見出し画像

スーパーマリオの映画見ました

字幕で見ました。

申し訳ありませんが(あやまるこたない)、字幕版を選んで見てきました。字幕版は吹替に比べて上映館、上映回数が少なかったので、スケジュール難しかったわ〜。まあ、基本はキッズ向けやから、当たり前かね。

声優として仕事してたこともある自分としては失礼ですが〜、やっぱ英語版は声の出演者が豪華なんですもん。マリオにクリス・プラット、クッパにジャック・ブラック、ピーチ姫に旬の女優、アニャ・テイラー・ジョイ! 

基本、外国映画は吹替で見るのが好きな私ですが、これは〜。吹替を見ると原語版と比較してダメ出ししてしまいそうだから、テレビ放映まで待とう。
とにかくジャック・ブラックの歌がよかった、とだけ言っておこう〜。


80年代でよかった。。

しかし1980年代にこだわって生きてる自分にとって、スーパーマリオは時代を超えて愛されるキャラとはいえ、やっぱりファミコンで初登場したときの1985年頃の思い出のタイトルって感じだなあ。

と思ってたら、この映画の冒頭で、マリオとルイージの兄弟が本業である水道配管工のイメージCMを作る場面があるんだけど、いかにも80年代的な映像の作りで、そして2人がブルックリンの街に出ると風景も80年代で、ビースティ・ボーイズの「ノー・スリープ・ティル・ブルックリン」がかかるとか。

マリオ自身が部屋でファミコンで遊んでるシーンもあり、最先端の3DCGアニメで描いたマリオも、しっかりとマリオが世界デビューした30年以上前を知ってる中高年エイジにコミットしてくれてるのだった。(でも電話はスマホなのw)

マリオが一面クリアを目指して修行するシーンでは、ボニー・タイラー「ヒーロー」(フラッシュダンスでもおなじみ)とか、マリオカートに乗り込むシーンは、A-ha「テイク・オン・ミー」とか、最後の出撃するシーンは、AC/DC「サンダーストラック」(これは少し新しい)とか懐かしい曲が〜。

オリジナルゲームのマリオのおなじみの音楽もそこかしこに上手に使われていて、ゲームの世界観が大事にされている。ニンテンドーがほんとに好きな人が作った映画だとよくわかるよ。

全体的にもピシっと短くまとまってたのも良かった。ふだん感動のヒューマンドラマを見ても泣かない私が、何度も涙ぐんでしまった。よくハズすことなく、この映画を作ってくれたなぁ〜と。
しかしマリオは日本で作ったゲームなのに、CGアニメとなると、もう日本では無理なんだなぁ...と思って、また泣くw

とはいえ、何度も見たくなるほどの名作か、というと、それほどでもない気もしますが!(失礼)

やっぱクライマックスの戦闘シーンだけは、最近のマーベル系映画や、最近のフォートナイトみたいなゲームのアクションを意識したセンスになってて、令和だからしょうがないけど、ココこそ、もう少しゲームの世界観に寄せて、ボスキャラを倒してクリア、の感じ出してほしかったね。

ドンキーコングの描き方も、8年前の映画「ピクセル」のほうが上手くやってたような気もするけどね!

あと、すでにみんなネタバレ書いてると思いますが、エンドクレジットの後にヨッシーのたまごが出てくるので、続編がすぐできるんでしょう〜。


昔は実写版もあったマリオ

そしてマリオが1985年にリリースされて、世界中でブームになって8年後。。
1993年、30年前にもスーパーマリオは映画になったことありました。

「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」
↑ 動画は2018年にブルーレイが出たときの予告編ですが。
ぼくは封切り当時、映画館で見たんですけど、イマイチ、ゲームの雰囲気が出てなかった! なんかつまんなかった、と思って、あまり思い出がないんですが〜。後になってカルト映画的に再評価されてるんだそうです!
デニス・ホッパーが悪役、クッパの役をやっているし。

しかし1990年代のSF映画、ヒーロー物って、80年代のシンプルな痛快さに比べて、どこかダークさ、不要なシリアスムードが漂ってるものが多くて、あまり再見したいと思わない。時代の反映もあったんでしょうか。あの時代に思い入れがある世代もあるのかな? しかし00年代以降、CGの進化もあって、また痛快なヒーロー映画が増えてから、あまり90年代ものは振り返られなくなったよね〜。


マリオのラップ

そういえば映画とは関係ないんだけど、同じ1993年、マリオのテーマ曲がアメリカでラップになったことありました。

そいで、これの日本盤CDの、テレビやラジオプロモーション用のナレーションを自分がやらせていただいて、確か「ジュラシックパーク」の最初の作品を映画館で見てたとき、上記のマリオ映画の予告編に続いて、このCDの予告が流れて、自分の声が劇場で流れてきた! って、自分が出演した映画を映画館で見るときよりビックリした思い出が。。

こちらからは以上です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?