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写真展『アイドンノー展プライマル』主催あとがき。

■アイドンノー展プライマル開催!

去る2023年9月18日から24日まで渋谷ギャラリーコンシールで「アイドンノー展」シリーズ第三回目、「アイドンノー展プライマル」が行われました。今回も私、ケンタソーヤング、写真展プロデューサーとして、主催させていただきました。
僕のNOTEは写真展が終わってからの感想というか私的反省を含むことが多いのですが、今回もそのそうな内容になっています。このNOTEを読んだ方にとって、写真展開催のヒントなどになってくれたらと思います。

写真展終わってからこのNOTE書くまでに1週間かかってしまった・・・・本当に遅筆でごめんなチャい。


■アイドンノー展とは


アイドンノー展プライマルのテーマは「原点」「行動原理」です。


アイドンノー展とは2019年、2021年に渋谷ギャラリーコンシールにて行われた写真展です。
今展示のシリーズには、協賛もなければ、賞もありません。コンテストもしません。
出展者だけで作り上げる、まず自分に突き刺さることを目的の写真展として立ち上げました。
アイドンノーの意味は「他の誰でもない自分のための」展示であること。
「お前のことなんて知るか!」=周りは関係ない、気にしないというニュアンスだと、「I don’t care」なんだけど、まあその辺は語感で選んだんです。
とりま、他人は関係ない、自分が好きだからこの写真を展示するのだ!ということを旨として開催しました。
2019年はアイドンノー展、2021年はアイドンノー展VS、んで、今回のプライマルで3回目です。こんなの3回もやってるんですよ。我ながらしんどい。でも楽しいw

裏テーマでは、SNS畑の人と展示畑の人を混ぜ合わせて同化学反応を起こすのか、という思いもありました。


■アイドンノー展プライマル発足にあたっての思い。

まずは会場に貼った主催者挨拶の画像を載せます。
こんな感じで「これを読め!」なんて偉そうに書いてトイレ脇に貼っておいたのだけども、読んでくれて人は果たしていたのでしょうか??


■プライマルというタイトルにした意味

↓ここから後書き用に書いた文章をそのまんま載せます。


これは幻のあとがき。会場には貼りませんでした。


とまあ、読みにくいあとがきを書いたのだけども、
アイドンノー展運営であるポンさんに添削してもらったところ、
赤ペン先生並みに添削してもらって、画面が訂正だらけに(苦笑)


誤字脱字だらけ。メッッチャ添削してもらってほんまにごめん397✨


最終的には、
「あとがき要らなくね?」って言われて、
「え??ちょ??マ??」ってなったけど、
「あとがきもあいさつも同じこと言うてるやんけ」と言われて、
確かに・・・・ってなってしまったので会場には貼りませんでした。
ここで供養させてくださいな・・・・。
マジでポンさん、僕にとってはなくてはならない人。展示以上に情熱と冷静を同居させてる素晴らしい人です。

ポンさんのブックを見る国王様。ポンさんのブックが一番やばかった。



■ギャラリーコンシールの特徴。

ここでギャラリーコンシールの特徴を記しておきたいと思います。
アイドンノー展の歴史はギャラリーコンシールがあるからこそ成立しているわけで、この会う意味特殊な環境を「使い切ること」こそが、写真展攻略のカギっつーか、アイドンノー展が愛される写真展になった要因なわけでs

渋谷ギャラリーコンシールの特徴(長所、短所含む)

長所。
①ネジが使える(これにより大きな搬機やギミックのある展示ができる)
②壁に文字を書いてもいい(現状復帰すれば基本的にOK)
③渋谷駅から近い(駅から歩いて2分)
④カフェスペースがあり、お酒を飲みながら展示を見れる(滞在時間が長くなる)
⑤テーブル、ソファ、棚など搬機が使いたい放題(なんなら多い)
⑥交渉すれば23時までのオープンが可能(これはマジで狂ってる)

