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【書評】2019年2月③ 福岡市を経営する

史上最年少の36歳で福岡市の市長になられた高島さんの一冊。

起業家や社長の観点とは少し異なるリーダーシップの発揮の仕方が非常に勉強になった。文中にもあり引用するが、

必要だったのは「弱者への配慮」であり、「平等」ではなく「公平」だったのです。〜中略〜「公平」に配慮して「公正」の実現を意識することが大切なのです。

非常に、市を運営するためのリーダーシップの難しさが凝縮されている。会社でのリーダーシップとは少し違う。

また掲げている「福岡をアジアのリーダー都市にする」というビジョンはめちゃくちゃすばらしいなと思うし、バランス感覚の優れた方だと思った。

芯が太く、実直で、ストイックな方であると随所から感じられた。

何かふらついてる時に読むとシャキッとする一冊かもしれない。

以下メモ

●プロフェッショナルが売っているのは「生き様」であり「戦う姿」
●リスクは怖くない。自分の命の役割に導かれるもの。
●街を変えるには、「よそ者、若者、バカ者」
●「一日一生」一日を一生と捉える。
●「成功の反対は失敗ではない。成功の反対は挑戦しないこと。」「幸せだから笑うんじゃない、笑うから幸せになる。」

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