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【要約】社会人一年目の教科書

はじめに
来週4/1から社会人を迎えるケンタです。社会人ライフでいいスタートを切れるように、今回紹介する書籍を自分なりにまとめてみました!

こんな人に読んでほしい!

  • これから新卒として入社する人

  • 新しいことに挑戦する人

  • 社会人スキルとは?に興味がある人

また、要約文の最後には個人の感想やアクションプランを載せましたので、ぜひ参考にしていただきたいです!


信頼を得るための3原則

① 頼まれた仕事は必ずやり切る
・新人のうちは頭がいいとかはどうでもいい
┗「優秀だと思われたい」と思うのは新人あるあるな気がする。優秀かどうかではなく、信頼できるかどうかを意識しよう
・「すみません」「忘れていました」はダメ
┗目の前の業務に慣れていないので、抜け漏れが発生しがち。そんな時は、再発防止の仕組みを作る
・ほうれん草を細かく刻む
┗とにかく詰まったら、自力で挑んではダメ。積極的に上司の力を借りる。ただ、詰まっている部分や試したことはしっかり伝えよう。

② 50点でもいいから早く出せ
・仕事は先輩、上司の力を借り総合力で勝負する
┗新人がいきなり一人で戦おうとしない。積極的にいろんな人を頼ろう
・勇気を出してフィードバックをもらいにいく
┗誰でも最初は抵抗があることなので、自信を持ってFBをもらいにいく

③つまらない仕事はない
・どんな仕事にも成長の機会がある
┗面倒な仕事でも、自分の足腰を鍛えるために必要な仕事
・結果が出ている人は基本を誰よりも練習する
┗資料作成なら、一つ一つの納品物に拘って作成する。過去の提案資料を読み込む。

社会人に必要な50の指針(要約)

▼業務編
① 当たり前を徹底する
・遅刻をしない
・メールをためない
・大きな声で挨拶をする
┗社会人の最初は、「ちゃんとした人であることをアピールする」ことが大切。大きな仕事を任せられるようになるためには、徹底的に当たり前のことができる人でなければならない。

②意欲を持って仕事に取り組む(自分なりに仕事に付加価値をつける)
・議事録に自分なりの意見をつけてみる
・会議では新鮮な目線を強みにして堂々と発言をする
・商談には積極的に同行し、社会人マナーを身につける
┗受け身の姿勢で仕事をしてはならない。育てられている立場だからこそ、それをカバーするための手数の多さやエネルギー量を強みにする。

③仕事は復習して、アウトプットすることまでがセット
・業務が忙しくなってもしっかり振り返りの時間を作る。
・記憶ほど曖昧なものはないので、あとで見返せるようにメモをする。そうすることで記憶に残りやすく、スキルとして定着する
┗自分なりにnotionなどのタスク管理ツールでインプットしたことをまとめる工夫を作る。
┗メモ帳を常に持ち歩くのもおすすめ。手書きの方が記憶に残りやすいので、自分なりの気づきは紙でメモする。

コラム
無難な人生より、たくさんのドラマがある人生の方が納得感がある。

▼勉強編
①物事は体系立てて理解する。
・新聞やニュース、本の情報をそのまま受け取るのではなく、それを自分なりに解釈して、感想文を作ってみたりしてアウトプットすることが大切。
・脳に負荷のかかる学習をする。薄い情報はそれ相応の価値しかない。
┗情報の溢れた時代では自分の頭で考える価値が高まっていると思う。自分なりにノートにまとめてみたり、発信してみるようにする。
┗興味のある分野や本に出会えば、じっくりと繰り返して読んで理解する。

②アウトプットを想定した学習をする
・エクセルやプログラムを漠然と勉強するだけではダメ。ビジネスの現場で活用したい場面を想定した学習をする
・勉強をした後は、実際の現場でどう活かすのかという行動に落とし込んでみる

③自分にとって学習のモチベーションになることを探す
・意識の高い周りの人たちから刺激をもらうのはとてもいいこと
・モチベーションはなんでもいいので、とにかく継続して学習することが大切

コラム
社会人は40年以上の人生になる。毎日1%の学習を継続することで10年後には大きな強みになっている。

▼人間関係編
①部署、会社の垣根を超えて目上の人と積極的にランチに行く
・先輩から教訓や体験談を教えてもらい、仕事に活かす
・可能であれば社長を誘う
┗もっと積極的にランチに誘う!

