散歩のことを考える

わたしは散歩が好きだ。

速く歩くのも、ゆっくり歩くのも好きだ。長く歩くのも、短く歩くのも好きだ。寄り道しながら歩くのも、一直線に目的地に向かって歩くのも好きだ。

1人で歩くのも、妻と歩くのも好きだが、大人数で歩くのは好きではない。音楽を聞きながらでも、落語を聞きながらでも、何も聞かなくたって散歩が好きだ。

歩いていて次々とアイディアが浮かぶのも好きだし、いくら歩いてもなにも浮かばないのだって好きだ。途中で誰かに会うのが嬉しいときもあるし、誰にも会いたくないときもある。

雨が降って散歩に行かないのもいい。しとしと降る雨を見ながら「散歩に行きたかったなァ」とグチるのがいい。

晴れているのに散歩に行かないのもいい。散歩しようと思えばできるのに、あえて行かないのが一番いい。

わたしは散歩が好きだ。

〜 あとがき 〜

《原稿用紙1枚で考える》の第3回です。

今回、書いているうちに詩に近い文章になりました。

短い中で表現しようと思うと、どうしても抽象的になり、ひとつの言葉にいろんな意味を重ね合わせてみたり、多くのことを省略したりして、自然とこうなるようです。

もう少し、物語的要素の入ったものも書いてみたいですね。

前回告知したとおり、とにかく7日間は毎日更新します。いろんな表現を試してみるつもりです。少しでも刺さる人がいればマガジン登録お願いします。

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〜 その他の活動 〜

2年4ヶ月の世界一周の旅を終えて、いまは執筆活動に励んでいます。

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ケン

原稿用紙1枚の物語

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