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『松 DEMO 壱』歌詞

『松 DEMO 壱』
作詞・作曲・編曲:松本健太


1.「コトノハ オトノハ」


雨上がりの歩道橋
手すりに残った雫と雫
湿った空気が街を少し霞ませて
甲州街道は秋の命芽吹かせる

大好きなロックなあの歌を
口ずさみながらギターを背負って
甲州街道はもうすぐ秋なのさなんて
靴紐結び直して 足音を刻んでく

僕の言の葉 僕の音の葉
繋ぎ合わせて 胸の奥の方
生まれたビートと 新しいメロディー
溶かし合わせて 歌と旅に出よう


ライトニンのブルースギター
今でも心はシビレたまま
甲州街道の果てに歩き続けて
MOJO HANDを早く手に入れるのさ

僕のギターと 僕の歌をさ
連れて行くんだ 君に会いに行く
かっこいいフレーズと スライドギターを
溶かし合わせて 歌と旅に出よう


僕の言の葉 僕の音の葉
繋ぎ合わせて 胸の奥の方
生まれたビートと 新しいメロディー
溶かし合わせて 歌と旅に出よう


2.「手紙」


ところで今君は何してる?
最近さ、同窓会の連絡がきたんだ。

僕はまだ行くか考え中。
あいつらがどう変わったか見たい気もするんだ。

相変わらず僕は優柔不断で、
「思慮深いからだ」と嘯いてる。

僕の心、不自由に揺れてる。
木の枝に引っかかったビニール袋みたいに。

君がいなくなった世界では、
容赦なく季節は巡り、巡り続けてる。

相変わらずこっちの夏は暑くて、
冷たい麦茶 身体をしずめてる。

相変わらず僕は優柔不断で、
「思慮深いからだ」と嘯いてる。

ところで今君は何してる?
いつかまた会う時は、約束の場所へ行こう。


3.「カタルシス」

二元論の沼に飲み込まれ
無限という嘘も見抜かれて

寝ても覚めても愛を語る君の言葉
僕のbrainじゃ理解もできずに眩暈

穢れを知ってしまった
世界の色は変わってしまった
美しい世界はいない いない

欲しいのは 君の裏側
欲しいのは 君の裏側
本物の君の言葉はどんな色か 
僕に聴かせてよ


不安定という名の安定を武器にして
今日も歩いている

たまらない胸の痛み 
刺さった言葉は
今でもここに存在してるから不快

同じことはしたくない
なんて思いながら
いつの間にか人を傷付けてる 痛快 痛快

見せたいのは 僕の裏側
見せたいのは 僕の裏側
本物の僕の言葉がどんな色か
君に聴かせよう


4.「Drop D」


洗いざらい曝け放題の夢の中で見る夢が
またひとつ増える
噂話 妄想と想像で揺れる真実が
また一つ消える

ha ha ha 痛いよ
ha ha ha 見たいよ
ha ha ha 未来を
ha ha ha 観たいよ


5.「流星群」


「星を掴んでみる。」
君は真面目に言う
夜のしじまと三日月の下で
流星群を待つ

13年後だって
この流星群が地球に帰るその時にも
一緒に見たいと願う

流星よ
僕らのこと見えてるかい?

「やっぱり掴めないね。」
君はお茶目に笑う
でも伸ばした手には確かな光が
僕には見えたんだ
確かに見えたんだ


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