②敬語は外国語のつもりで覚える
・敬語は知らない言語だと思って割り切って覚える
・先輩と話す時「敬語をマスターしたいので間違っていたら教えて欲しい」と伝える
┗英語の学習と似ている。完璧にしたいならネイティブに間違いを指摘してもらうのが一番

③上司や先輩との信頼関係は大切にする
・感動は躊躇せず、伝える
・本当に大切な上司や先輩には、敬意を込めてフィードバックをする
┗先輩や上司に日頃の感謝をあまり伝えられていない。FBを受けたり、何かを教えてもらった時、「〜がためになりました!」と具体的に伝えることで横柄な態度に見えず、お互いがいい気分になると思った。

④叱られても前向きに捉える
・叱られて落ち込んでいる時は、感情に支配されている時、全てに意味があると信じてポジティブに、かつ冷静に再発防止の仕組みを考える

⑤幹事やイベントは積極的に役を取る
・面倒なことを進んでする人、ノリがよく場を盛り上げられる人は信頼を得る。大切なのは、信頼を得ること。

⑥体調に気を遣う
・睡眠、食事、運動は健康の基本。仕事ができる人は健康である。

⑦悩みは社外の人に相談

コラム
社会人で大切なのは「一緒にいて楽しいと思ってもらうこと」

▼その他アドバイス
①同期とはつるむな
・同期と比較しても何もいいことがない

②金融リテラシーをつける
・貯蓄をする。資産を形成する感覚を身につける。

コラム
社会人一年目は勝負所。そのためには、多くの人を頼って総合力で準備する。「備えあれば憂いなし」

要約

①メイントピック
入社当初は、信頼を得ることを最優先に仕事をする。そのために、当たり前の礼儀を徹底し、意欲的に仕事に取り組む必要がある。
②筆者の主張
仕事は挑戦の連続である。そのために、本書で書かれている項目(社会人の基礎)を体にすり込ませ、いざという時のために備える必要がある。受け身で無難な人生より、挑戦があり、主体的な人生の方が後悔がない。

感想

すでにできていることとそうでないことがあった。できていることはもっと質を高め、できていないことはこれから丁寧に改善していこうと思った。本書は箇条書きで簡潔に書かれているため、入社2年目くらいまでは3ヶ月に1回ペースでチェックリストとしても活用できると思った。
また、筆者の考えに共感できることも多かった。挑戦するには普段から体調に気を遣ったり、常に勉強する姿勢が必要だと感じた。

行動に移すこと

①当たり前を徹底!
・職場での挨拶は大きな声でハキハキと!
・遅刻しない。休まない
②どんな仕事も意欲的に、楽しむ工夫をする
・会議で自分の意見を思い切って発言する
・仕組みかできそうなことは上長に相談する
③学習前に現場でどう活かすのかを想定する
・ゴールを描いた後に、着手。漠然と勉強しない。
・本や人から教わったことは自分なりに解釈して、アウトプットする
・タイムズ、個人SNSで発信する。
④その他
・同期とは飲みに行かない。だからこそ常にリスペクトの気持ちを持って接する
・仕事で詰まったらすぐに相談する。その時、何に詰まったのかを言語化させておく
・敬語は外国語のように覚える。
・積立NISAを続ける
・叱られても落ち込まない。むしろ元気よく反応する!次に再発しない仕組みを考えて対策を取る。


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