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「絵を描く事から逃げるため」のドット絵、簡単なドット絵から打とうドット絵

この記事はドット絵 Advent Calendar 9日目の記事です。

まずドット絵の話をする前に、自分がドット絵を打つ事になった経緯から
お話をしたいと思います。

『なんとなくうかれてしまうような ''何か'' がそこにはある・・・っ!!
そう、まるで近しい者のオーラが呼び合う共鳴反応のような ーー!!』

『「愛」があれば きっと 会えるよ!!』

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上の画像は今から遡る事約8年前の2009年、自分が人生で初めてガラパゴスケータイで『画像加工』というものをした時の貴重(?)な画像です。この時はPCもインターネットもまともに自宅に無かったような時代でした。
自分がアニメや漫画やゲームの楽しさから抜け出せなくなり「オタク」という人間になったのも、ちょうどこの年がきっかけだったと思います

自分は数年前までは、趣味で普通にペンタブで絵を描いてました。絵を描く事が普通の人(そこらへんにいる一般人)よりも好きだったのと、ちょうどペンタブで絵を描く事が自分の周りで流行りだったという事もありますね

自分の描いている絵は当時ピクシブやツイッターなどで評価されているような絵と比べて、お世辞にも上手いと言えるレベルではなく、絵を描くスピードも別段早くもなく、上手い絵を描くための技法書なども読まず、ひとりでに試行錯誤しつつ自由に描いていました(そもそもプロの仕事とアマチュアの趣味を比較するべきではなかった)

このまま絵を描いていて良い事はあるのかと、そもそも自分の書く絵に需要なんていうものはあったのかと、しまいには自暴自棄になり、なんの拒否感を感じる事も無く、ペンタブとペンを持つ事を完全に止めたのでした

…まあ、こんなんでも一応は絵を描く仕事がしてみたいと思いながら絵を描いていましたよ。でも「これは無理だ、とてもじゃないがついていけない」と、上手い絵を早く描く方達のあまりの気迫に逃げていってしまっただけなんです

絵を描いていたツイッターアカウントとピクシブアカウントをほったらかしのままにしてペンタブから離れて数年後、完全に別次元の世界となったピクシブとツイッターに自分の絵を描くための居場所は無く、自分にとって誰かの絵を見て楽しむ以外に用はない場所となりました

その頃、絵を描くことを諦めたパソコンでゲームばかりしていた自分はゲームの世界に没頭して絵のことなどほぼ意に介せずゲームばかりしていきます

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上の画像は今から6年前の2011年、自分が初めてPCで「ドット絵」というものを作った画像です。この年は日本で東日本大震災が起こり、アニメ「魔法少女まどかマギカ」がネット上で大きな反響を呼び、そしてマインクラフトの流行がニコニコ動画内でも広がり、印象的な出来事が数多くありましたね
インターネットが社会への貢献にどれほど重要か、思い知った年だと思います

貪るようにパソコンでゲームばかりしていた自分ですが、ある時「やはり絵を描いていた方が良かったのではないか?」という思いが頭の中によぎります。いやだって…もう諦めたことだし今更どうでもいいんじゃ

…と自問自答をするワケです。

じゃあ絵を描く事がそんなにイヤなら、以前少しだけ打っていた
「ドット絵」を始めてもいいのではないか、と思いました
…なんか見た目簡単そうですし、「簡単」そうですし…

と、いう事からいざ始めていったドット絵ですが…
(…むっず…なにこれ難しいじゃん何これ…)
そういう事なんですよね。本質は「絵を描く事とほぼ変わらない」んですよ
つまり、綺麗なドット絵を打てる人は同時に綺麗な絵を描ける人である可能性がとても高いんです。では途中で絵を描くことを諦めてしまった自分は…?

ドット絵すら難しいと思ってしまっても仕方がない、という事ですよね

マウスカチカチ…であんな綺麗なドット絵、こんな綺麗なドット絵
と、そういう風には行きません ドット絵に対する知識がゼロに近い状態から自分のドット絵は始まりました、そもそも「ドット絵」とは・・・???

まずは小さなアイコンサイズのドット絵を打つことから始めました
元の絵を見よう見まねでカチカチ打つだけ

・・・と、思いながら打っていったドット絵の例がこちら

パパパっと出しましたが、どれもかなり苦戦しつつ時間を掛けて打ちました
普通に絵を描く事と違って、ドット絵には優劣の垣根が無いように思えますね
どんなに小さなドット絵でもドット絵、どんなに壮大なドット絵でもドット絵
と、ドット絵は常にドット絵でいられる事にドット絵の魅力を感じます

自分はあれこれと説明をされてもあまりピンとこないタイプの人のようで
こうすればそういう風に見えるだろうし、これでいいかな。
という感覚だけで適当にドット絵を打ちます
しかし「あまりにもそう見えなければ」ドット絵を打ち直します、ちょっと顔の形が納得いかなかったり、かわいく、かっこよく見えなかったりすると
すぐに打ち直します
その繰り返しで自分のドット絵は出来上がっているのでしょう
もしかすると、ただ単に自分が小難しい事が嫌いなだけなのかもしれませんね

ドット絵は少しでもドットの位置がずれたりしてしまうと全く別の印象を与えてしまう事があると思います。なのでどうせドット絵・・・などと思わずに、なるべく目を凝らしながら「見せたいものが良くに見えるように打つこと」を心がけると、いいドット絵が打てるかも・・・?

長くなってしまいましたが
とにかく!ドット絵を打っている人もそうでない人も!
今から!気軽に!楽しく!ドット絵を打ちましょう!
おわり!


以上、ドット絵 Advent Calendar 2017の12月9日の記事でした

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