短所。
⑦場所が分かりにくい(マジで見た目は廃ビル)
⑧エスカレーターがない(マジできつい)
⑨ワンフロアで最上階なので目的を持ってきてもらわないといけない(サンキュールデコで感じた他の展示とのシャワー効果は得られない)
⑩スタッフがコロコロ変わって、責任者が誰かわからない(やりとりがマジで困りました。バイトさん達のシフトもコロコロ変わって一体誰にルールを確認していいのか??毎週コンシールに通いました。)



昼のコンシールの階段。良い光が入るんですけど。

ギャラリーの長所と短所がわかって、会場の特性を「使い切る」ことが展示の極意だって強く思います。

このコンシールの特性はかなり特異というか写真展示会がよく行われている渋谷ギャラリールデコとは、全く使い勝手が違う、っつーか使い勝手面で言えば、悪い方だと思います。

普通の写真展しかやったことのない人、見にいったことのない人には、見たことないギャラリーの特徴が目立ち、かなり異質に感じたのではないかな?と思います。

写真展向きのギャラリーでもいろいろあります。落ち着いた展示向きのギャラリー、なんでも出来るガヤガヤしたギャラリー、販売が出来るできない、自分でオープンするところしないところ。立地だけではないそれぞれのギャラリーをよく理解して、自分がやりたい写真展に向いた場所を選ぶのが良いかと思います。マージンの割合も会場によって違いますし。そこが写真展の面白さの一つでもあるとは思いますが。



■プライマルのメンバーについて。


今回のメイン美ジュアルは雨下さんにお願いしました。自撮り画像をもらって、文字は原田くんに書いてもらっています。
メインビジュアルとセットの情報欄。このデザインもポンさん。非常に分かりやすい!

写真展を開催するにあたって、僕自身が大切にしていることがあって、オファーを出して確定して人には直接あって話をすることです。メールやLINE以外のでやりとりをして、この展示の趣旨について理解してもらえるようにするようにしています。今回は遠方の方で無理な方もいて、その方には電話で説明させていただきました。

メンバー集めを本格的に始めたのは、今年の1月から。
「この人と展示したいんや!」と思った人に声をかけていきました(実はここですごく勇気を使いました)いきなりDMを送らせていただいた方もいて、それについてはびっくりさせてごめんなさい。

お誘いした人はアイドンノー展については全員知っていてくれていました。アイドンノー展は前回までのメンバーの熱量の甲斐もあって、ある程度の認知されていたんです。実にありがたいことです。

■メンバー集めに苦労した話。


自撮りできるやんちゃんのブース。やんちゃんとはclubhouseでつながりました。


実は、今回は結構オファーを断れることが多くて。今回は出展者25人だったけど、大体その倍は断られています。
中には「出す意味がわからない」「利がない」とかね。まあ、仕方ないですけど、、、、アートで食べている方々から出展料を集めての運営をしようとしている訳だし、今回販売も絡まないし、儲けがないと参加したくないのも分かりますし。「スポンサーがない」のは僕のこだわりで、その分、出展者に負担をかける訳なので、出してくれなくても仕方ない。途中で「やる気が湧かないので出たくない」とキャンセルした人もいました。

それぞれの言い方なぁ・・・・枕を濡らした日々だってのはここに残しておきたいエーーーーーン(T ^ T)

■参加メンバーに返せること。



初めて撮った雨下

今展示に置いて、というか、僕のが主催する写真展のほとんどには、スポンサーはいません。
儲け度外視・・・・というか、僕自身が「写真展の面白さを伝えたい」と純粋に考えているのと、アイドンノー展のテーマは、あくまで「私的な写真」「自分に突き刺さる写真」であるからです。
フォロワーに届けるための表現をすることの多い時代に、自分自身に届けることを主旨としている写真展。それをスポンサーを入れて行うことはできない、そんな考え方からです。
「自分の好きを届けるからこそ、手を抜けない」という構図が出来上がり、今展示における個性豊かな自由な表現方法につながっていった、という訳です。


