あなたの人生はまだ詰んでいない可能性が高いし、一発逆転とかないですよ、、と。

質問箱というサービスを使っているのですが、多くの質問をいただいております。未返信が1000件を超えちゃいましたが、気が向いた時に返信しています。

で、どんな質問が多く来るかというと、たとえば「プログラミングを学びたいけどどうすればいいのか」「やりたいことが見つからないけどどうしたらいいか」とかです。

これ、毎回答えてたんですが、あまりに同じのが来るので放置するようにしちゃいました、、すいません。

で、多い質問の中に「フリーターだ / 受験失敗した / ニートだ」という前提の元、「人生詰んだけどどうしたらいいか」「一発逆転をするにはどうしたらいいのか」というやつです。

これは結構答えに困っちゃうんですよね。というのも、一発逆転って、要はミラクルみたいなもんなので、あまりにハイリスク的すぎてすすめられません。一発逆転をしようとすると「消費者金融で金を借りまくって全額、暗号通貨にぶち込む。利益がでたら税金考えずに利確して借金は一度返して、残りはまた一番値上がりそうなものにぶっこむ。そして再度消費者金融からお金を借りて今度は草コイン全般に貼っていく。税金払う来年までに億以上にリターンを狙う」みたいな感じになっちゃって、それこそ失敗したら結構大変なことになります。

そもそも20代とか30代で、無職とかフリーターとかの状態で「人生詰んだ」とまで言えるかというと、そうでもないと思っています。ハードモード状態にはなっていると思うんですけど、先進国に生まれて戦争とかもない状態だったら、まだまだ挽回のチャンスがある。

で、思うんです。一番リスクが高いことが「人生詰んだと思って、適切な行動をしなくなる」ことじゃないかと。

個人的に、そういう状態になるっていうのは自分自身のせいだけとは思いません。社会とか景気とかにすごい左右される部分、あります。ロストジェネレーション世代とかの問題は特にそうですよね。なので、自己責任論を押し付ける気は全くないです。

しかし、だからといって、国や政府が「俺らが悪かった!全力でサポートするよ!」っていう状態になるのって、そこまで期待できないじゃないですか。国や政府のせいであり、責任を果たすべきというのが正しかったとしても、自分という個人をすぐに助けてくれるかというとそうでもなかったりするので、自分の身は自分で守らないといけなかったりします。

いや、国とかが本当はなんとかするべきものも多いっていうのはその通りだと思うんすよ。思うんすけど、そんなに国や政府が有能で、いろいろな問題を常に最適に解決してくれるかというと、そうでもないな、と。優先順位とかもありますしね。そこに対して怒ったり、声をあげるのは大事だと思うんですが、対個人でいうと、それ以外の対処もしていかないといけないのかなーと思います。おかしな話しかもしれないんですけどね。

話しを戻しますけど、たとえば「31歳、無職で職歴なし。借金は100万円ある」という状態が「人生詰んだ」かというと、そこまででもないと思うんです。まだまだ打てる手はあります。もちろん「31歳で、マッキンゼーに勤務。貯金が1500万ある」みたいな人と比べたら打てる手のパターンは少ないですが、それでもあるんですね。

たとえばプログラミング学習のサービスを使って、月額2000円くらい使って、半年間学ぶ。平日に1日5時間勉強すると一週間に35時間、月に140時間、半年で840時間です。

そこまでやると、そこそこは書けるようになるわけです。あとはクラウドソーシングとかで仕事を受けるなり、未経験でもコードがかければ雇ってくれるところを探すとかできるわけですね。

こういう話しをすると「努力ができる人は遺伝で決まっている」「適切に勉強を続けられる人はそもそもの幼少期の環境が恵まれている」という反論が来るのですが、それはもうしょうがない。他の手を打つしかないです。

ただ、打つ手はどんどん狭められていって、それに伴い、打ち手をクリアするハードルもどんどんあがっていってしまうわけで、今が一番これからの人生で若い時期であり、今が一番これからの人生でハードル低く課題をクリアできる、と考えて行動するしかないと思うんです。

逆にさほど詰んでいないのに「もう人生詰んだな」と思って、何もしない、とか、一発逆転で暗号通貨にお金を突っ込みまくる、みたいな状態が、一番リスクを取ってしまっているので、よくないなあ、人生の難易度をあげてしまっているなあ、と思うこの頃です。

というわけで、かなり雑にぐわーって書きましたが、今、この瞬間からできる、なんらかの行動をしてみるといいかもしれません。「転職サイトを開く」でも「プログラミングの学習サイトを開いて会員登録してみる」とかでいいので、、

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