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sCryptハカソン、デジタルカード他。

2024年3月25日 宍戸健

BSVのスマートコントラクト開発環境を提供するsCrypt主催のハカソンが行われる。今回はsCryptとトークンプロトコルの1SatOrdinals規格を使うことがお題のようだ。

Orginals規格は元々2022年12月に稼働したBTC用に作られたトークン規格ですが、その後、BSVの技術有志がその規格をBSV用に改善しディブロイしたものです。BTC上で稼働するOrdinals規格は、元々のBitCoinプロトコルに存在しなかった仕組み(Taproot, SegWet等)を利用せざるを得ず、これでは将来重篤な技術的課題を残すことと、トランザクションフィーが非常に高いため、気軽に実験的なNFTカード等を送受信することには適していないのです。

一方、BSVはオリジナルBitCoinの設計を踏襲しており、拡張性に優れ、かつ極小のトランザクションフィーでカードを作成(Inscription)、送受信ができるのです。このため、BTC上のOrdinalsNFTカードで遊んでいた人たちの一部が自然にBSVのOrdinalsに流れ着いてきているという状態です。

今日は、上記のsCryptのハカソンが開始されることから、従来型のNFTカードから進化させたビジネスモデルができないかどうか、ChatBSVに聞いてみたのでそれを以下に書く。

質問:

回答:

なるほど、なるほど、なんか聞いたことあるようなアイディアが大半だけどさすがChatGPT4最新モデル。ここまですぐまとめてくれると助かる。やっぱり、ゲームで使うカード、キャラクター、ゲーム内の空間の何処かに画像スマートコントラクトを埋め込むとかなり面白いことができそうだ。なお、ステガノグラフィーは以前のSpaceでも少し説明しましたが、クリプトグラフィーがメッセージを暗号化するだけで、メッセージが存在すること自体は公開しているわけですが、ステガノグラフィーは暗号化されたメッセージがそもそもあるかどうかわからなくする技術です。例えば、画像の中のピクセルをわずかに変更してメッセージを埋め込めば何が入っているのかはわからないのです。技術自体は古くからあるのですが、ビットコインが登場したことで実際に社会に広く使われる可能性が出てきました。

ところで、上のアイディアを考えてくれるように頼んだChatBSVは、OpenAI社のChatGPTの最新モデルを月20ドル契約で支払いをすることなく、一回あたりその都度払い(HandCash WalletからBSVが引き落とされるBSVのWebアプリ。質問の長さによるが1回$0.02〜$0.40(論文の分析など。)で聞ける。

開発者でお友達のAlanにどうやってChatBSVを作ったのかと聞いてみましたが、ChatGTPに聞いてコードを書いてもらって、改善点を指摘してまた修正コードを書いてもらって作ったと言っていました。(笑

さて、考えれば考えるほどBSVを使っていろんな可能性が出てきますね。はっきりいって現在世の中にBitCoin(BSV)より面白いことは他にありません。

それでは今日はこの辺で。

注:サムネールの写真はハカソンに先立って行われたsCrypt主催ハカソン説明会&BitCoinSVサンフランシスコMeetUp後の記念撮影(3月18日)です。COPA裁判にもマケズ、結局のところアプリやビジネスを作ってナンボですからね。


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