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コマ撮りしてみた【ストリートファイター 春麗】

コマ撮りアニメーターの篠原健太です。
フィギュアをコマ撮りして遊んでいます。

今回はストリートファイターのキャラクター【春麗】を動かしてみました。ぜひご覧ください。

ちなみに前回はサクラを動かしました。

今回のフィギュアの種類はS.H.フィギュアーツです。

春麗はとても素直な作りでコマ撮りしやすかったです。素直な作りとはシンプルであり、かつ人に近いという意味です。

手のひらパーツが4種類ついてるので嬉しい。さらに1番嬉しいのは、開脚がしっかりできるということでした。

スピニングバードキックを再現

こういったフィギュアは当然、リアルの人間のように自由自在にポーズができません。しかし、そう見える瞬間さえ作ればコマ撮りアニメーションとして成立します。特にキメのポーズをしっかりつくるように気をつけました。キメのポーズは1番印象に残るからです。例えば、最初の構えてるポーズや技を当てた瞬間のポーズです。

キメをしっかりつくり、その間をスムーズにつなげるのか、粗く(ポーズの関連性を低くく)つなげるのかでとても印象が変わります。今はPCにインストールして使うドラゴンフレームというコマ撮りソフトがあるので、その都度、動きのチェックをしながらやれます。

ドラゴンフレームに関して↓

反射を避ける

コマ撮りは一枚一枚、写真を撮っていきます。写真を連続して再生させ動画にするのです。ですからあらゆることに気を配らなければいけません。
例えばアニメーターの服装です。いつもなるべく暗い色の服を着て撮影に臨みます。明るい色の服だと光を反射して環境が変わってしまうのです。

さらに今回はレッドブルの缶も撮りました。撮ってみると缶の表面に自分が写り込んでいました。カメラフレームの外に避けても、鏡のように写ってしまうのです。ということで毎回、ステージより下に伏せる避け方にしました。

ポーズが作れたら

毎回下に伏せて撮る。

これを何百回も繰り返します。とても良い運動です。体を大きく動かすのも僕がコマ撮りの好きなところのひとつです。

ちなみに帽子を被っているのは上からの照明が眩しいからです。

気功掌もコマ撮りしてみました。
YouTubeにメイキングもありますのでぜひどうぞ!

メイキングムービーはこちら↓

コマ撮りサークル作りました。


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