おバズりになられていたYUUUIくんのブース。この写真本当に好き。


何人かが書いていますが、メンバーの個性が強烈すぎて、やばい。ついでに全員が本気すぎてやばい。実際に参加を断られた意見として、「怖くて参加できない」と言われたことがありました。

出展料はスポンサーのいない分、そんなに安くないし、一人分の幅は割と広いし、印刷にかかるお金だってそれなりに掛かるし。ついでに全国にもあまり見たことのない特性の持つギャラリー。アイドンノー展に参加することは、マジで相当な覚悟と試行錯誤が必要だったと思います。実際みんなめっちゃ苦しんでた気がする。

そんな展示だからこそ、参加するメンバーには、いろいろな体験をしてもらえるようにしたい。アイドンノー展においては、僕の写真展におけるアイディアを惜しみなく提供することを心得けたつもりです。

あきくんのブース。ここだけでしか見れない傑作。本気で取り組んでくれるので、僕も本気で展示のノウハウを伝えていく気持ちになりました。

オンラインミーティングは4回。オフラインミーティングも4回。全て僕の経験をもとに作った資料を添えて行いました。

オフラインでは「ネジが使える」「粘着テープもOK」という特性を「理解して、使い切ってもらえる様に」何度も何度も足を運んで一緒に考えていきました。naokudoさんなんて全部のオフライン参加したもんね。自分がアドバイスすることで、良い展示をして貰えたら、それに尽きることはない、そんな思いです。

naokudoさんのブース。これを完成させるまでに4回のミーティングをしました。

印刷は業者に頼みたい人には、いつもお世話になってるミカ製版さんに繋いでしてもらったり(岩崎さんいつもありがとう)、出展者同士でフレームも貸し借りしてみたり、レイアウトを工夫して、互いに高め合える様にしたり、在廊できない人に代わって在用できる人が、その人の展示を紹介するというルールにも皆さん納得してもらって、全員で「いい展示を作ろう!」という気持ちに纏めていくこともできました。

色々仕掛けを施して行ったんですが、みなさん僕の意図をよく分かってくれていて。SNSでの広報はX(旧Twitter)中心になってしまいましたが、和気藹々としてやり取りが昼夜行われていたり。展示終わってからもその雰囲気のまま継続していてくれていて。本当にありがたい。



■相互作用のあるレイアウト

参加者資料用のレイアウト図。お客さまには非公開でした。理由は後述。

今回においては、それぞれの作家の作風を見て、当てはめていきました。作風だけだとうまく纏まってるように感じた方もいたかも知れませんが、実は仕掛けがあって、「敢えて同じ様な展示方法をしそうな人を横に並べる。」ということをしました。 会場においてのレイアウト、出展場所については僕の独断と偏見で決めています。出展者には「何処になるかは僕に任せてね✨てへぺろ✨」って言って参加してもらってます。蓋を開けたらとんでもない場所になってた、とかハラハラしてた人もいることでしょう。まぁトレーディングカードみたいなもんよ。腹決めてもろて。

合同写真展において、隣の出展者がどんな展示をしてくるのか??は特に気になるものです。「あの人こんな感じに出してくるっぽいよ」なんて聞き取りしていたものを少しずつ小出しに情報を下ろして行ったり。写真家の横に風景写真家をおいて、どうなるか?という化学反応を試したり。(風景屋のzookomi氏が大判のプリントを出すことが有名だったから、横に出したyukkeyは小さく額入りのプリントをしてくれたり)

zookomiくんブース。途中からちゃぶ台と座布団などなどが追加されて何やら縁側みたいになりました。
大判印刷のzookomiに対して真逆の作戦に出たyukkey。素晴らしい写真で感動した!


