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40歳直前で語学留学した話 - 準備から入国編 -

こんにちは。
今年の6月から7月にかけて1ヶ月間、フィリピンのセブ島へ英語学習のための留学をしてきました。
今回は出国前の準備と入国までのお話をしたいと思います。

前回の学校選び編はこちらから


航空券

入学日も決まったので次は航空券の手配です。しかしここでもいろいろとややこしいポイントが、、、。
フィリピンに渡航する際には30日以内にフィリピンを出国する航空券が必要というルールがありまして、日本にいる時点でその条件をクリアした航空券を購入しておく必要があります(2023年6月時点)。通常であれば往復航空券を用意したりすれば何も問題ないのですが、私の場合卒業後もそのまま数日間滞在して観光も楽しむつもりだったので滞在期間が微妙に30日を超えてしまいます。
そういった場合にはとにかく30日以内にフィリピン以外の国に出国する航空券であればなんでも良いので、私の場合はマニラからマレーシアのコタキナバル行きの航空券を買いました。タイミングにもよりますが、3,000円から5,000円くらいで購入可能です。そしてこの航空券は出国チェックインの際に提示すれば実際には出国する必要がなく、捨てチケットなんて呼ばれています。
この辺りのTipsも語学学校の日本人スタッフの方が事前に教えてくれて、日本資本の学校にしておいてよかったーって思ったポイントの一つですね。

アセスメントテスト

学校への申し込みが終わると入学前までにアセスメントテストを受けることになります。この結果でクラス分けをするらしいです。
リスニング、リーディング、ライティングのペーパーテストとインタビュー形式のオンラインスピーキングテストを受けたのですが、見事に散々な結果でした笑。
CEFRという基準でスコアをフィードバックしてもらえるのですが、リスニングA2、リーディングB1+、ライティングB1、スピーキングA2+で総合A2+(基礎レベル、C2が一番高くてA2は下から2番目、、、)というスコアでした。
ただこのテストのおかげで自分の弱点を改めて客観視出来たし、グループクラスでついて行けなかったらどうしよう??といった不安は多少拭えました。

荷物その他

荷物は1ヶ月以上の滞在ということで少し悩みましたが、LCCの受諾荷物制限もあるため、足りない分は現地調達するつもりで、とりあえず5日分くらいの服と最低限の荷物でパッキング。色々なサイトやYouTubeを参考にしながら持っていったほうが良いと言われるものも用意したのですが、日本語の参考書は持って行った方が良いと散々言われていたのに見事に忘れました。
一番持って行ってよかったと思ったものは赤ちゃん用おしりふき笑。フィリピンのトイレ事情についてはまた今度書きたいと思います。
それとフィリピン入国に際しては事前にe-Travelというシステムに渡航情報を登録する必要があります(2023年6月時点)。入力フォームは全て英語でしたが、そこまで難しい項目もなく、無事登録完了。

ついに出国

捨てチケットも用意した、パスポートの残存期限もOK(6ヶ月以上の有効期限が必要)、荷物もパック済みだし、e-Travelも登録済み!あとは成田空港に向かうだけです。
空港に着く前にオンラインチェックインは済んでるものの、受諾荷物があるためチェックインカウンターへ。朝一の便だったのですが、空港付近に前泊したおかげで早めにカウンターへ向かえたのでそこまで混雑していませんでした。ここで捨てチケットも提示して問題なくチェックイン完了。ただ出国ゲートはまだ空いていなかったので、列に並んでしばらく待ちます。
30分くらい待っているとセキュリティゲートが開いて、順次セキュリティチェックへ。その次に出国審査を済ませて搭乗ゲートへ向かいます。
コンセントのある席を無事確保して、搭乗開始を待ちます。LCCなので定時運行しない可能性の方が高いと思っていたのですが、しっかり搭乗時刻を30分くらい過ぎてから搭乗開始案内がされました笑

離陸からフィリピン到着

思っていたより少ない時間の遅延で離陸。たぶん10-15分くらい?
飛行機は離陸前までに寝てしまうのが通常なのですが、久しぶりの海外という興奮もあり、寝付けず。フライト中のほとんどは起きてた気がします。
機内食が下げられた後、しばらくすると機内は消灯されおやすみタイムに。この時も寝れずに起きていたのですが、突然CAさんの1人が前方の空いてる席で横になって寝出したのでとてもフィリピンっぽくて良いと思いました。
着陸の少し前に機内でノベルティーがもらえるゲームが始まったり、税関の書類を渡されて説明されたけどほとんど理解できなかったり、着陸寸前に見えた海の上を突っ切るハイウェイにテンションが上がったり、そんなこんなで約5時間半のフライトを経て、無事セブ・マクタン空港へ無事着陸。

事前にイミグレーションでの質問受け答えをシミュレーションまでして準備していたのに、実際はパスポート渡して顔確認されただけで、何の質問もなくあっけなく終了し、荷物も受け取っていざ出国。
まずは空港の両替カウンターへ。
空港の両替所はレートが悪いので5000円分だけ両替しようとしたら、最低10,000円からだといわれ仕方なく10,000円分両替。(後ほど聞いた話によるとそんな事はないとの事でふっかけられたのかも)
この後現地でも実感しましたが、セブ市内のモールにある両替所の方がレートが良い場合が多いです。ただ両替所によって全然レートが違うので要チェックです。

見出し画像にも使用した機内から見えたCCLEXというマクタン海峡を突っ切る高速道路

タクシーで実感するフィリピン

そんなこんなで両替も終わり、タクシー乗り場へ。セブは鉄道が通っていないので基本的には異動はバスやタクシーを利用することになります。
タクシー乗り場周辺にはたくさんのSIM屋さんが並んでいて3歩ごとに客引きにが声かけられる状態。私はたまたま契約していた携帯キャリアが特に申し込みなどは不要で15日間20Gまで海外データ通信が可能なのでスルーしつつタクシー乗り場へ。

マクタン空港には黄色いエアポートタクシーと白い普通のタクシーに乗ることが出来ます。エアポートタクシーは料金は高いけど空港公認の業者なので安心、白いタクシーは安いけど初心者はぼられやすいとの前情報があったので多少の出費は覚悟してエアポートタクシーの列へ。
自分の番が来て、ドライバーさんが電卓の画面を見せながら「750ペソでどうよ?」と言われ、特に疑いもせず了承。この時は気づいてなかったのですが、しっかりぼったくられてました。実際には400ペソくらいで済む距離だったので結果的に倍近く払ったことになります。
タクシーに乗る際はドライバーさんとの料金交渉ではなく、必ずメーターを使ってもらって正規料金で乗りましょう。

さて、ぼったくられてる事にも気づかないで、クラクション鳴らしまくり&隙あればとにかく車線変更する東南アジア流ドライビングテクニックを堪能していると、交差点で停車した瞬間に窓を叩く音が。
窓の外を見ると、小さい子どもを抱えた女性が何かを言いながらものを欲しがる仕草をしています。物乞いの人がいる事は事前に知っていたとはいえ、突然のことでただただ無視する事しか出来ずにいると、ドライバーさんが女性に何かを伝えドアをロック、その女性は渋々去っていきました。
近年著しく経済成長しているフィリピンですが、まだまだ街中でこういった方たちをよく見かけます。
この辺りの話もそのうち書けたらなあと思っています。

セブ市内を走り回っているド派手な乗合バスのジプニー


というわけで、次回は学校生活編を書いていきたいと思います。
それではまた。


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