立は深刻度を増し、西側諸国から見ると、中国は基本的人権より中国共産党の維持を上位概念におく、価値観を共有できない国にもかかわらず、力をつけすぎてしま

暑中見舞いと近況報告

【暑中見舞い】 暑中見舞い申し上げます。皆さん、お元気ですか? 梅雨が長くなりましたね。そして、そんなに暑くない。不思議な2020年夏。 近況報告です。 現在私は、 「個をひらき 組織をひらき 場をひらく」をテーマに活動してます。 ◯個人では、「内発的動機」「心理的安全性」 ◯組織では、「オープンイノベーション」 これら、ここ数年話題となることが多いですが、いずれも同じ現象の表裏一体の問題だと考えており、近代システムを乗り越えていくためのこの時代の大きなチャレンジ

理念に基づく国家の対立は経済合理性を上回るか?

Hello my friends みんな元気?4連休何して何考えて過ごしてますか? ちょっと、気になる新聞記事もあり。 去年まで描いていた延長では、東京オリンピックが始まるはずだったこの連休です。現実には、コロナ禍に困惑しながら、大人しく従う人も多い日々。 ビジネスマンなら、僕が社会人になった頃は大企業で出世したら成功だったね。そうした景色は色あせてきたね。ちょっと前から今日までならベンチャー企業成功したら素敵だよね。これも、いずれ色あせる?次は何? 同じように、出世

政治・経済が不安定に見える要因

この1枚の絵は、現在の国際情勢を簡単にマップしたものです。 A)左側は大統領選を控えた「自由の国」アメリカ その自由の持つ逆効果により、貧富の差は拡大、富は圧倒的に偏在し、Black Lives Matterなどの運動につながってます。 B)右側は中国共産党率いる、「平等」に価値を置く中国。 平等というより中国共産党主義なのかもしれませんが、この政治体制の逆効果が香港に現れています。 冷戦以前、西側諸国の共通価値であった「自由」と「平等」は歪な形で政治体制として現れ

グレート・リセット〜私たちが本当にリセットするものは何か?〜

期せずして「日の丸リセット」そんな図柄となりました。 コロナの緊急事態宣言がリリースされはじめたかと思うと、アメリカでは人種対立からの分断が進み、香港では「香港国家安全法」による資本の逃避が。台湾は次に身構え朝鮮半島は束の間沈黙、北の動向は常に不穏。 私たちの合理的思考ではこれらは全ては、当然原因の異なるバラバラの事象です。しかし、何か、大きな一枚の絵、タペストリーのように大きな布が動いており、そのため、どこかにシワが寄ったり、歪んだりしているように感じている人は多いので

暮らしのシフトは視点のシフト

6月が始まりました。今年はあっという間感が強いですね。 ・緊急事態宣言が明けたら、ニューノーマルが始まる! ・いや、結局日本は、そんなに変わらないよ。。。 巷で、いろんな意見が交わされていたかと思いますが...この1週間見てますと結構変わりそうですね。旧来の日本的な感じは、すぐに元に戻る力が強かった気がしますが、時代の変化の激しさゆえか、戻らない方向に進みそうなことにいい意味の驚きを感じてます。 私が高校生くらいの時に、新聞の漫画で、未来は週に2日くらいしか会社に行かな