可愛らしい展示と賑やかな展示をするchihiroちゃんの横に、可愛い写真のnaokudoさんとオシャレな写真家のフジグラフィーを置いたり。

目玉の一つ、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼が想像以上のセンスでヤバかった。あとファンも多かった。
嫁もお世話になってるchihiroちゃん。センス抜群!思い切りぶつけてきてくれました。

そんなこんなの形にレイアウトを当てはめていって、各出展者に情報を小出しにしてるうちに全員が「隣に負けたくない!」っていう心理状態に。勝ち負けってなんだよと思いつつ、それでこそアイドンノー展や!っていう思いもあり。

結果的に、異種格闘技戦とかストリートファイターとか言い出した人もいて。「本気で展示で殴り合おう」みたいな雰囲気がいつの間にか構築されてていて笑いました😆してやったり😏


今回の目玉の一つでもあったタシロの展示。ギミックは聞かされていたので、制作にあたって絶対sぬぞ?って言ったら本当にSんでた。
タシロの横に配置されてしまったMIZUKI氏。ご夫婦での写真を。隣のギミックに負けたくない!という思いから、プリントだけではなく。レイアウトそのもの勝負してきた!このレイアウトの形、足跡だって気がつきました???

それぞれが作用して、それぞれがいい展示を作ろうとする、そんな気持ちさせてくれるレイアウトを作れたのでは??と思っています。この辺、僕の手腕さすが!って自画自賛しちゃいました( ⚫︎´ ▽ `⚫︎ )




■レイアウトの反省


レイアウトの最終決定は3ヶ月前。それぞれ何をしたいのか聞き取っていたのですが、hirotographerさんの展示は、モニターと聞いていたけれど、まさかのゲームww

hirotoさんのブース。スタート位置に戻すYUUIくん。コントロールがめっちゃうまかったです。


これは物凄いものを持ってきてもらったけど、「1人頭の鑑賞時間」が通常の10倍ぐらいかかることがわかりました苦笑。それを考慮してなかったので隣のガクさんの鑑賞スペースにお客様が干渉することに。(本当にごめんね)


Gakuさんの作品。非常に上質な物を持ってきてもらいました。ガクさんとはもう10年来の友達。やっとこ共演をしてもらました。


出展者の在廊率もなかなかに高くて、特にA室は混雑しちゃいましたね。ちょっとその辺も含めてお二人にはごめんなさい。ポンさんブースと入れ替えたり、レイアウト決める段階で作風よりも作家の在廊率でも調整すれば良かったかもしれないと思いました。この辺はめっちゃ勉強になりました。

それにしてもhirotographerさんの展示めちゃくちゃ面白かったな、、、次はマリオカートしたいです💓


■目に見えて多い在廊率


コンシールの特性にあげたカフェスペースがある特性とネジが使えるという表現の自由度から、お客様一人一人の滞在時間が非常に長いということを今回ずっと感じていて。ゆっくりじっくり見てくれるから、出展者側もついつい長く解説したくなっちゃうんだろうな、都内近郊在住の出展者の在廊が明らかに多かったです。しかもみんな閉場の23時までいました。狂ってやがる。

撮影スポットとして作ってもらったこなみんの作品。写真うますぎる。猫宮りさちゃんを添えて。

なんでこの23時までに設定したんだっけ?いや、コロナ前のコンシール自体の営業時間が23時までだったんですよ。俺のせいちゃう。
開場時間に目一杯居続けてくれる出展者に、本当に感動しました。出展者が楽しいと思える展示を作れることが、何より嬉しいことです。



■お客様側の反応


開場時間が長い=在廊時間も長い=出展者に話を詳しく聞ける=出展者がいなくてもその作品とゆったり向き合える=「没入感が強い」
というのがアイドンノー展、コンシールでの展示の特性です。

写真展戦国時代において、さらっと見ることに慣れてしまったオーディエンスの皆様にとって、アイドンノー展の情報量と没入感は、相当なインパクトだったと自負したいんですが、その証拠にSNSでの反応は凄く良くて。

日々増やしたロープを最終日には取り除いたHILOさんのブース。その心意気!

