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初めての欅共和国

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 欅坂のライブに行った。
 会場は富士急ハイランドだったので車で向かう。車内ではお友達と欅坂の曲をずっと流し、この曲はいいよね!なんて話で盛り上がり、到着してからはグッズに並ぶ。完全に甘く見ていた。大行列、計四時間くらい並んだ。欅坂の人気を目の当たりにした。メチャクチャ面白いでおなじみの長沢くんのタオル、Tシャツ、ペンライトを買い準備万端。
 いよいよライブが始まる。隣の人は女性が一人で来ていて、「楽しみですねー。」と薄い会話を交わし、いよいよライブが始まるのを待つ。開始直前真後ろにハライチ澤部とサンシャイン池崎などの関係者席の人たちが通った。そしてライブがスタート。Overtureというライブ開始の曲が流れると観客全員立ち上がり、みな図太い声を張り上げる。ペンライトは欅カラーの緑一色に会場が染まる。ある種の宗教だなと思わされるほどの圧倒的一体感を体感。自分も色を緑にし、興奮気味で待つ。ステージにぞくぞくと楽器をもったエキストラの演奏部隊が入って来る。その後にメンバーが少しずつ入って来る、そして最後に平手友梨奈が登場し、スクリーンにドーンと映し出され、会場は一気に歓声で溢れた。平手友梨奈の圧倒的存在感にビビった。最初、世界には愛しかないで始まり、テンションが上がる。いわゆるコールを覚えて行かなかったけど周りに合わせてノリで自分もイエーイ見たいな感じで盛り上がる。そして次の曲で正面に渡邊理佐がトロッコでやってきてスタイルの良さと顔の小ささに驚愕。これがトップアイドルかと思わされた。そして序盤で活動休止していたメンバーが一年ぶりくらいに登場し、会場が盛り上がる。
 今回のライブのコンセプトは海賊で、船の中でライブをしている設定。途中船が沈み航海が荒れるみたいなストーリーでライブ演出が進んだ。終始水をぶっぱなし会場はびしょぬれ。中盤に欅坂の曲で一番盛り上がると言われている、危なっかしい計画が流れ一気に盛り上がる。そしてその次の曲が個人的に一番好きな「僕たちの戦争」。普段あまりテンションの高くない自分が「うおー!!」とぶちあがる。その後も立て続けに避雷針、AM1:27、I`m outなどお気に入りナンバーが立て続けに始まった。避雷針が始まったタイミングで晴れてた空に雨が降ってきた。すごいタイミングで演出と重なった。そんな感じで最後にサイレントマジョリティ―が流れ、エンディングには花火が真上にバコバコ上がる。終始興奮のままライブ終了となった。一緒に行ったお友達ともずっとやばかったねーと話した。
 周りのファンの雰囲気に引いちゃうんじゃないかと正直自分も心配だったし、周りに欅坂のライブ行くと話したらお前多分引いちゃうよと勧告されていたので、正直不安だった。しかし結果的に自分でもびっくりするくらいテンションが上がり、大声で歌い、ここ最近ないくらい盛り上がる。そんな自分に引いちゃったライブでした。来年も行ます。

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