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人形を支えるタンクについて【フィギュアコマ撮り】

世界の感動時間を増やそう!こんにちは、篠原健太です。コマ撮りアニメーションを制作したり、発信したりしています。

フィギュアコマ撮りをTwitterで投稿してますと、色んな感想がもらえて面白いです。チャレンジして本当によかった!

僕はメイキング動画も投稿しています。そこに映っている人形を支える道具(タンク)に皆さん興味を示されました。これからコマ撮りをしたい人や、してるけどもっとクオリティを上げたい人もいるようです。
なんとか力になってあげられたらなぁと考えています。
ちなみにタンクは人形などを安定して固定するためのコマ撮り専門道具です。

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タンク

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上下スライダー(ミスミ製品スライダーステージ)付き

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ミスミのスライダーステージ


タンクは重りにスライダーをくっ付けたもののことです。このタンクに関節を装着します。

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関節(金属製)

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関節曲がった状態(ネジで硬さも調節可能)

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タンクに関節を装着した状態

この関節の先っぽに人形などを固定して突き出すのです。

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突き出し例

コマ撮り用の人形には突き出しをしっかり付けるための穴が設計されています。

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コマ撮り用人形。お尻に突き出しを差し込んでます。『モリモリ島のモーグとペロル』

もちろんフィギュアにはそんな仕掛けはないので、僕が固定する場合は強力両面テープを使います。

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突き出しの先端に強力両面テープを貼る。

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人形のカメラに見えない角度にペタリ。

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強力両面テープはこれを使用(粘着が強いのでフィギュアの塗装がハゲないか気をつけたほうがよい!)

この突き出しはほとんどの場合、バレることは前提で撮影します。背景だけの空舞台を撮っておき、後の編集で消します。

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上半分が編集で支えを消した画、下半分が編集前の撮りっぱなしの画。

後の編集で消す前提で支えを使うことができれば、アニメートもやり易く、自分のやりたいイメージに近づけると思います。ただし、タンクと関節で3万円以上のお値段になってしまいます。

フィギュアはとても軽いものが多いので、今紹介したタンクほどの強度は必要ないのでは?と思ったりしていて、日用品から工夫して自作するのか、タンクの簡易版を開発するのか…

一般の人が手軽に手に入れられて、役に立てる道具を作ってみたいなぁ。

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コマ撮りサークル作りました!コマ撮りの将来について語る場、僕のチームAnimistの新人育成の場としても使います。コマ撮り関係じゃないメンバーもいますので、興味のある方ぜひお入りください。僕のリアルタイムに考えていることも発信します。


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