僕の写真展は激励の意味を兼ねて様々なご意見を頂くことが多いんですが、今回はほとんどが「楽しかった」「またやって欲しい」とのご感想をいただき、本当に感謝カンゲキ雨嵐の巻です。10人ぐらいの方から直接に長文の感想をいただくことも初めてで。手応えのようなものを実感しています。


■毎日やった反省会

国王様


僕の主催する展示では毎日、終わりがけにその日のオペレーションについての反省会をします。この対応はどうだったとか、明日はどうするとか。そうすることで共通認識で接客対応できるし、安全対策にもあるし、全員のモチベーションも上がると信じているからです。
アイドンノー展プライマルでも例外はなく、毎晩行いました。

アイドンノー展VSに出てくれたりなてぃも来てくれたよ!

楽しいのはその日最後まで残ってくれているお客様も反省会に参加してくれたこと。アイドンノー展に来てる方々は有り難くもこの展示から何か学びたいなって思ってる方々が多くて。反省会ってゆーか、接客のオペレーションこそ、写真展の真髄だったりするわけで。その文字通り「秘訣」みたいのを反省会に出席したお客様には体感してもらえた様な気がしてます。


■ソーヤングのブース


今回のテーマはプライマルは「原点」とか「行動原理」とかいう意味でつけました。自分自身を振り返って、僕の写真の行動原理の一つに「かわいい女の子と美味い飯が食いたい」というものがありました。

写真展数が一番多かったと思います笑
思ったより搬入に手間取ってGakuさんに手伝ってもらったのは良い思い出🙏

言葉だけ聞くと昨今よく聞く炎上案件かよ、なんて思われるかもしれませんが、ぶっちゃけこの気持ちが1ミリも無いポートレート写真家なんて居ないって断言(暴言)したいです。

「カメラというものは夢を見させてくれるもの」

「自分がモテていると錯覚させてくれるもの」

「彼女たちは僕の成果物(写真)が好き。」

「僕は彼女たちと楽しくデート風味で飯が食いたい」

「ここにwin-winの関係が生まれる」

「よってカメラは素晴らしい機械である」

という概念の元、全ての撮影を「iPhoneで行った」作品です笑笑笑笑笑笑

なんていうか、
「写真家ってかカメコ(カメラ小僧の略)が夢見る世界へのアンチテーゼ」
として作りました。

制作期間は1年6ヶ月。iPhoneとはいえ5000枚あった中から100枚を厳選してプリント、会場にて80枚まで絞って展示しました。

その期間でここまでの「飯と女」の写真を集めて作品になるまでにコレクションした「キングオブデートカメコ」はおそらく僕だけかと自信満々に声高高に言いたいと思います😏😏😏

白川うみ氏、ご来場!

僕のブースを見るお客様の反応は、様々で、
腕を組んでマジマジと見ていたカメコの方、めっちゃ白い目で見たり一瞥するだけで視界にも入れてくれない被写体っぽい子、、、、「すげえー!!!」と感嘆してくれるのは写真撮ってる人だったりして、いろんな反応があって面白かったです笑

ちなみにブックは64ページあって全て嫁だけで作りました。


■嫁に支えられてる。


僕のブースは謂わば「デートカメコの世界」として作りましたが、嫁はこれを理解してくれてて、終始ニコニコ楽しそうに見てくれてました。

mizukiくんの奥様、nacyちゃんと嫁。実は同級生の2人(年は違う)

それどころか彼女はアイドンノー展そのものがとても楽しく感じられたようで、全体運営と風紀チェックなど動き回っている僕に代わって?、いろんな出展者に自分から話しかけていてくれて。時には1人で来た女性のお客様に話しかけてくれてもいて。なんなら僕なんかより出展者やお客様とコミュニケーションしていて、僕なんかより出展者のプライバシーについて知ってるってなんぞ?!

