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コマ撮りしてみた【ポテトチップスを食べるウィザード】

こんにちは、篠原健太です。コマ撮りアニメーションを制作したり、発信したりしています。

昨日Twitterに投稿させていただいたフィギュアコマ撮り『ウィザードのオフショット』がとても楽しんでいただけていて嬉しいです!(いつもの僕のフィギュアコマ撮りとは少し傾向が違うので心配でしたがホッとしました。みなさま、いつもありがとうございます。)

Twitterに投稿すると黒フレームが入ってしまいましたが、ループできるように作ってます。

gif ループ

S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーウィザード フレイムスタイル フレームレート12fps 撮影時間3〜4時間くらい

引き算

演出は、今ある素材で一日以内に撮れるものという条件から引き算で考えました。

・座っていれば移動がないので時間短縮できます。支える仕掛けやタンクも使わなくていいのでバレ消し編集の手間も省けます。

・ループにすれば撮った尺が短くても楽しめます。ポテトチップスを食べるパターンとご本人登場パターンの2種類を撮っていれば変化も作れます。

固定について

座りポーズはフィギュアの可動内で良い座りポーズを探すとこうなりました。さすがにあぐらをかくことは難しかったです。気をつけることは固定です。上半身を動かすときにつられて下半身が動いてしまわないようにしっかりと地面に固定しました。カメラに映らないお尻側にブルタックをたくさん詰めてます。

ポテトチップスの持たせ方ですが、両手で持つときは右手と左手で挟み込んで引っ掛けました。

袋から取り出す時は片手で持たなくてはいけなかったので、ここでもブルタックを使い、手とポテトチップスの隙間を埋めました。ポテトチップスの油分があるので粘着が効きづらくポロポロ落っこちて、なかなか苦戦はしました。


ポテトチップス

食べていくポテトチップスは少しずつ削っていきました。食べ方をリアルにすると、とても難しく時間もかかるので、今回はコミカルに素早く食べていく動きにしました。

コマ撮りアニメーション

今回は技術というよりも、制限がたくさんある中で面白くするにはどうしたら良いかを考えることが重要でした。僕は決して「安上がりでもコマ撮りできます」ということを言いたいわけではありません。むしろ逆で、コマ撮り作品の価値を高めたいと思っています。価値は受け手のインプットによって決まってしまうので、コマ撮りの魅力をお伝えするためにこういった情報発信をしているんです。届いてこの想い。


おまけ

今回の食べっぷりは「志村けんのスイカ早食い」を意識しました!

つづく。


記事を読んでいただきありがとうございます!サポートしていただけると面白い作品を作る費用になります!