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禁酒をはじめてみました

はじめに

思い立って、禁酒を始めてみました。

毎年何かしらテーマを見つけて何かしら新しい事を習慣化したり、習慣をやめたりしているのですが、2019年は禁酒をテーマにしてみました。

これまでで禁煙とダイエットと読書は習慣化できたので今年は禁酒です。

結構飲んでたけどぱったり辞めて、今日現在で禁酒をはじめて約2ヶ月なのですがその感想と、なぜ今回僕が禁酒をしてみようかと思ったかを書いてみたいと思います。

起業家だから

起業家とは、新しい常識を世に問いていくのが起業家だと思うし、それが僕の職業だと思うんです。

起業家たるもの、日々常識との戦いなわけです。

そして、少し前から「当たり前に皆酒飲んでるけど、これってなんでだっけ?」って思い始めました。

まあ理由や歴史は色々あるとは思うのですが、一度常識のあっち側の立場に立って客観的に見てみると見えてくる景色もあるかなと思って辞めてみました。

今の常識をアンラーニングして、新しい常識をラーニングするのは習慣でありトレーニングであると思うので、今回も良い機会だなと思ってやってみています。

飲みすぎちゃうから

知ってる人は知ってると思うのですが、飲み始めると飲みすぎちゃうんですね。基本的にどうせやるならとことんまでの性格なので、毎回記憶を飛ばすラインを目指して飲んでしまいます。

これまでのようにあまり責任が大きくなかった頃は良かったのですが、これから上場も目指す中で、社会的責任が大きくなることを考えるとやめておいた方が良いなという結論になりました。

年を取ってパフォーマンス維持が難しくなったから

上の理由と繋がる所があるのですが、飲むと飲みすぎて次の日の前半そこそこ低いパフォーマンスで仕事をしなければいけなくなってしまうんですね。それが前からイヤだなと思っていました。

さらに、最近色々と状況がめまぐるしく変わってきていて、創業以来最も頭を使うようになってきています。
限られた時間でハードにディープにワークするためにお酒をやめてみようと思いました。

下の世代が飲まないっぽいから

これは東大生のアルバイトが沢山いた7年前くらいから薄々勘付いてはいたのですが、一回り下の世代ってお酒全然飲まないんですよね。これって新しい世代の常識になりえると思うんです。

テクノロジーだって文化だって常識だって常に新陳代謝しながらアップデートされていくと思うので、その波に逆らわず乗っかってみようかなと思って辞めてみました。

お酒に変わる嗜好品を発明したいから

スマホアプリにしても、デザインAIにしても、お笑いAIにしてもなのですが、常に新しい課題を探して実験する人生でいたいなと思っています。

そして、お酒ってめちゃくちゃデカイ市場の割に常識がずっと同じで変わり映えの無い世界だと思うんですね。でもよくよく考えてみてこれが未来永劫続くなんてわけないと思うんです。そしてお酒にも色々な課題があるわけで、これをディスラプトするようなテクノロジーってどっかのタイミングで出てくると思うんです。

例えば、一錠飲んだらすっと脳の活動が抑えられて高揚感が得られるけど中毒性が無くて、次の日にもパフォーマンスが下がらなくて健康にも体重にも影響が無い薬、とか、そういうのが出てくるかもしれない。

それが出てきた時にその波に乗っかりたいし、もしかしたらその波を作れる側になれるかもしれなくて、そういう目線や景色が見れる立場を取っておきたいなと思ってるわけです。

お酒の辞め方

お酒辞めてみたいなと思う人あんまりいないと思うのですが、もし辞めたいなと思った人の参考に僕が辞めてみた方法を書いてみたいと思います。

・奥さん(とても親しい人)に宣言する
・お酒の席で「あ、僕ノンアルコールで」と言う
・家にお酒を置かない

以上です。

お酒を辞めてみた感想

まず、朝がめちゃくちゃ気持ち良いです。そして睡眠の質がめちゃくちゃ良いので日中のパフォーマンスが確実に上がっています。体感としては生産性が1.5-2倍くらいになりました。

あと、お酒辞めたら人生つまらなくなっちゃうって思い込む人もいるかもしれないですが、今のとこそんな事は無いですね。人生で楽しい事は他にめちゃくちゃ沢山あります。心配な人はこれを読んでその思い込みを外してみると良いかもです。

そして、常識のこっち側にいるというのは(僕特有かもしれないですが)なんだか気持ちが良いです。

一点、少人数の時の会食時に気を使わせてしまっているかもしれないなと思うのが気がかりですが、同席した人に後日聞いても、あんまり気にしていなかったようなのでこっちが勝手に思ってるだけかもしれません。

結論、良い事ばかりっぽいので続けていきたいと思います。

ま、いつかまた飲み始めるかもしれませんが!笑

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