「この世界の片隅に」とてもかんたんな感想
(※思いっきしネタバレ含みます。まだ見てない人は回れ右で🏃💨)
今さら「この世界の片隅に」を見た。
愛しい人を喪うことが日常になっていって、実の両親をも原爆で喪った上に妹が寝たきりになっても大きく感情を動かすことのないすずの姿に何とも言えない恐怖を感じた(作品中に描かれてないだけかもしれないけど)。戦時中を描きながらも作品全体を通した緩い雰囲気がそれに拍車をかけている。それほどまでに悲しみの感覚が麻痺してしまうということなのか。これが“戦争”というものなのだろうか。(でも