インベスターZ第2巻書評
僕が好きな漫画、「インベスターZ」の各巻でためになったところ、そこから考えたこと、学んだことを紹介していくマガジン。
今回は第2巻です。
まずは、この一言
損切りは決して失敗ではない
むしろ次の成長のためのチャンスと思え
ーー神代
損切りとは・・
損切りとは、投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させることをいいます。ロスカット、ストップロスとも呼ばれます。購入した株式の価格が下落して、その後の回復が見込めないと判断できるケースでは、損切りが有効と考えられます。そのまま保有し続けた場合、さらに株価が下落して損失額が膨らむ可能性もあるため、損切りをして損失額を確定させることで、それ以上損失が膨らまないようにすることができます。
損切りに対する用語として「塩漬け」があります。こちらは、株価が下落してもそのままにしておくことで、「カブ(蕪)を塩に漬けておく」にかけてそういわれます。
もう少し待てば、もうちょっと我慢していればというタイミングが人生の中でもよくあるのではないでしょうか。
フリマアプリのメルカリで取引した時にこんな経験がありました。みなさんも当てはまる人がいるのではないでしょうか。
メルカリで1万円で売っていた商品に、「8000円で売ってくれませんか」とある方がコメント欄に書かれました。
僕は、「いやいや、8000円は無理だ」と思い、丁寧にお断りします。
しかし、その後一向に買い手は現れません。
少し値段を下げてみようと思い、9000円に設定。まだ買い手は現れません。
結局8000円に落としました。
すると、そこから、値下げ交渉が来て、7500円で最終的に交渉成立します。
あれ?
8000円であの時売っておけば!!!
となることがあります。
損切りの感覚が身についていないと、判断できず、適切なタイミングを逃すんですよね。
そして、8000円で売ってさえしまえば、ほかに考えるべきことに自分の頭の中を集中させることができます。
ほんと、フリーマーケットって奥が深いんですよね。
ただ、お金を得る、安く物を買う以上に、人生で必要なスキルや考え方を身に付けることができます。
人間欲を持ったら努力するしかない
投資についてイチから謙虚に 勉強しろ!
ーー神代
はい!勉強します!
それにしても神代の言葉は重い。重すぎる。高校3年生じゃないでしょ笑。
株に限らず物事には出口戦略が絶対必要だよ
結果が欲しいなら入り口ではなく先に出口を考える
ーー月浜
これ大事ですよね
「出口戦略」
僕自身、常日頃出口戦略を考えて行動できているかと言われたら、出来ていない気がしています。でも、思い返すと強烈に出口戦略を考えて行動できていた時がありました。
長文になりそうなので、別記事で紹介できればと思います。
金を掘ったヤツに金持ちはいない!
ーー神代
三田紀房さんの作品でよく出てくる考え方の一つで、
「逆張り」をするというものがあります。
この言葉もまさしくその考え方を表しています。今の流行しているコトバとして表すと、「ブルーオーシャン」ともいえるのではないでしょうか。
逆張りって、言うだけなら言えますけど社会や世間の流れに逆らうのって実は結構難しくて、自分の勇気が必要かもしれません。でも、リスクをとってでも逆張りできれば、景色を独り占めできたり、希少価値が高い存在になれると思います。
僕は、結構逆張りをする笑人間で。
僕の逆張り観については、別記事に書こうと思います。
働いていた中では、
意見に対して、反論はしなくても「こういう考え方もあるよね」とか、「逆にこう考えれますよね」みたいな形で僕は実践していたように思います。
正直2巻は見どころが多く、他にも紹介したいコトバがいっぱいありました。
次は、第3巻です。
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