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【日商簿記2級レベル】基礎的な仕訳演習(債権債務) No.2 エッセンシャル会計学✨


会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。

今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖

基礎的な仕訳演習(定期預金🏦)

かねてから銀行に預けていた1年満期の定期預金50,000円(年利率2%)が満期となったため、満期額に受取利息手取額を加算した額を1年満期の定期預金として継続した。
なお、受取利息手取額は、受取利息から仮払法人税等に計上する源泉所得税(20%)を控除した後の金額とする。

解答:定期預金と受取利息
仮払法人税等:200 /定期預金:50,000
定期預金:50,800   /受取利息:1,000

この問題は次のステップで解答します!
まずは、満期の定期預金の取り崩しとして貸方に定期預金(資産)の減少:50,000円とします。
そして、満期となった定期預金の利息の受け取りを貸方、受取利息(収益)の増加:1,000円と記入します!

そして、源泉所得税の計上として
借方に仮払法人税等(資産)の増加:200円(1,000円×20%)を計上します!
最後に、定期預金の継続として50,000円+受取利息から源泉所得税分を差し引いた800円を合計した額を定期預金(資産)の増加として借方に記入していけばOKです💖

「債権・債務」の基礎的な仕訳

①A商事から約束手形550円を裏書譲渡されていたが、満期日に決済されなかったので、支払請求した。
なお、償還請求の諸費用50円は現金で支払った。

①解答:受取手形の償還請求
不渡手形:600 /受取手形:550
         /現金:50

この問題では、不渡手形(資産)の増加、と同時に受取手形(資産)の減少と認識して仕訳していくことがポイントです!
ここで、不渡手形とは「決済できない約束手形」のことです。
もし支払期日に代金を準備できなければ、約束手形の受取人は決済できません。
これを不渡りといいますが、不渡りになった約束手形は回収不能の有価証券となり、不良債権として扱われます。

そのため最悪の場合、約束手形の受取人は貸し倒れになることも…

②約束手形1000円を銀行で割り引き、割引料100円を差し引いた残額を当座預金とした。

②解答:手形の売却
当座預金:900  /受取手形:1,000
手形売却損:100

手形売却損とは、満期日を迎える前に手形を決済し、現金化する際に発生する割引料のことです💴
受取手形には支払金額と決済期日が記載されていますが、その日を迎える前に金融機関などに持ち込むことで現金化できます。
ただし、その際、手形に記載され金額よりも受け取る金額の方が少なくなります💦

③株式会社Aは、株式会社Bへ商品500円を売り上げ、株式会社C振出、株式会社B宛の約束手形500円を裏書譲渡された。

③解答:裏書譲渡
受取手形:500 / 売上:500

約束手形を裏書譲渡された場合、借方に「受取手形(資産)の増加」となります!
そもそも、手形の裏書譲渡とは、受取手形を満期日前に他社に渡すことです。
具体的には、自社の買掛金支払のために、受取手形を他社に譲渡することが該当すると言えるでしょう📝

本日の仕訳例題演習はここまでとします!
とにかく基礎的な仕訳をたくさん演習して
部分点の2点を必死に取り行くことを大切にします!

なお参考資料は以下の通りです。

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今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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