そんな彼女は仕事帰りにも毎日23時までずっと一緒に会場に居てくれました。そんな嫁いる?僕のブース、デートカメコオブザイヤーなのに???「たぬきちブックです」ってお客様に拝読勧めてるし、なんかもう、この子すげえわ!ってなりました。


◽️これからの写真と写真展示について
何人かの若いお客様と話していて特によく聞いたのは
「写真って自由にやっていいんですね」
という言葉。

会期終了時のサインボード。
たくさんのご来場本当にありがとうございました!

技術者とネットワークの発展とともに写真は全人類が撮るものになった結果「コモディティ化」してしまったこの世界の中で起きたのは、写真展そのものも「コモディティ化」してしまっていること。運営の問題から「テンプレート化」させて管理している写真展が目につくのも、僕はとても気になっていて。

コモディティ化について別所さんの記事参照。

表現って自由にやっていいんですね、なんて言葉はまさしくその結果だと思っています。写真展を見に行くことが日常のエンタメの一つに取り入れられている現状は喜ばしいものですが、見る方の目は肥えているというか、テンプレ化されたものはもはや見飽きています。これからの写真展は、観覧そのものがより刺激的で楽しいものでなくてはならなくなっていると感じました。


■これからのソーヤングの役割。


会期中にとある作家の作品の前で若い子に「これは作品なんですか?」と聞かれたので、「どんなものが作品と思うんですか?」と聞き返したら、「風景の中に人を立たせるのが作品だと思ってました。」というやりとりがありました。とても悲しくなりました。バズりやすい構図というものはありますが、そんな表現しか見てこなかった子達の感性、、、


アイドンノー展初代メンバー!飛ぶ鳥を落とす勢いのコーイチ!

以前、何処かで「写真を見る人間にも知性が必要」という記事を見かけました。芸術を理解するにはある程度の理解が必要ということ。この書き方はなんか癪に触りましたが、その通りでもあると感じています。「見る側の下地がないと得られない感動はある」とは思います。

企業が絡まない、制約がない写真展だからこそできる自由な表現があること、それを僕なりにもっと伝え続けていかなくてはならない。弱小で矮小な勢力ながら、おそらく日本でもこれだけの規模の合同写真展を開催してきた人間はそんなに居ないはず!(盟友いなばゆたかには劣るけど)そんな身勝手な使命感を感じつつ、僕だから出来るエンターテイメントな写真展をこれからも開催していきたい思いです。

搬入頑張ってたカナコ!

アイドンノー展第4回目については、実はもう誘いたい人がいて、オファーは出しているんです笑。また今のメンバーにも招集かけたいと思っていますので、その時は皆様よろしくお願いします!!!!

■最後に


アイドンノー展プライマルに出展してくれた出展者のみんな、そして来場してくれたお客様の皆様が、この展示を体感して、より良いものを得てくれていたなら、幸いです。

サインボード復旧する推し佐野小波と嫁
俺得

全員分の写真紹介しきれなかったー!ごめん!
愛しい愛しい出展者のみんな!僕は君たちが大好きだ!『次回出すときは〇〇したい』なんて話してたのがすごく嬉しくてホッコリしました!!

そして暖かい目で見守っていてくれた皆様!
本当に本当にありがとうございました!
次回アイドンノー展は2年後の予定!
よろしくお願いします!

本職の方に撮ってもらった集合写真
本職の方(naokudo)

ここまでお読みいただきありがとうございました(●´◡`●)


◽️こちらも合わせておよみいただけたら!

⭐️フジグラフィー

⭐️あきくん


⭐️カマノイさん

⭐️hirotographerさん

⭐️雨下


⭐️タシロシロ

このノートを読んだ方に撮って、良い写真展開催のヒントになりますように。

2023年某日 ケンタソーヤング

ありがとう御座います!!これからの励みになります!ハゲ散らかすほどに感謝してます!!!