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違和感は絶対に無視してはいけない

今日は週に1回の筋トレアウトプットの日ですが、腰に張りがあるため大事をとって休養にしました。

今日みたいな感じで、身体の違和感を優先して筋トレを休むことはよくあります。というかかなり過剰に違和感を意識しています。

小学生のころから約10年くらい野球をやってきたのですが、特に高校のころはケガばかりしていました。

一番印象に残っているケガは、高校2年生の秋。

ぼくはベンチに入れるか入れないかの瀬戸際の選手でした。それまで公式戦は一度もベンチに入ったことがなかったので、特に気合を入れて練習をしていました。

実力の世界ではどこでもそうだと思いますが、同じくらいのレベルの選手が2人いたとして、それが2年生と1年生であればほとんどの場合、1年生が優先的に使われます。

1年生に経験ある選手を増やしたいであったり、将来性を考えるとそうなるのはぼくもわかります。自分が監督でもそうすると思います。

なので、2年生だったぼくは過剰に練習をしていました。同じレベルの1年生に負けないために。

公式戦を2週間前に控えたある放課後練習のとき、打球処理をあやまり、爪でボールを受けてしまいました。

打球がもろに直撃したので、相当なダメージだったのと、みるみるうちに爪全体が内出血で紫色になりました。

しかし、ここでケガを申告したり、練習を外れてしまうと公式戦メンバーに選ばれることは100%ありません。

せっかく掴みかけたチャンスを逃したくなかったので、その後もかなり無理して練習を続けました。

結果的に、公式戦メンバーに選ばれることはできたものの、ぼくの爪は悲惨なことになっており、まともにボールを投げられる状態ではありませんでした。

幸か不幸か、公式戦での出番はなく、ぼくのケガが監督やコーチにバレることはありませんでした。(たぶん)

ひどかったのは、このあとでした。

爪が痛いのをかばって投げていたので、今度は肩に激痛が走るようになりました。爪が痛かったころよりもボールが投げられない状態になっていたのです。

それからケガを申告して、約1ヵ月間なるべくボールを投げない練習ばかりしていたのですが、肩の不調が完治することはなく、まともにボールが投げられるようになる日は来ませんでした。

と、身体のことを無視し続けた結果、悲惨なことになった経験があります。

なので、少しでも筋肉に張りがあるなとか、違和感があるなと思ったらすぐに休むようにします。

今は、高校野球をやっていたころと比べて焦る必要がないというのもありますが、「無理はしない」をテーマに筋トレをしています。

この違和感に気がつく能力は、トレーナーさんからもよく褒められます。

この間もチンニングをしている途中、左右の大胸筋の間の骨に近い部分が「バキっ」と音がしたんです。

それ以降、ちょっと変な感じがするなあ、とトレーナーさんに相談してみたところ、筋肉が増えすぎて柔軟性が下がっていることが原因で起こったことらしいです。(ケガとかではない)

そして、柔軟性を強化するためにお風呂上りに肩と大胸筋まわりの柔軟体操を教わりました。

でもこれ、ぼくが高校生のとき痛みを我慢して野球をしていたように、大丈夫だろうと無理してトレーニングをしちゃうひとが結構いるみたいなんです。

筋トレをするなら、身体の違和感に敏感になることはほんとうに重要です。

<<<本日の一曲>>>

日本語歌詞うたう前のこの頃が一番好きだった。

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