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「過去の呪い」から逃れる方法

私はあまり小さい頃の記憶がない。

久々に三島由紀夫の『仮面の告白』を読んでも、
あまりにも鮮明な小さい頃の記憶に驚く。

私は小学校時代の記憶はほぼない。
小学校の先生の名前も覚えてない。

そんな忘れっぽい性格は現代を生きる上では、
非常にラッキーだったと思っている。

そのおかげか過去も気にならないし、
周りの目も気にならない。

そんな私が今週は40人近い人たちと対話した。
そこで感じたことを書いてみたい。

多くの人が、

「人生を変えたい」

とか思っているわけだけど、
どうしても足かせになっているものがある。
それは、

過去

だ。
拙著『移動力』にも

映画『エターナルサンシャイン』

の話を書いたけど、自分の人生から
過去を思い出すようなものは一切排除したほうがいい。

映画の中では恋人を忘れるための手術を受けるわけだが、
それと同時に過去を思い出させるものを全部捨てる。

過去は情報なわけで、脳から排除もできる。
そんなものに囚われることはない。

にもかかわらず、私たちは過去との整合性を取るために
行動してしまう。

これでは永遠に過去の延長線上の人生になってしまう。
だから、私は

環境を変えろ

といつも言っているし、そのために書いたのが『移動力」なわけだ。
本にも書いたように、

移動力=環境を切り替える力

だからだ。
私たちは慣れない環境にいったときに適応しようと意識が向くから、
過去との整合性から離れることができる。

だから、移動しまくっている人ほど過去に呪われていない。
同じ場所に長い時間住んでいる人ほど過去に呪われてしまう。
人生の100%を過去との整合性に取られてしまう。
だから、どんどん移動して環境に適応することに意識を向ける。

これが過去の呪いから逃れる方法だし、
人生を変える方法だと思う。

過去との整合性を取ろうとする無意識に、
いつもフェイントをかけていかないといけない。

それが

移動

なんだよね。
環境が変わったら今まで通りいかないからね。
今に集中せざるを得なくなるから。

よく、

今を生きろ

みたいなメッセージがあるけど、
そのためには環境を変えるしかない。

ということで、いろいろ書いたけど、よく、

「どこでパーソナルコーチング募集していますか?」

とか聞かれるんですが、もう2年以上一般募集をしてません。
基本は紹介でやってたんだけど、そろそろ一般募集しようかなと。

ということで、興味ある方は下記に登録を。


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